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2005年度〜宮島生態学実習が石垣島・西表島にて行われた
12月18日〜25日まで、豊原 源太郎助教授が指導教官のもとに今年は、総勢12名の参加者で、7泊8日の日程にて実習が行われ、無事完了することが出来た。
今回は、今までになく異常な寒さに見舞われ、石垣島・西表島でも過去に例を見ないくらいの寒さの中での生態学実習であった。
往路は、沖縄で飛行機の乗り換え時間の調整が7時間あり、那覇空港よりレンタカーで「沖縄東南植物園」を見学する機会を得た。
今年度参加者・・指導教官 豊原源太郎 補助 技術専門職員の向井 誠二 
                 OD・TA・大学院他3名 中原美保・徳岡良則・濱中紀仁
           学生   大草教行・野々宮史朗・三谷俊夫・安原隆史・堀河友佑・川畑博之・岡沙衣子

石垣島・・底引ビーチを背景に集合写真
毎年、学生達の冬休みを利用して実施され、宮島の植物(暖温帯林)と、亜熱帯の植物を比較し、その違いを
生で体験してもらいたい目的で実施され、授業の一環となっている。
また、石垣島や西表島で、マングローブ林、海浜植物、海岸林、石灰岩林の植物を観察しながら植生データ
を取ったりして、宮島生態学実習で学習したこと等のレポートを提出する。
実習中は、宿に帰り当日出会った植物の確認したり、当日取った植生データをチェックしたりと毎日ハードであるが、
たまには、息抜きに川平湾にて遊覧ボートで海底を見学したり出来るのが学生達も楽しみの一つであったりする。

今回は、石垣島では、米原ヤエヤマヤシ群落・川平湾・宮良川マングローブ林・荒川の滝・玉取崎まで実習を行った。
一方西表島では、豊原海岸・仲間川河口マングローブ林調査・仲間川上流調査・後良川古見岳調査・浦内川調査
白浜・大原と西表島の北側まで調査実習を行った。
途中、西表島では、「西表野生生物保護センター」にてイ西表の歴史や野鳥・昆虫・リオモテヤマネコなどの学習を
させてもらい大いに役立った。

石垣島・・川平湾の風景
石垣島・・川平湾を背景に集合写真
石垣島・・川平湾を背景に集合写真-2
石垣島・巨大なガジュマルの前にて
西表島 竹盛旅館にて食事風景
豊原海岸・隆起サンゴ礁と海岸
「ペンション星の砂」の宿で豊原先生のデータ
のチェック及び復習・ミーテイング風景