植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter363

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ヒコビアミニレター No. 363 (2010年1月5日)

2009年12月19-20日の第488回植物観察会は沖縄県那覇市首里末吉町末吉公園(19日)と沖縄県国頭郡東村慶佐次(げさし)のマングローブ林(20日)で行われた. 広島では見ることのできない亜熱帯の植物とマングローブを観察した. 19日,天気は曇り.末吉公園入口に13時集合の予定であったが,担当者の勘違いで13時半から開始. 参加者10名.末吉公園には宜野湾御殿の墓や琉球八社のひとつである末吉宮があり, 公園の中央を安謝川が流れ,那覇市内で最も規模の大きい森林が残されている場所でもある. 公園事務所周辺では様々な外来植物や熱帯の植物が観察でき,トックリキワタやサンタンカ,リュウキュウマツ, コバテイシ,シマサルスベリ,ガジュマル,デイゴ,アダン,フクギ,コケセンボンギクモドキ,シマニシキソウ,ハイニシキソウ,コゴメミズ, オオイタビ,ヤコウボク,タチアワユキセンダングサ,ビロウなどが見られた. 頂上に近づくにつれ比較的自然林に近くなる. 川に近い海抜の低い場所ではホルトノキ,クワズイモ,ホソバムクイヌビワ,ヤブニッケイ,クスノハガシワ, シマイズセンリョウ,ゲッキツ,クチナシ,リュウキュウイノモトソウ,ハブカズラ,シラタマカズラ,ボチョウジ, ハマイヌビワ,シマトネリコ,タイワンクズ,キダチイヌホオズキ,フウトウカズラ,アカテツ,オオバギなどが生育していた. 少し上がると墓が多く,隆起珊瑚礁由来の石灰岩が散見される. 人為的な攪乱を受けた場所ではハスノハカズラ,イトバショウ,カラスキバサンキライ,バクチノキ, ショウベンノキ,カエンボク,ニトベカズラ,アオイカズラ,ベンガルヤハズカズラ, オキナワサルトリイバラ,ナガバカニクサ,ムラサキイノコヅチ, リュウキュウテイカカズラなどが,石灰岩の付近ではシャリンバイ,フクマンギ, オオシマコバンノキなどが生育していた.やや暗くなり始めたので17時半ころ終了. 20日,天気は曇り時々小雨.参加者9名.ゆいレール赤嶺駅前に8時集合. レンタカーに分乗して,沖縄道,宜野座IC経由で慶佐次のマングローブ林に向かう. 11時頃到着し,すぐに観察を開始. 慶佐次のマングローブ林は国の天然記念物で,慶佐次川の河口に広がり,ヤエヤマヒルギの北限として知られる. 公園化されてマングローブ林内に降りることはできないが,木道が整備されており非常に観察しやすい. 駐車場周辺でコバテイシやハイアワユキセンダングサ,ハチジョウススキ,ギンネム,イボタクサギを見る. マングローブ林に近づくとオオハマボウやシイノキカズラが生育し,林内ではヤエヤマヒルギとオヒルギ,メヒルギが見られた. 木道から山側にある遊歩道を観察する.遊歩道では,ナガバカニクサやアダン,コシダ,ツワブキ,ホルトノキ, フカノキ,ハマイヌビワ,オオバギ,ヒトモトススキ,トクサバモクマオウ,クチナシ,シャリンバイ,ヒカゲヘゴ, イタジイ,オオバイヌビワ,ハクサンボク,イジュ,ヒリュウシダ,モッコク,キールンカンコノキ,タブノキ, リュウキュウツルグミ,アカボシタツナミソウ,シラタマカズラ,オオシイバモチ,ツゲモチ,アデク,バリバリノキ, アコウ,リュウキュウウマノスズクサ,ヤマモモなどが見られた. 13時半ころ昼食.14時前に現地を出発し,那覇市内に向かう. 名護市有津の海岸付近でタチアワユキセンダングサ,クサトベラ,ツルソバ,シマアザミ,ハマウド,ツルマオ, ルリハコベ,シマツユクサ,ネコノシタ,ナピアグラス,キダチハマグルマ,アツバジシバリ,ハマアズキ,ハマボッス, ツルナ,ソテツなどが見られた.16時半ころ那覇市内に到着.沖縄に珍しく寒い一日であった.

(H. Tsubota記)

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