ツルマオ

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ツルマオ Gonostegia hirta (Blume) Miq.

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱(双子葉植物綱) Magnoliopsida > バラ上目 Rosanae > バラ目 Rosales > イラクサ科 Urticaceae > ツルマオ属 Gonostegia

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > イラクサ科 Urticaceae > ツルマオ属 Gonostegia

解説

広島市の太田川河畔に近い所にきわめて稀に分布する熱帯系の雑草.環境庁自然保護局(1992)の都道府県別分布表によれば,本州で本種が記録されている県は広島・島根・静岡である.太田川の生育地は広島藩の薬草園であった日渉園の近くであることから,薬草として栽培していたものが逸出したのではないかとの説もある.島根県江の川での関の観察によれば,本種は河川敷に群生している所が数か所ある.多分,太田川のツルマオも河川敷に由来するものであろう.過去に琉球列島か東南アジアから海流で漂着し,川を溯ったものと推察される.


花期

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

産地

天然記念物・RDB

  • 広島県RDBカテゴリ(2003):準絶滅危惧(NT)
  • 広島県RDBカテゴリ(2011):準絶滅危惧(NT)
  • 広島県RDBカテゴリ(2021):準絶滅危惧(NT)

標本

  • 広島市(ts-871215)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 13050
  • 県RDB

文献(出典)

  • 土井(1983),広島市教育委員会(1998),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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