ニホンイシガメとクサガメの見分け方

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
ニホンイシガメ(左)と黒化したクサガメのオス(右).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Mar. 19, 2021)

解説

  • ニホンイシガメは甲羅の後端がのこぎり状になっており,首に模様がなく,四肢にオレンジの模様がある.
  • クサガメは甲羅の後端が円くなっており,背面に3本の隆条(キール)がある.幼い時やメスには首に模様がある(オスは黒化すると模様が消える).
  • 両種の雑種は稔性(ねんせい)をもち,雑種同士やニホンイシガメクサガメと交雑することがある.雑種は両種の特徴が現れる.雑種は通称で「ウンキュウ」と呼ばれるが正式名称ではない.

見分け方に関連するページ

両生類

爬虫類

鳥類

広島大学総合博物館のイベント

賀茂北高生がガイド!オオサンショウウオ調査体験!

11月2日(日)に,「賀茂北高生がガイド!オオサンショウウオ調査体験!」を実施します

東広島市豊栄町には国の特別天然記念物オオサンショウウオが生息しています。

今回の調査体験のガイドは、保全に取り組む賀茂北高校の高校生!

地域の希少な生き物を守る体験を、あなたもしてみませんか?

日時:11月2日(日)10:00~12:00

場所:乃美地域センター(東広島市豊栄町乃美3163)

対象:小学3年生以上

定員:20名(抽選)

申込:https://forms.gle/zR81rAsfZqS2tzMbA

参考文献

  • 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.

更新履歴

  • 2022.05.06 ページ更新.

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の爬虫類 > ニホンイシガメとクサガメの見分け方 | 広島県の動物図鑑 / 和名順