刊行物

広島大学総合博物館研究報告 第13号

原著論文
短報
資料
編集後記


 広島大学総合博物館研究報告13号をお届けします。新型コロナ感染がなかなか収まらず,調査・研究も思うように出来ない状況の中ですが,本号には原著論文6件,短報3件,資料4件を掲載することができました。ご投稿いただきました著者のみなさまに厚く御礼申し上げます。
  広島大学総合博物館研究報告の特徴の一つは,その内容の多様性にあると考えています。文系,理系にまたがる分野の多様性はもちろんですが,対象としている地域スケールもさまざまで,地域性が強い情報も含まれています。近年,特に自然系のジャーナルでは,地域性の強い論文は受理されにくくなっていますが,そのような情報も,地域の自然・文化を理解し,それらを保全していくためには不可欠です。インターネット上に玉石混交の情報が溢れている時代だからこそ,価値ある情報を引用可能な形で記録に残すことは重要でしょう。今後も,対象としている地域スケールにかかわらず,多様な価値ある情報をしっかり残すという使命を果たしていきたいと思います。(中坪記)


編集委員

委員長 中坪 孝之 NAKATSUBO Takayuki
    淺野 敏久 ASANO Toshihisa
    山崎 博史 YAMASAKI Hirofumi
    本多 博之 HONDA Hiroyuki
    清水 則雄 SHIMIZU Norio
    川島 尚宗 KAWASHIMA Takamune
    黒島 健介 KUROSHIMA Kensuke