ススキとオギの見分け方

提供: 広島大学デジタル博物館
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ススキオギは,同じイネ科ススキ属の植物であるが,以下の特徴で区別できる.

  • ススキは,根茎は短く,草地に生え,株を作り,小穂は汚黄色で,小穂の基毛は白色まれに淡紫色で,長さは小穂と同長か少し長く,第2小花の護穎に8-15mmの芒がある.以上の点で区別できる.また,葉の裏面は多少粉白色を帯びる.花期は8-10月.
  • オギは,長い根茎を持ち,水辺に生え,群生するが株を作らず,小穂は帯褐色で,小穂の基毛は銀白色で長さは小穂の2-4倍,第2小花の護穎の多くは芒がない.以上の点で区別できる.花期は9-10月.


生育

根本

標本

参考文献

大橋広好・門田裕一・邑田 仁・米倉 浩司・木原 浩(編).日本の野生植物2, 改訂新版.2016.平凡社.東京.p.89


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広島大学総合博物館のイベント

  • 第30回ふむふむギャラリー「海の中でかくれんぼ? HIDE AND SEEK IN THE OCEAN?」

会期:2025年2月19日(水)~2025年2月28日(金)

会場:総合博物館 本館

開館時間:10:00~17:00※2月23日(日)〜25日(火)は休館となります。

概  要:  ブラジル発の"マングローブの中でかくれんぼ?"プロジェクトでは、太平洋から大西洋に生息する様々な擬態魚について調査しています。本企画展では、ブラジルの大学生アレクシャ・ケイロズさんの協力のもと、調査の成果を展示いたします。

※本展示は、ブラジルのthe Paulo Gustavo law grantの支援による"Hide and seek in the mangrove?"プロジェクトにより実施されています。

  • ギャラリートーク

 ブラジルの大学生アレクシャ・ケイロズさんが「葉っぱになりすます魚」のヒミツやふしぎについて展示解説を行います。※日本語の同時通訳あり

開催日時:2月22日(土)  14:00 〜 16:00  (予約不要・参加無料)


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