ニホンイシガメとクサガメの見分け方

提供: 広島大学デジタル博物館
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ニホンイシガメ(左)と黒化したクサガメのオス(右).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Mar. 19, 2021)

解説

  • ニホンイシガメは甲羅の後端がのこぎり状になっており,首に模様がなく,四肢にオレンジの模様がある.
  • クサガメは甲羅の後端が円くなっており,背面に3本の隆条(キール)がある.幼い時やメスには首に模様がある(オスは黒化すると模様が消える).
  • 両種の雑種は稔性(ねんせい)をもち,雑種同士やニホンイシガメクサガメと交雑することがある.雑種は両種の特徴が現れる.雑種は通称で「ウンキュウ」と呼ばれるが正式名称ではない.

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広島大学総合博物館のイベント

  • 2024年12月21日(土)13:00~15:30に広島大学総合博物館『第83回公開講演会』が開催されます.

内  容: シンポジウム「いきものと生きる~生物多様性が減少する今、考え動くために~」

6度目の大絶滅といわれる今、日本各地で生き物を守る活動が展開されています。研究者や保全活動の現場の声を聞いて、今できることを考えてみませんか?

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参考文献

  • 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.

更新履歴

  • 2022.05.06 ページ更新.

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