エントモファガ・グリリ 広島大学東広島キャンパス

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エントモファガ・グリリに感染したと思われるクルマバッタモドキ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Oct. 18, 2022)

エントモファガ・グリリ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • エントモファガ・グリリ
  • バッタカビ

学名

  • Entomophaga grylli

分類

  • ハエカビ科 Entomophthoraceae

解説

  • バッタ類に強い宿主特異性をみせる接合菌類の昆虫疫病菌類.
  • 子実体を形成しないのできのこではないが,ここでは広い意味での冬虫夏草として紹介する.
  • 胞子は皮膚から昆虫体内に侵入し菌糸を成長させ,感染したバッタ類は最終的に草本植物などにつかまった状態で死ぬ.
  • 東広島キャンパスでは秋に,感染したバッタ類の死骸を雨後など多湿な状況の草地やビオトープ周辺などで観察できる.

備考

参考文献

  • 今関六也・大谷吉雄・本郷次雄(編著). 2011. 山溪カラー名鑑 日本のきのこ, 増補改訂新版. 山と溪谷社, 東京.

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