ゲンゴロウブナ
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ゲンゴロウブナ Carassius cuvieri
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 顎口上綱 Gnathostomata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > コイ目 Cypriniformes > コイ科 Cyprinidae > フナ属 Carassius > ゲンゴロウブナ Carassius cuvieri
解説
比婆科学教育委員会(1994)より引用
- 琵琶湖原産であったが,現在では全国に移植され,養魚池や湖沼に放流されている.
- 広島県では,湖沼やため池に放流されたものが自然繁殖している.
- 河川で本種を見るのはまれで,それらは池や湖などから逃げ出したものと思われる.
- 成魚の体長は約30 cm.フナの仲間では最も大きくなり,60 cmを超えるものもいる.
- 湖沼の表層から中層を群れになって泳ぎ,植物プランクトンを食べる.
- ギンブナに比べ著しく体高が高く,体形はひし形に近い.
- ギンブナと違ってオスがおり,性比はほぼ1対1である.
- 産卵期は3~7月.岸辺の水草やごみに産み付ける.
天然記念物・RDB
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- へらぶな
英名
- Japanese white crucian carp
広島県方言
- へらぶな(全県)
ギャラリー
備考
参考文献
- 比婆科学教育振興会(編). 1994. 広島県の淡水魚, 増補改訂版. 239 pp. 中国新聞社, 広島.
- 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
- 田口 哲. 2014. フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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