オオトリゲモ
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > オオトリゲモ | 広島県の植物図鑑 / 和名順
オオトリゲモ Najas oguraensis Miki
シノニム
その他
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > ユリ上目 Lilianae [= Monocotyledones 単子葉植物] > オモダカ目 Alismatales > トチカガミ科 Hydrocharitaceae > イバラモ属 Najas
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > イバラモ科 Najadaceae > イバラモ属 Najas
解説
- 一年生の水草.
- 葉は対生し鋸歯がある.茎は長くなり,もろく折れやすい.
- 本州,四国,九州,沖縄の湖沼やため池,水路などに生育.
- 日本および中国に分布.
- 広島県では稀産.
- 学名の種小名にあるoguraensisは京都府にある巨椋池(おぐらいけ)に由来.
- 本属の識別には,葉鞘や種子,雄蕊の葯室数などを観察する必要があるが,Midorikawa et al. (2020)で標本を用いたトリゲモとオオトリゲモの識別について述べられている.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
標本
- 黒瀬町楢原(yh-928)
- Hiroshima Pref., Higashihiroshima-shi, (O-HH), [S. Midorikawa et al., Aug. 26, 2017, NGU4644, 6645 (DHS), Jul. 23, 2018 NGU6550–6555 (DLS)] (Midorikawa et al. 2020)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 61210
関連ページ
インターネットリソース
- 改訂版トリゲモ同定術 https://waterplants.web.fc2.com/fieldnote_vol10.html (2024年6月30日閲覧)
文献(出典)
- 角野(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
参考文献
- 大滝 末男. 1980. 日本水生植物図鑑. 318 pp. 北隆館, 東京.
- 下田 路子. 1987. 西条盆地(広島県)の溜池の水草. 水草研会報 29: 5-7.
広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > オオトリゲモ | 広島県の植物図鑑 / 和名順