イトクズモ

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イトクズモ Zannichellia palustris L. var. indica (Cham. ex Morong) Graebn.

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > ユリ上目 Lilianae [= Monocotyledones 単子葉植物] > オモダカ目 Alismatales > ヒルムシロ科 Potamogetonaceae > イトクズモ属 Zannichellia

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > ヒルムシロ科 Potamogetonaceae > イトクズモ属 Zannichellia

解説

  • 佐藤(1965)によれば,広島県では,明治43年(1910)に竹原市忠海から採集されているが,その文献と標本は不詳である.
  • 佐藤(1965)は広島市東雲のハス田から報告したが,そこは住宅地になってしまった.
  • 関太郎と半田信司は,1989年5月26日に,竹原市の下水処理場の排水池で見つけた.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 本種は北海道(釧路・十勝),本州(青森・秋田・宮城・神奈川)から知られていたが,最近,広島県,島根県と岡山県でも発見された.
  • 広島県竹原市の生育地は個体数は多くないが,現状は維持されている.

産地

天然記念物

標本

  • 竹原市(ts-890526)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ミカヅキイトモ

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ(2003):絶滅危惧I類(CR+EN)
  • 広島県RDBカテゴリ(2011):絶滅危惧I類(CR+EN)
  • 広島県RDBカテゴリ(2021):絶滅危惧I類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)
  • 環境庁コード: 61070
  • 環境庁RDB,県RDB

文献(出典)

  • 佐藤(1965)(広島市東雲町,絶滅),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

引用文献

  • 佐藤月二.1965. デルタの生物誌(8),ミカズキイトモ. ヒドラ会会報 9(2): 1-2.

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