ウラジロマタタビ

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ウラジロマタタビ(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 内田慎治, May. 27, 2014)
ウラジロマタタビ(花)(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 内田慎治, May 27, 2014)
ウラジロマタタビの実(廿日市市宮島町; 撮影: 向井誠二, Oct. 10, 2001)
ウラジロマタタビ(広島県廿日市市おおの自然観察の森 Ohno, Hatsukaichi-shi, Hiroshima, Japan; 撮影: 坪田博美 Hiromi Tsubota. July 26, 2016)
ウラジロマタタビの葉の裏面(広島県廿日市市おおの自然観察の森 Ohno, Hatsukaichi-shi, Hiroshima, Japan; 撮影: 坪田博美 Hiromi Tsubota. July 26, 2016)

ウラジロマタタビ Actinidia arguta (Siebold & Zucc.) Planch. ex Miq. var. hypoleuca (Nakai) Kitam.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > マタタビ科 Actinidiaceae > マタタビ属 Actinidia

解説

  • 萼に毛が少ない.
  • 葉は小型で長い傾向がある.葉の裏面は粉白色から緑白色で,ややつやがあり細かい脈が目立つ.葉縁には刺状の鋸歯がある.また,主脈上に硬い毛はないが,サルナシ同様,葉腋に毛叢がある.
  • マタタビサルナシに類似するが,ウラジロマタタビは葉の裏面の脈上に毛がない点で区別できる.サルナシでは鋸歯が刺状で細かく葉縁に対して角度があるが,ウラジロマタタビの鋸歯は葉縁に対する角度が浅く,葉の先端に向かって流れる傾向がある.
  • 基本変種はサルナシ.キウイフルーツ(オニマタタビまたはシナサルナシ,中国原産)の仲間.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 広島市安駄山(hh-4736),府中町水分峡(mt-6325),三原市仏通寺(yw-1177),野呂山(mt-8668),庄原市葦嶽山(km-3108),安芸津町三津(hh-6917),東広島市馬木(km-3804),福富町段原山(km-5029),高宮町下式敷(yy-12486),宮島(ts-1293),廿日市市野貝原(yw-9379),双三郡三和町大土山(yy-14699),神之瀬峡(hh-8542),甲山町伊尾(ns-760),世羅町戸張(ns-145),神石郡三和町星居山(mt-16240),総領町黒目(sf-442)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 20410

文献(出典)


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