キカマキリモドキ 広島大学東広島キャンパス

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > キカマキリモドキ

キカマキリモドキの成虫(オス).カマキリとは前脚の構え方が異なる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2020)
キカマキリモドキの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 3, 2020)
キカマキリモドキの初齢幼虫.(佐藤祐輔氏提供; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 3, 2021)

キカマキリモドキ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Eumantispa harmandi

分類

  • カマキリモドキ科 Mantispidae

分布

  • 本州,四国,九州.

解説

  • 丘陵~山地にかけての森林に生息.
  • カマキリのような鎌状の前脚を持ち,小昆虫を捕食する(カマキリとは分類学的に全く別の昆虫).
  • 幼虫はクモのメスに寄生し,クモが産卵する隙を見計らって卵嚢に侵入し,卵を食べて育つ.
  • ヒメカマキリモドキに似るが,本種のほうが大型で前胸全体が鮮やかな黄色.
  • 東広島キャンパスではサカキの葉に多数集まっているのを観察することができた.
  • 東広島キャンパスでの個体数は少ない.

ギャラリー

備考

参考文献

  • 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > キカマキリモドキ