エゴマ
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エゴマ Perilla frutescens (L.) Britton
シノニム
- Perilla frutescens (Linn.) Britton var. frutescens(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > シソ科 Lamiaceae > シソ属 Perilla
解説
- インド,中国南部が原産地と推定され,古くから荏油(えのゆ)を種子から採取するために栽培された.
- 縄文時代の遺跡からも種子が出土している.
- 中世では瀬戸内海沿岸でさかんに栽培され,現在,それが野生化して残っている.
- シソ(紫蘇)[var. crispa (Thunb.) Decne.]は同種であるが,よい香りがある.
- エゴマはシソより大形で,果実のがくの長さ1 cmに達し,悪臭がある.
- 広島県では,エゴマは少なく,レモンエゴマの方が多い.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- インド,中国南部が原産地と推定される.
産地
天然記念物
標本
- 広島市古川(zs-2020),三良坂町田戸(ts-910943),三次市上畠敷(rn-10330),神辺町川南(sf-3071),油木町貝原(yy-6754),新市町神谷川(yy-14948)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 48800
文献(出典)
- 河毛(1974),江塚・松本(1985),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
- 新田みゆき・田中大介・白田和人. 2005. 広島県宮島および対岸の廿日市におけるシソ近縁野生種レモンエゴマの探索. 植探報 21: 105-113.
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