コケ/文化/和歌

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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コケ独特の緑の美しさを詠んだ歌

広庭の木陰木かげをくまどりて苔のさみどりしみむせるかも
                                                 伊藤左千夫
(以上 針ケ谷鐘吉 植物短歌辞典正より)
杉苔の新葉の萌えのあかるくて古葉赭茶けぬ野の寺の庭
                                                五島 茂
苔のいろうるほう頃をあまつさへ時雨過ぎけり苔庭の光沢
                                                吉野秀雄
よく降りしよべの雨水吸ひたりて樹の根の苔は青みだちたり
                                                長谷川銀作
 降りつづく梅雨の薺間を青々とあざやぐ苔の色の清しさ
                                                武富秀文
 庭隅にかそけきものか苔の花茎だち赤く日に透きて見ゆ
                                                栗田寿美衛
(以上 針ケ谷鐘吉 植物短歌辞典続より)

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