イトクズモ
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > イトクズモ | 広島県の植物図鑑 / 和名順
イトクズモ Zannichellia palustris L. var. indica (Cham. ex Morong) Graebn.
シノニム
その他
- Zannichellia palustris Linn. var. indica (Cham. ex Morong) Graebn.[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.]
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > ユリ上目 Lilianae [= Monocotyledones 単子葉植物] > オモダカ目 Alismatales > ヒルムシロ科 Potamogetonaceae > イトクズモ属 Zannichellia
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > ヒルムシロ科 Potamogetonaceae > イトクズモ属 Zannichellia
解説
- 佐藤(1965)によれば,広島県では,明治43年(1910)に竹原市忠海から採集されているが,その文献と標本は不詳である.
- 佐藤(1965)は広島市東雲のハス田から報告したが,そこは住宅地になってしまった.
- 関太郎と半田信司は,1989年5月26日に,竹原市の下水処理場の排水池で見つけた.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 本種は北海道(釧路・十勝),本州(青森・秋田・宮城・神奈川)から知られていたが,最近,広島県,島根県と岡山県でも発見された.
- 広島県竹原市の生育地は個体数は多くないが,現状は維持されている.
産地
天然記念物
標本
- 竹原市(ts-890526)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ミカヅキイトモ
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ(2003):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 環境庁RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)
- 環境庁コード: 61070
- 環境庁RDB,県RDB
文献(出典)
- 佐藤(1965)(広島市東雲町,絶滅),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 佐藤月二.1965. デルタの生物誌(8),ミカズキイトモ. ヒドラ会会報 9(2): 1-2.
広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > イトクズモ | 広島県の植物図鑑 / 和名順