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台風18号の被害跡の復旧が完了
〜園内観察路見学出来ます〜
宮島自然植物実験所は、去る9月7日の台風18号により多大な被害をもたらされたが、海岸の浸食や植物園内の園路などの被害をその後復旧していたが、やっと15日にほぼ全面的に復旧致しました。
よって、園内の自然散策路は開放されいつでも見ることが出来ます。

 また、海岸についても浸食がひどかったのを、ブルトーザーで砂を元に戻し以前と同じように復元できました。
海岸は、台風の異常潮位によりゴミが相当打ち上げられハマゴウとかイワタイゲキに被害があったものの何とか元に戻すことが出来ました。他の島より移植した海岸植物はほぼ全滅状態でした。また宮島の包ヶ浦より移植したシバナも砂に埋もれ全滅でしたが、これからまた春にかけて新たに移植し植物を育てる予定です。

今回の台風の被害の復旧については、広島大学から災害復旧としての予算で賄ったために予想より早く復旧出来たことに有難く思っております。
研究棟より海岸に行く道
つる植物とアカマツの大木が倒れ
全く通れない状況でした。
ウバメガシが建物と電線に倒れ
やっと復旧した状態
自然観察路もいまはロープを頼りに
自由に散策できます。
砲台に行く途中の道この辺には、
スギが倒れ歩けなかった。
海岸の観察路は少し高めにし海水が入るようにした。
海岸の自然散策路この辺一帯はハマゴウと
イワタイゲキが育ってもらいたい。
この池には、塩生植物を育てる予定
自然散策路だが、ハマゴウが生えて来るには、
あと3年位かかりそうである。緑に見える植物は、
イワタイゲキである。