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ウリハダカエデ
Aceraceae カエデ科
Acer rufinerve Sieb. et Zucc.



2002/05/02 午後 02:20:57

2002/10/01 午後 03:56:34

2001/11/28 午後 02:27:42

開花時期 4月の下旬から5月の中旬まで
モミジ(カエデ)は宮島のシンボルであるし、また広島県の県花 県木に指定されている。ところが 紅葉谷から大聖院・大元公園にかけて多いイロハカエデやヤマモミジは、江戸時代の終り頃から植 えられたものらしく、どうも本当の自生は宮島の山にはないようである。宮島に自生しているモミジはウリハダカエデで、大きくなると十数メートルにもなる。若い幹は緑色で黒の縦じまがあるのでマクワウリの感じがする。それで瓜ハダ 肌カエデの名がついた。枝は直線的に長くのびて、イロハカエデのような細かさはない。葉も大きくて長さ15cmくらい、切れこみも浅く、モミジらしくない。一般のモミジよりも紅葉の時期がおそく、11月の下旬から12月のはじめにかけて、谷一面が真赤な所もあって美しい。