カネヒラ

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カネヒラの標本(広島県三次市三良坂町 江の川水系産; 撮影: 平山琢朗, Aug. 1, 2012)
カネヒラの標本(広島県福山市芦田町 芦田川水系産; 撮影: 平山琢朗, Mar. 24, 2017)

目次

カネヒラ Acheilognathus rhombeus

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 顎口上綱 Gnathostomata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > コイ目 Cypriniformes > コイ科 Cyprinidae > タナゴ属 Acheilognathus > カネヒラ Acheilognathus rhombeus

解説

  • 琵琶湖以西の本州,九州北西部に分布.
  • 広島県では,江の川と芦田川に生息する.生息域は中下流域の水草の茂る淀みに多い.
  • 体長は7~11cm.体高が高く,吻端は前方下方にやや突き出し,一対のひげがある.体側には暗青色の縦帯があり,肩部には暗色斑がある.繁殖期のオスは虹色に輝き美しい.
  • 産卵期は秋で,9月から10月.生きた二枚貝の鰓の中に産卵し,産卵された卵は約半年間貝の中で過ごしたのち,翌年の4月から5月頃に稚魚が貝より泳ぎ出る.
  • 貝への選択性が強く,水系により異なる.可愛川(江の川水系)ではマツカサガイニセマツカサガイカタハガイに,芦田川水系ではイシガイだけに産卵する.

天然記念物・RDB

  • 広島県内では該当なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

  • にがぶな(全県)
  • ええにょうぼう(婚姻色の出たオス,可愛川)
  • あきたなご(土師)

備考

参考文献

  • 比婆科学教育振興会(編). 1994. 広島県の淡水魚, 増補改訂版. 239 pp. 中国新聞社, 広島.
  • 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
  • 田口 哲. 2014. フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.

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