カンサイスノキ
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カンサイスノキ Vaccinium smallii A.Gray var. versicolor (Koidz.) Yamaz.
シノニム
その他
- Vaccinium smallii A.Gray var. versicolor (Koidz.) Yamazaki(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ツツジ科 Ericaceae > スノキ属 Vaccinium
解説
- これまでスノキと報告された下記の文献は本変種である.
- 葉の裏面の主脈と葉柄の下部に曲がった毛がある.
- 基本変種(var. glabrum Koidz.,狭義のスノキ)は中部地方に分布し,主脈と葉柄は無毛である.
- 広義のスノキVaccinium smallii A.Grayとして扱われる場合もあるが,現在以下の3変種1品種が認められている.
- オオバスノキVaccinium smallii A.Gray var. smallii
- ケナシオオバスノキVaccinium smallii A.Gray f. glabrescens (H.Hara) M.Mizush. & O.Mori
- カンサイスノキVaccinium smallii A. Gray var. versicolor (Koidz.) T.Yamaz.
- スノキVaccinium smallii A.Gray var. glabrum Koidz.
花期
- 4-5月
分布・産地・天然記念物
分布
産地
- 廿日市市宮島町
天然記念物
標本
- 大竹市前飯谷(km-6065),吉和村冠山(yh-245),加計町温井(yy-6352),三段峡(yw-5079),湯来町大峯山(mt-7741),豊平町竜頭山(yy-6528),佐伯町権現山(mt-10634),極楽寺山(mt-10441),広島市鉾取山(yy-11705),熊野町石岳山(mt-13394),福富町上竹仁(yy-4936),府中町水分峡(hh-4413),海田町日浦山(yw-5959),東広島市市畑(mt-7815),呉市石山(mt-11655),黒瀬町国近(km-3915),三良坂町長沢(kk-1441),口和町宮内(hn-955),久井町宇根山(sf-8842),三原市仏通寺(yw-1157),甲山町今高野山(ns-1422),御調町下山田(yk-6901),大和町下徳良(yk-7512),豊栄町天神嶽(mt-16091),尾道市摩訶衍山(sf-773),世羅西町黒川(sf-1301),上下町岳山(yk-8499),庄原市大黒目山(yw-4956),高野町神之瀬湖畔(yw-11018),神之瀬峡(kk-2920),比婆山(yw-5286),神石町長者原(sf-500),神石郡三和町星居山(yo-27),東城町鳶ノ巣山(hn-1850)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- これまで広島県でスノキとよばれていたもの.
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 42500
文献(出典)
- 堀川ほか(1959),関ほか(1975),山下(1977),井波(1982),関ほか(1994),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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