ニホンツキノワグマ
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ニホンツキノワグマ Ursus thibetanus japonicus
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 哺乳綱 Mammalia > ネコ目(食肉目) Carnivora > クマ科 Ursidae > クマ属 Ursus > ツキノワグマ(種)Ursus thibetanus >ニホンツキノワグマ(亜種)Ursus thibetanus japonicus
解説
- 東アジアから東南アジア,ヒマラヤ,中央アジアに広く分布する中型のクマ.
- 国内では,本州と四国に分布している.
- かつては九州にも生息していたが,現在は絶滅したと考えられている.
- 植物食中心の雑食性で,葉や果実,ブナ類の堅果,昆虫,小動物などを食べる.
- 森林に生息し,木登りが得意であり,木に登って木の実などを食べる.
- 樹上で木の実を食べた際,熊棚と呼ばれる小枝などが折れて積み重なった痕跡が見られる.
- 近年は森林から人里へ降りてくることも多く,人身事故や農作物被害が問題となっている.
天然記念物・RDB
- 環境省RDB:地域個体群(LP)
- 広島県RDB(2003):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県RDB(2011):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県RDB(2021):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県指定野生生物種
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- 別名,アジアクロクマ,ヒマラヤグマ.
英名
- Japanese black bear
広島県方言
備考
参考文献
- 広島哺乳類談話会(編). 2000. 広島県の哺乳類. 169 pp. 中国新聞社, 広島.
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