ツワブキ
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ツワブキ Farfugium japonicum (L.) Kitam.
シノニム
その他
- Farfugium japonicum (Linn.) Kitam.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > ツワブキ属 Farfugium
解説
- 葉は常緑で,広島県ではあまり利用しないが,葉柄は食用になる.
- 花は黄色で大きく美しい.しばしば,庭園に植栽され,斑入りがある.
花期
- 花は10-11月に開花する.
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,島嶼部から沿岸部の温暖な地域に分布し,海岸の崖地や海岸林に生育する.
- 沿岸部の市街地では,海岸から離れた場所に生育している所もあるが,そこは昔の海岸線である場合が多い.
- 廿日市市地御前や広島市西区草津などがその例である.
- そのような場所は,近年,急傾斜地崩壊対策事業などによりコンクリート壁が築造され,植生が消滅した所が多い.
産地
天然記念物
標本
- 廿日市市地御前(ts-900526),広島市江波山(km-2294),府中町城ヶ丘(yw-3625),呉市白岳山(mt-10497),倉橋町鹿島(sy-100),上蒲刈島(mt-16043),豊島(hh-7560),三原市鉢ヶ峰(sf-4134),生口島(sf-4584),尾道市戸崎(sf-2864),因島(yk-4794),内海町横島(sf-2809),仙酔島(sf-4734)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 57830
文献(出典)
- 呉市教育委員会(1970),関ほか(1975),土井(1983),関ほか(1994),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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