刊行物

広島大学総合博物館研究報告 第12号

原著論文
短報
資料
書評
編集後記

 総合博物館研究報告12号をお届けします。本号では原著論文7本,短報2本,資料2本,書評1本を掲載することができました。皆さまのご支援・ご協力の賜物と感謝します。また,今後とも貴重な論文の投稿をお待ちしています。
 今年度はなんといってもCOVID-19が世界を駆け巡ったことに尽きましょう。各国の博物館が大きな影響を受け,存続が危ぶまれている館も多いと聞いています。広島大学総合博物館も入館者が9 割以上減と大きな影響を受けました。過去形で書きましたが,この原稿を書いている段階でまだ終息したわけではなく,いつまでこの状況が続くのか不安があります。そのような中で研究報告を刊行できたのは幸いと考えるべきなのでしょう。ただし,COVID-19の感染が拡大し,フィールドワークを行いにくい状況が続いています。思うようにフィールドで調査ができなくなった影響が出るのはむしろ次号以降なのかもしれません。
 本博物館ではこの1 年,デジタルミュージアムを再建することにしたり,標本資料を整理したり,解説ノウハウの共有を図ったり,来館者が来ない状況に応じた活動を続けてきました。デジタルミュージアムの取り組みや博物館のCOVID-19 対応など,本誌において報告していきたいと思います。
 ところで,11 号から本誌は紙媒体での発行を停止し,デジタル配信のみとしています。インターネットで検索されやすくはなっていますが,1 冊の研究報告書として認識されにくくもなりました。刷新する博物館のウェブサイトで研究報告をアップ(リンク)するなど,1 冊の研究報告としても意識できるような仕掛けも必要であろうと思っています。(淺野記)


編集委員

委員長 淺野 敏久 ASANO Toshihisa
    大塚  攻  OHTSUKA Susumu
    山崎 博史 YAMASAKI Hirofumi
    野島  永  NOJIMA Hisashi
    中坪 孝之 NAKATSUBO Takayuki
    本多 博之 HONDA Hiroyuki
    清水 則雄 SHIMIZU Norio
    佐藤 大規 SATO Taiki