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ノビタキ
(ヒタキ科)

ノビタキ (ヒタキ科)
 全長130mmと小さな野鳥でオスは頭部から背と翼が黒色で翼には白斑があり、胸は赤かっ色をしています。メスは全体がかっ色で地味な色をしています。 日本では関東以北の草原で繁殖していて、北海道では特に多く見られます。その他の地域では、春秋の渡り期に旅鳥として通過していくのが見られます。 宮島にも春は4月中旬ごろと秋の9月下旬から10月にかけて包ヶ浦・大砂利・多々良などの開けた畑地で見られます。数は多く見られませんが、5〜6羽の少群で採餌していることがあります。昨年は広島の県北で、日本野鳥の会会員によって繁殖が確認されていて、広島県が繁殖地の南限として一躍脚光をあびてきています。


春と秋に通過するのが見られる、4月中旬夏羽に衣替えしたオスを見れるのは、宮島ではこの時期だけで、秋9月から10月中旬に見られるのは、冬羽の地味な個体、しかし秋のこの時期の方が数は多い。毎年、包ヶ浦、大砂利、多々良の畑地や開けた場所で見ることができる。

(厳島の野鳥を知る会 熊谷 美登/写真撮影 熊谷 美登)


この記事は1985年5月の広報みやじまに掲載されたものです