クロフネサイシン
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クロフネサイシン Asiasarum dimidiatum F.Maek.
シノニム
その他
- Asiasarum dimidiatum (F.Maekawa)F.Maekawa(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae > ウスバサイシン属 Asiasarum
解説
本種は,これまで,紀伊半島中部から四国,九州中部に分布が知られていたもので,ごく最近,広島県に分布することが確認された.ベニマンサク,キレンゲショウマ,オオマルバノテンニンソウ,オモゴウテンナンショウなどいわゆる「ソハヤキ分布」の要素が広島県西部に知られているが,本種もその一例で,植物地理学上からきわめて重要である.ウスバサイシンによく似ているが,本種の花柱は3個,雄しべは6個である.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
標本
- 県西部(ts-970612:菅原 敬同定)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
- 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
- 環境庁コード: 19720
文献(出典)
- 藤田ほか(1997),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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