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クロサギ
(サギ科)


クロサギ (サギ科)

 本種には、黒色型と白色型がいて本州以南の岩の多い海岸に留鳥として生息しています。瀬戸内海沿岸では、黒色型のみ観察することができます。白色型は沖縄地方で多く見られます。 本種は昼行性で視力が鋭く人をなかなか近寄せません。餌は魚類が主で、カニ等も食べます。 普通、単独行動をとっていますが、宮島ではコサギの群れに入って行動していることもあります。 大きさは、コサギとほぼ同じなので見分けは簡単にできます。 昨年12月には、包ヶ浦で珍しく二羽一度に見ることができました。クロサギの繁殖例は少なく、広島県下においても詳しい記録はありません。営巣場所が海岸近くなので、釣り人口が増えた現在は、安全な場所が少なくなったのでしょう。

主に冬期間に見られ、稀では無いが個体数は少ない、宮島での繁殖は記録されていないが、小黒神島で繁殖(山田)しているので夏期の記録もある

(厳島の鳥を知る会 山田 一太/写真撮影 熊谷 美登)


この記事は1984年5月の広報みやじまに掲載されたものです。