4.身近なコケ

道端のコケ
陽当たりの良い道端でも,多くのコケが見られます.左の2種はキンシゴケ科の仲間で,糸のような胞子体の柄(剳ソ)を密に突きたてています.中央の写真のヤノウエノアカゴケは,世界中に広く分布し,南極の岩の上にも生えています.右の写真は,南極で採集されたギンゴケの標本です.
側溝などのコンクリートの壁にもコケが生育しています.左の写真で緑色に見えているのは,ハマキゴケの群落です.ハマキゴケを含むセンボンゴケ科の仲間は,乾いた環境を好む種類が多く,身近でたくさんの種類が見られます.同じセンボンゴケ科のネジクチゴケは,陽当たりの良い場所の土の上に生育しています.

左の写真で,ブロック上に白っぽい群落をつくっているのはギンゴケです.身近でもっとも普通に見られるコケです.葉の上半分の細胞が透明になっているため,植物体全体が白っぽくなっているのが特徴です(中央拡大).

右の写真はケヘチマゴケで,ギンゴケと同じハリガネゴケ科の仲間です.ケヘチマゴケも庭先や道端などで普通に見られるコケです.胞子を入れている(さく)が,ヘチマのような形をしています.

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