アキアカネ

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アキアカネ(広島県東広島市; 撮影: 有村拓真, Nov. 29, 2025)
アキアカネの成虫.(広島県呉市野呂山, Sep. 4, 2004)


アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883)

シノニム

  • Diplax frequens Selys, 1883

分類

節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > トンボ目 Odonata > 不均翅亜目 Anisoptera > トンボ科 Libellulidae > アカネ亜科 Sympertrinae > アカネ属 Sympetrum > アキアカネ Sympetrum frequens

解説

  • 体長40 mm程度の代表的な「赤とんぼ」である.本種は,ナツアカネによく似るが,雌雄ともに胸部の短い黒条の先端が細く尖る.黒条の太さは個体差が大きく,タイリクアカネのように細い個体も見られる(尾園・二橋,2024).
  • 6~7月に羽化してすぐに山上に集まり,10~11月に再び平地に戻って交尾・産卵する.
  • 主に水抜き後の水田や池干しがされたため池などの浅い水辺を好んで産卵する.湿った泥や浅い水たまりをめがけて連結打水産卵をする様子が観察される.
  • 中干し期間の延長による乾田化やネオニコチノイド系の農薬などの影響を強く受けるため,全国で数を減らしている.

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

  • 北海道,本州,四国,九州.
  • 朝鮮半島,中国,ロシア極東.

産地

  • 広島市,呉市,三原市,尾道市,福山市,府中市,三次市,庄原市,大竹市,東広島市,廿日市市,安芸高田市,熊野町,坂町,安芸太田町,北広島町,大崎上島町,世羅町,神石高原町(広島県RDB2021).

天然記念物・RDB

  • 環境省RDBカテゴリ:該当なし
  • 広島県RDBカテゴリ(2003): 該当なし
  • 広島県RDBカテゴリ(2011): 該当なし
  • 広島県RDBカテゴリ(2021): 準絶滅危惧(NT)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • 赤とんぼ

英名

広島県方言

ギャラリー

関連ページ

備考

参考文献

  • 東川 航・吉川真由美・八木 剛・前藤 薫. 2019. 水田地帯における赤とんぼの衰退と保全に関する課題―生息地利用の視点から―. 陸水学雑誌 80(3):107-124.
  • 尾園 暁・二橋 亮. 2024. トンボハンドブック The Handbook of Dragonflies. 144 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 尾園 暁・川島逸郎・二橋 亮. 2012. ネイチャーガイド 日本のトンボ. 531 pp. 文一総合出版, 東京.

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