ソウギョ

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ソウギョ(広島県東広島市西条下見; 採集: 逸見敬太郎 他, 撮影: 有村拓真, Jun. 5, 2024)
ソウギョの頭部(広島県東広島市西条下見; 採集: 逸見敬太郎 他, 撮影: 有村拓真, Jun. 5, 2024)

ソウギョ Ctenopharyngodon idellus

分類

脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > コイ目 Cypriniformes > コイ科 Cyprinidae > クセノキプルス亜科 Oxygastrinae > ソウギョ属 Ctenopharyngodon > ソウギョ Ctenopharyngodon idellus

解説

  • 中国四大魚

比婆科学教育振興会(1994)より引用

  • 中国大陸からの移入魚.体長80~150 cmの大型魚.
  • 日本への移入は明治時代に始まり,たんぱく源として各地に放流された.
  • 広島県では,江の川水系に放流されたらしいが,絶滅していると思われる.
  • 現在では,コイ養魚池の水草取りのため,ため池に放たれていることがある.
  • 水草を主な餌とする(漢字で「草魚」,英語で「grass carp」).
  • 生息には流れの緩やかな長い河川,特に下流域が発達した河川で,水草が繁殖しているところが適している.
  • 産卵は中流域まで遡上,増水時の本流の流れの中で行われるという.
  • 産卵された卵は川を下っているうちに2日でふ化する.流程延長の短い河川では,ふ化するまでに卵が海に入り込んでしまうため,繁殖しない.
  • 我が国では,利根川で繁殖が確認されている.

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

産地

天然記念物・RDB

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • 特になし

英名

  • grass carp

広島県方言

  • 特になし

備考

参考文献


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