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=ヒコビアミニレター No. 513(2020年7月2日)=
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=ヒコビアミニレター No. 513(2020年8月2日)=
 
 2020年6月21日の第636回植物観察会は,広島市佐伯区の五日市駅-海老山-西区商工センターで行われた.新型コロナウイルスの影響で4月(634回)と5月(635回)を中止したが,多少落ち着いたため実施した.参加者はxx名.天気はくもり.10時にJR五日市駅南口に集合.関先生から塩浜塩田(海老塩浜)の説明があり,昔広島大学の塩性湿地の実習で利用していたとのこと.コース説明の後,最初に海老山に向かう.海老山ではイヌビワやヨモギ,ヘクソカズラ,ヒルザキツキミソウ,ナンキンハゼ,セイタカアワダチソウ,フヨウ,センダン,キョウチクトウ(植栽),シロツメクサ,ツユクサ,スイバ,チヂミザサ,クロガネモチ(植栽),アカメガシワ,クサギ,テイカカズラ,ムクノキ,ツルウメモドキ,ヒメジョオン,ナツヅタ,キキョウソウ,アレチヌスビトハギ,エノキ,カニクサ,シャシャンボ,クズ,オオキンケイギク,ハギ属の一種(中国産か?),ノブドウ,オッタチカタバミ,ギョウギシバ,ノミノツヅリ,アラカシ,カナメモチ,ウラジロチチコグサ,ノキシノブ,チチコグサ,クスノキ,ヤマモモ,トウカエデ,タブノキ,イチョウ,シュロ,ヒサカキ,ナンテン,シロダモ,ニセアカシア,ナガバジャノヒゲ,ヒイラギ,マンリョウ,ビロードイチゴ,ホソバタブ,サカキ(開花),ネズミモチ,カクレミノ,クロキ,ヤマハゼ,ネジキ,コバノミツバツツジ,ヤマノイモ,タラヨウ,ヤマウルシ,イヌエンジュ,アオツヅラフジ,コシダ,コツクバネウツギ,ミヤマガマズミ,ビワ,ウラジロ,ヤブニッケイ,エゴノキ(虫癭あり),ヒメヤマツツジ,ヒメモエギスゲ,イソノキなどを観た.12時より少し早めに頂上で昼食をとり,写真撮影.頂上付近で,チチコグサモドキやススキ,シバ,ヤマハゼ,ヌルデ,ケカマツカ,アカマツの切り株などを観た.塩屋神社方面に下りる.途中,ミツバアケビやオオバヤシャブシ,アカオニタビラコ,アカメガシワ(雌),ナワシログミ,コウヤボウキ,サイゴクベニシダ,ヤツデ,シャリンバイ,ドクダミ,ヒナギキョウ,コハシゴシダ,ミズヒキ,オオバコ,キヅタ,ミョウガ,イボタノキ,ヤブマメ,ツルニチニチソウ,アオキ,ツボミオオバコなどを観る.2010年6月20日に開催された第496回ヒコビア植物観察会でほぼ同じコースを観察しているが,その時よりもアカマツがさらに減少していた.12時40分に塩屋神社に到着.サカキ(開花)やケヤキ,ツワブキなどを観る.神社の裏手に以前あったヘビノネゴザは見つからず.神社から旧堤防に沿ってなぎさ公園に向かう.道中,ユウゲショウやムラサキカタバミ,ネジバナ,ハナハマセンブリ,マメグンバイナズナ,マルバヤハズソウ,ハナミズキ,タブノキ(植栽),ハナズオウ,コバンソウ,ワルナスビ(開花),オリーブ,アガパンサス,クチナシ(開花),ジャカランダ(開花)などを観る.新八幡川橋を渡って,商工センターに入る.途中で,ヤブガラシやタチスズメノヒエ,シナサワグルミ,イヌクグ,イヌコモチナデシコ,ナワシロイチゴ,ウツギ,イタドリ,ヘラオオバコなどを観る.帰化植物が多かった.今回は[[久保・坪田・武内・上村・山下・吉野_2011|久保ほか(2011)]]で報告されたシャグマハギも探したが見つからず.垰田さんによれば前回生育していた場所にはなかったとのこと.広電井口駅で15時頃解散.今後も状況をみながら植物観察会を開催する計画であるが,必要に応じて中止や場所の変更を行っていく予定である.
 
 2020年6月21日の第636回植物観察会は,広島市佐伯区の五日市駅-海老山-西区商工センターで行われた.新型コロナウイルスの影響で4月(634回)と5月(635回)を中止したが,多少落ち着いたため実施した.参加者はxx名.天気はくもり.10時にJR五日市駅南口に集合.関先生から塩浜塩田(海老塩浜)の説明があり,昔広島大学の塩性湿地の実習で利用していたとのこと.コース説明の後,最初に海老山に向かう.海老山ではイヌビワやヨモギ,ヘクソカズラ,ヒルザキツキミソウ,ナンキンハゼ,セイタカアワダチソウ,フヨウ,センダン,キョウチクトウ(植栽),シロツメクサ,ツユクサ,スイバ,チヂミザサ,クロガネモチ(植栽),アカメガシワ,クサギ,テイカカズラ,ムクノキ,ツルウメモドキ,ヒメジョオン,ナツヅタ,キキョウソウ,アレチヌスビトハギ,エノキ,カニクサ,シャシャンボ,クズ,オオキンケイギク,ハギ属の一種(中国産か?),ノブドウ,オッタチカタバミ,ギョウギシバ,ノミノツヅリ,アラカシ,カナメモチ,ウラジロチチコグサ,ノキシノブ,チチコグサ,クスノキ,ヤマモモ,トウカエデ,タブノキ,イチョウ,シュロ,ヒサカキ,ナンテン,シロダモ,ニセアカシア,ナガバジャノヒゲ,ヒイラギ,マンリョウ,ビロードイチゴ,ホソバタブ,サカキ(開花),ネズミモチ,カクレミノ,クロキ,ヤマハゼ,ネジキ,コバノミツバツツジ,ヤマノイモ,タラヨウ,ヤマウルシ,イヌエンジュ,アオツヅラフジ,コシダ,コツクバネウツギ,ミヤマガマズミ,ビワ,ウラジロ,ヤブニッケイ,エゴノキ(虫癭あり),ヒメヤマツツジ,ヒメモエギスゲ,イソノキなどを観た.12時より少し早めに頂上で昼食をとり,写真撮影.頂上付近で,チチコグサモドキやススキ,シバ,ヤマハゼ,ヌルデ,ケカマツカ,アカマツの切り株などを観た.塩屋神社方面に下りる.途中,ミツバアケビやオオバヤシャブシ,アカオニタビラコ,アカメガシワ(雌),ナワシログミ,コウヤボウキ,サイゴクベニシダ,ヤツデ,シャリンバイ,ドクダミ,ヒナギキョウ,コハシゴシダ,ミズヒキ,オオバコ,キヅタ,ミョウガ,イボタノキ,ヤブマメ,ツルニチニチソウ,アオキ,ツボミオオバコなどを観る.2010年6月20日に開催された第496回ヒコビア植物観察会でほぼ同じコースを観察しているが,その時よりもアカマツがさらに減少していた.12時40分に塩屋神社に到着.サカキ(開花)やケヤキ,ツワブキなどを観る.神社の裏手に以前あったヘビノネゴザは見つからず.神社から旧堤防に沿ってなぎさ公園に向かう.道中,ユウゲショウやムラサキカタバミ,ネジバナ,ハナハマセンブリ,マメグンバイナズナ,マルバヤハズソウ,ハナミズキ,タブノキ(植栽),ハナズオウ,コバンソウ,ワルナスビ(開花),オリーブ,アガパンサス,クチナシ(開花),ジャカランダ(開花)などを観る.新八幡川橋を渡って,商工センターに入る.途中で,ヤブガラシやタチスズメノヒエ,シナサワグルミ,イヌクグ,イヌコモチナデシコ,ナワシロイチゴ,ウツギ,イタドリ,ヘラオオバコなどを観る.帰化植物が多かった.今回は[[久保・坪田・武内・上村・山下・吉野_2011|久保ほか(2011)]]で報告されたシャグマハギも探したが見つからず.垰田さんによれば前回生育していた場所にはなかったとのこと.広電井口駅で15時頃解散.今後も状況をみながら植物観察会を開催する計画であるが,必要に応じて中止や場所の変更を行っていく予定である.
 
<div style="text-align:right">(H. Tsubota & M. Nakahara-Tsubota 記)</div>
 
<div style="text-align:right">(H. Tsubota & M. Nakahara-Tsubota 記)</div>

2020年8月2日 (日) 17:32時点における版

ヒコビアミニレター No. 513(2020年8月2日)

 2020年6月21日の第636回植物観察会は,広島市佐伯区の五日市駅-海老山-西区商工センターで行われた.新型コロナウイルスの影響で4月(634回)と5月(635回)を中止したが,多少落ち着いたため実施した.参加者はxx名.天気はくもり.10時にJR五日市駅南口に集合.関先生から塩浜塩田(海老塩浜)の説明があり,昔広島大学の塩性湿地の実習で利用していたとのこと.コース説明の後,最初に海老山に向かう.海老山ではイヌビワやヨモギ,ヘクソカズラ,ヒルザキツキミソウ,ナンキンハゼ,セイタカアワダチソウ,フヨウ,センダン,キョウチクトウ(植栽),シロツメクサ,ツユクサ,スイバ,チヂミザサ,クロガネモチ(植栽),アカメガシワ,クサギ,テイカカズラ,ムクノキ,ツルウメモドキ,ヒメジョオン,ナツヅタ,キキョウソウ,アレチヌスビトハギ,エノキ,カニクサ,シャシャンボ,クズ,オオキンケイギク,ハギ属の一種(中国産か?),ノブドウ,オッタチカタバミ,ギョウギシバ,ノミノツヅリ,アラカシ,カナメモチ,ウラジロチチコグサ,ノキシノブ,チチコグサ,クスノキ,ヤマモモ,トウカエデ,タブノキ,イチョウ,シュロ,ヒサカキ,ナンテン,シロダモ,ニセアカシア,ナガバジャノヒゲ,ヒイラギ,マンリョウ,ビロードイチゴ,ホソバタブ,サカキ(開花),ネズミモチ,カクレミノ,クロキ,ヤマハゼ,ネジキ,コバノミツバツツジ,ヤマノイモ,タラヨウ,ヤマウルシ,イヌエンジュ,アオツヅラフジ,コシダ,コツクバネウツギ,ミヤマガマズミ,ビワ,ウラジロ,ヤブニッケイ,エゴノキ(虫癭あり),ヒメヤマツツジ,ヒメモエギスゲ,イソノキなどを観た.12時より少し早めに頂上で昼食をとり,写真撮影.頂上付近で,チチコグサモドキやススキ,シバ,ヤマハゼ,ヌルデ,ケカマツカ,アカマツの切り株などを観た.塩屋神社方面に下りる.途中,ミツバアケビやオオバヤシャブシ,アカオニタビラコ,アカメガシワ(雌),ナワシログミ,コウヤボウキ,サイゴクベニシダ,ヤツデ,シャリンバイ,ドクダミ,ヒナギキョウ,コハシゴシダ,ミズヒキ,オオバコ,キヅタ,ミョウガ,イボタノキ,ヤブマメ,ツルニチニチソウ,アオキ,ツボミオオバコなどを観る.2010年6月20日に開催された第496回ヒコビア植物観察会でほぼ同じコースを観察しているが,その時よりもアカマツがさらに減少していた.12時40分に塩屋神社に到着.サカキ(開花)やケヤキ,ツワブキなどを観る.神社の裏手に以前あったヘビノネゴザは見つからず.神社から旧堤防に沿ってなぎさ公園に向かう.道中,ユウゲショウやムラサキカタバミ,ネジバナ,ハナハマセンブリ,マメグンバイナズナ,マルバヤハズソウ,ハナミズキ,タブノキ(植栽),ハナズオウ,コバンソウ,ワルナスビ(開花),オリーブ,アガパンサス,クチナシ(開花),ジャカランダ(開花)などを観る.新八幡川橋を渡って,商工センターに入る.途中で,ヤブガラシやタチスズメノヒエ,シナサワグルミ,イヌクグ,イヌコモチナデシコ,ナワシロイチゴ,ウツギ,イタドリ,ヘラオオバコなどを観る.帰化植物が多かった.今回は久保ほか(2011)で報告されたシャグマハギも探したが見つからず.垰田さんによれば前回生育していた場所にはなかったとのこと.広電井口駅で15時頃解散.今後も状況をみながら植物観察会を開催する計画であるが,必要に応じて中止や場所の変更を行っていく予定である.

(H. Tsubota & M. Nakahara-Tsubota 記)

引用文献

久保晴盛・坪田博美・武内一恵・上村恭子・山下容富子・吉野由紀夫. 2011. 広島県の帰化植物2.シャグマハギ. 宮島自然植物実験所ニュースレター 19: 3-4.


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