「野外観察/カモについて」の版間の差分
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ファイル:211104マガモ01 東広島市鏡山 藤川撮影 DSCN4181.JPG|200px|thumb|right|マガモ群飛の様子.雄個体らしき模様が確認できる(広島県東広島市鏡山; 撮影: 藤川亜也, Nov. 4, 2021) | ファイル:211104マガモ01 東広島市鏡山 藤川撮影 DSCN4181.JPG|200px|thumb|right|マガモ群飛の様子.雄個体らしき模様が確認できる(広島県東広島市鏡山; 撮影: 藤川亜也, Nov. 4, 2021) |
2021年12月3日 (金) 17:07時点における版
カモとは
- カモとは,カモ目カモ科の鳥類のうち,首が短いものの総称である.
野外観察について
- 観察
- 観察をする際には,大きな物音や激しい動きは極力避ける.
- 原則接触しない.餌付けなども,どの野生動物においてもやってはいけない.
- 道具
- 望遠カメラ,スコープ,双眼鏡などがあるとよい.
- 三脚を立てたりカメラを構える際は,通行の妨げにならないよう十分留意する.
- 服装は,保護色などの刺激的でない色を選ぶと,カモを刺激しない.
換羽(羽の生え変わり)
- 生殖羽と非生殖羽(エクリプス)
- 多くの鳥類は,繁殖期前に羽がより派手な羽(生殖羽)に生え変わり,繁殖期が終わればまた元の地味な羽(非生殖羽)に生え変わる.オスのほうが見た目の変化が激しいことが多い.
- カモの繁殖期は春から夏である.しかし,カモは冬の間からつがいをつくるので,おおむね冬から夏まで生殖羽で,秋の間のみ非生殖羽である.
- この秋の短い間のみ見られるカモのオスの非生殖羽,または非生殖羽の個体をエクリプスと呼ぶ.
カモの渡り
日本におけるカモのほとんどは,春から夏に日本より北の地域で繁殖し,秋から冬に日本に渡来する冬鳥である. 季節による地域の移動を行わない鳥を留鳥といい,日本ではカルガモなどが該当する.
カモの一日
カモの採食
- 水面と潜水
- カモは,水面で採食したり水中に頭だけ突っ込んで採食したりする水面採食ガモと,全身で水中に潜って採食する潜水採食ガモの二つに分けられる(絶対ではない).
東広島キャンパス周辺で見られるカモ
カモに似た水鳥
家禽としてのカモ
関連ページ
文献
- 氏原道昭・氏原巨雄(著). 2015. 日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述, 決定版, 日本のカモ識別図鑑. 303 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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