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(ヒコビアミニレター No. 316 (2006年3月29日))
 
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= ヒコビアミニレター No. 311 (2005年11月4日) =
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= ヒコビアミニレター No. 316 (2006年3月29日) =
 
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2005年10月23日の第436回植物観察会は安芸高田市の郡山城跡で行われた.吉田町歴史資料館駐車場に10時集合.参加者51名.郡山には1979年に訪れたのが最後であるが,山麓部にシラカシ林が発達し斜面中部のアカマツ二次林の中にもシラカシが多く見られたのが印象的であった.今回訪れてみて,アカマツは尾根筋の花崗岩地のみに残存し,流紋岩地のアカマツは枯れて,斜面中腹部までシラカシ林が拡大していた.流紋岩地にはスギ・ヒノキ植林もかなり見られるが,その林内にもシラカシが大きく育ちつつある.アラカシとウラジロガシも僅かに見られたが殆どのカシはシラカシである.広島県文化財ニュ-ス83号(1979)に三ノ丸跡の植生の記録があるが,胸高直径40 cmのスギが今回の測定では60 cmであった.林床の植生は手入れされて変化しているが,クサギ,ツルニガクサ,クララの増加と,ヤブコウジ,ナツヅタ,アキチョウジの減少,キクバオウレン,フジカンゾウ,オカウコギ,ナツハゼ,クリなどの消失が確認された.また,そこには茸が見られ,ヘビキノコモドキ?のようであった.二の丸跡で昼食をとり,毛利元就の墓所に向かって下山.
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<div style="text-align:right">(G. Toyohara記)</div>
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*ヒコビアミニレタ- No. 316(2006年3月29日) [#ab371f13]
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2006年3月19日の第441回植物観察会は呉市安浦町安登日野浦山(標高369 m)で行われた.JR安登駅前に10時集合.参加者46名.ゴルフ場までの道沿いの二次林にはアラカシ,ヤブニッケイ,シリブカガシ,カクレミノ,サカキ,カナメモチなどの照葉樹があり,シャシャンボ,クロキ,コシダ,ナナメノキの出現するアカマツ-アラカシ群集であり,アセビ,ソヨゴが沢山生育しており,リョウブも見られたのでコシダ亜群集に属することが分かる.ゴルフ場から先は急傾斜地となり,道も定かでなくなる.登り口にコウヤミズキが蕾を膨らませていた.道沿いの二次林にはアセビとソヨゴが殆ど見られなくなり,アカマツ-アラカシ群集ネズ亜群集に変化した.焼けこげたコシダの根茎が僅かに見られたことから,山火事があった事を伺わせるので,コシダ亜群集からネズ亜群集に変化した原因は山火事による攪乱ではないかと思われた.日野浦山は花崗岩地であり,攪乱により植物が影響を受けやすい地質となっている.しかし,海抜高300 m付近から上部では,それより下部の二次林と同じような相観を示しているにも拘わらず,イヌツゲが多量に出現するようになり,アセビとソヨゴも多く見られるようになって,再びコシダ亜群集に変化した.日野裏山山頂からグリ-ンピア安浦方面の眺望はすばらしかった.
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RIGHT:(G. Toyohara記)
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2006年3月19日の第441回植物観察会は呉市安浦町安登日野浦山(標高369 m)で行われた.JR安登駅前に10時集合.参加者46名.ゴルフ場までの道沿いの二次林にはアラカシ,ヤブニッケイ,シリブカガシ,カクレミノ,サカキ,カナメモチなどの照葉樹があり,シャシャンボ,クロキ,コシダ,ナナメノキの出現するアカマツ-アラカシ群集であり,アセビ,ソヨゴが沢山生育しており,リョウブも見られたのでコシダ亜群集に属することが分かる.ゴルフ場から先は急傾斜地となり,道も定かでなくなる.登り口にコウヤミズキが蕾を膨らませていた.道沿いの二次林にはアセビとソヨゴが殆ど見られなくなり,アカマツ-アラカシ群集ネズ亜群集に変化した.焼けこげたコシダの根茎が僅かに見られたことから,山火事があった事を伺わせるので,コシダ亜群集からネズ亜群集に変化した原因は山火事による攪乱ではないかと思われた.日野浦山は花崗岩地であり,攪乱により植物が影響を受けやすい地質となっている.しかし,海抜高300 m付近から上部では,それより下部の二次林と同じような相観を示しているにも拘わらず,イヌツゲが多量に出現するようになり,アセビとソヨゴも多く見られるようになって,再びコシダ亜群集に変化した.日野浦山山頂からグリ-ンピア安浦方面の眺望はすばらしかった.
  
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<div style="text-align:right">(G. Toyohara 記)</div>
  
 
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ヒコビアミニレター No. 316 (2006年3月29日)

2006年3月19日の第441回植物観察会は呉市安浦町安登日野浦山(標高369 m)で行われた.JR安登駅前に10時集合.参加者46名.ゴルフ場までの道沿いの二次林にはアラカシ,ヤブニッケイ,シリブカガシ,カクレミノ,サカキ,カナメモチなどの照葉樹があり,シャシャンボ,クロキ,コシダ,ナナメノキの出現するアカマツ-アラカシ群集であり,アセビ,ソヨゴが沢山生育しており,リョウブも見られたのでコシダ亜群集に属することが分かる.ゴルフ場から先は急傾斜地となり,道も定かでなくなる.登り口にコウヤミズキが蕾を膨らませていた.道沿いの二次林にはアセビとソヨゴが殆ど見られなくなり,アカマツ-アラカシ群集ネズ亜群集に変化した.焼けこげたコシダの根茎が僅かに見られたことから,山火事があった事を伺わせるので,コシダ亜群集からネズ亜群集に変化した原因は山火事による攪乱ではないかと思われた.日野浦山は花崗岩地であり,攪乱により植物が影響を受けやすい地質となっている.しかし,海抜高300 m付近から上部では,それより下部の二次林と同じような相観を示しているにも拘わらず,イヌツゲが多量に出現するようになり,アセビとソヨゴも多く見られるようになって,再びコシダ亜群集に変化した.日野浦山山頂からグリ-ンピア安浦方面の眺望はすばらしかった.

(G. Toyohara 記)

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