トウネズミモチ

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トウネズミモチLigustrum lucidum Ait.(広島県広島市東区; 撮影: 坪田博美, June 20, 2016)
広島県東広島市鏡山 Hiroshima University, Higashi-hiroshima, Hiroshima, Japan(撮影: 坪田博美.March 23, 2016)
トウネズミモチの果実(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 22, 2018)

トウネズミモチ Ligustrum lucidum Aiton

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > シソ目 Lamiales > モクセイ科 Oleaceae > イボタノキ属 Ligustrum

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > モクセイ科 Oleaceae > イボタノキ属 Ligustrum

解説

  • 常緑小高木.
  • 葉は対生.卵形で,革質,全縁,両面無毛.
  • 果実はほぼ球体で,秋に黒紫色に成熟する.
  • 庭木や街路樹として植栽され,鳥により種子が散布されて逸出し,野生化したものが見られる.雑木林や極相林への侵入も危惧されている.要注意外来生物に指定されている.
  • ヒヨドリメジロシジュウカラなどが主要な採餌鳥類である(伊藤・藤原 2007).
  • 本種によく似た種にネズミモチがある.トウネズミモチネズミモチより葉と花が大形であり,花期が遅い.また,トウネズミモチネズミモチと比べて葉質が薄く,葉の先端がやや尖る点,裏から見ると側脈が透けて見える点,果実が球体である点などで区別できる.
  • 類似するオオバイボタ(L. ovalifolium Hassk.)の園芸品種は広島県内各地に植栽され,とくに生け垣に用いられている.
  • 海外で侵略的な外来種とされている.
  • ネズミモチとの雑種形成については,亀山ほか(2012)で否定的な結果が報告されている.

花期

  • 6-7月

分布・産地・天然記念物

分布

  • 中国原産で,明治初期に渡来したとされる.

産地

天然記念物

標本

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

ギャラリー

文献(出典)

文献(引用)

インターネットリソース

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