「東広島キャンパスの生き物/過去のニュース/2016」の版間の差分
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+ | ==2017== | ||
+ | ===10月=== | ||
+ | *2017.10.27 かなり冷えるようになりましたが,まだ[[ツクツクボウシ_広島大学東広島キャンパス|ツクツクボウシ]]が鳴いています. | ||
+ | |||
+ | ===9月=== | ||
+ | ====今月見られたチョウ==== | ||
+ | *様々な花で吸蜜している様子が観察されました. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170929アサマイチモンジ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22631.JPG|250px|thumb|right|[[ミゾソバ]]で吸蜜するアサマイチモンジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 29, 2017)|link=アサマイチモンジ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170915ツマグロヒョウモン成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22443.JPG|250px|thumb|right|ツマグロヒョウモンのオス.[[ヒヨドリバナ]]で吸蜜している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 15, 2017)|link=ツマグロヒョウモン_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170929ミドリヒョウモン成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22558.JPG|250px|thumb|right|[[キセルアザミ]]で吸蜜中のミドリヒョウモン.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 29, 2017)|link=ミドリヒョウモン_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170915イチモンジセセリ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22488.JPG|250px|thumb|right|イチモンジセセリ.ヒヨドリバナの仲間で吸蜜中.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 15, 2017)|link=イチモンジセセリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.09.29 キャンパス内で[[ツクツクボウシ_広島大学東広島キャンパス|ツクツクボウシ]]が鳴いています.秋の虫の鳴き声も盛んです. | ||
+ | *2017.09.09 キャンパス内で[[ミンミンゼミ_広島大学東広島キャンパス|ミンミンゼミ]]や[[ツクツクボウシ_広島大学東広島キャンパス|ツクツクボウシ]]が鳴いています.スズムシなどの秋の虫も鳴き始めました. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170909ミンミンゼミ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22273.jpg|200px|thumb|right|ミンミンゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 9, 2017)|link=ミンミンゼミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170909ツクツクボウシ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22274.JPG|200px|thumb|right|ツクツクボウシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 9, 2017)|link=ツクツクボウシ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ===8月=== | ||
+ | *2017.08.04 暑くなり,[[アブラゼミ_広島大学東広島キャンパス|アブラゼミ]]が盛んに鳴いています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170804アブラゼミ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21643.JPG|200px|thumb|right|アブラゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug 4, 2017)|link=アブラゼミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170804アブラゼミ抜け殻_東広島市鏡山_池撮影_IMG_21639.jpg|250px|thumb|right|アブラゼミの抜け殻.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug 4, 2017)|link=アブラゼミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ===7月=== | ||
+ | ====今月見られたトンボ==== | ||
+ | *東広島キャンパスでは,約56種類のトンボが確認されています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170721タイワンウチワヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG21224.jpg|250px|thumb|right|タイワンウチワヤンマのオス.オスは開放的なため池で広い縄張りを持つ.腹部先端のうちわは黒一色となる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=タイワンウチワヤンマ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ウチワヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21217.JPG|250px|thumb|right|ウチワヤンマのオス.タイワンウチワヤンマと比較して大型であり,うちわに黄色が入ることで区別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ウチワヤンマ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721キイトトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21136.jpg|250px|thumb|right|キイトトンボのオス.成熟したオスの胸部は黄緑色,腹部は鮮やかな黄色に染まる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=キイトトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170721モノサシトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21147.jpg|250px|thumb|right|モノサシトンボのオス.腹部の節が目盛りに見えることからこの名前が付けられた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=モノサシトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721シオカラトンボ成虫メス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21166.jpg|250px|thumb|right|シオカラトンボのメス.メスは成熟しても地味な色をしており,別名ムギワラトンボとも呼ばれる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=シオカラトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721オオシオカラトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21122.jpg|250px|thumb|right|オオシオカラトンボのオス.シオカラトンボと比較して体長に差はないものの,腹の幅が広く大型に見える.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=オオシオカラトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |- | ||
+ | ||[[ファイル:20170721チョウトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21221.jpg|250px|thumb|right|チョウトンボのオス.金属光沢のある青紫色の翅を持ち,チョウのようにひらひらと飛翔する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=チョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ショウジョウトンボ成熟オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21125.jpg|250px|thumb|right|ショウジョウトンボのオス.成熟したオスは全身真っ赤になる.成虫は10月頃まで見ることができる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721コシアキトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21212.jpg|250px|thumb|right|コシアキトンボのオス.全身黒色であるが,腰の部分だけ白色で抜けているように見えることから名付けられた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=コシアキトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ====今月見られたチョウ==== | ||
+ | *東広島キャンパスでは,約65種類のチョウが確認されています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170721ルリシジミ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21155.jpg|250px|thumb|right|ルリシジミの成虫オス.オスは路上で吸水することが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ルリシジミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ベニシジミ成虫夏型_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21142.jpg|250px|thumb|right|ベニシジミの成虫夏型.夏型は表の橙色部が少なくなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ベニシジミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ツバメシジミ成虫メス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21119.jpg|250px|thumb|right|ツバメシジミの成虫メス.後翅に小さな橙斑と尾状突起が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ツバメシジミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170721ヒメウラナミジャノメ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21190.JPG|250px|thumb|right|ヒメウラナミジャノメの成虫.キャンパスで最も良く見られるチョウの一種.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ヒメウラナミジャノメ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ホソバセセリ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21209.jpg|250px|thumb|right|ホソバセセリの成虫.葉の上で体を横に倒して止まっていた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)|link=ホソバセセリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.07.21 [[ぶどう池]]で,[[アオサギ]]が観察できました.日本のサギ類で最大の鳥です.留鳥として全国の水田地帯や湿地,川,湖沼,干潟そして海岸部などに生息していますが内陸部への進出も見られ,東広島市や三次市などといった中部でも観察できます(リンク先のページに解説などが載っています).<u>[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相]])</u>.キャンパス内では,[[ニイニイゼミ_広島大学東広島キャンパス|ニイニイゼミ]]や[[クマゼミ_広島大学東広島キャンパス|クマゼミ]],[[アブラゼミ_広島大学東広島キャンパス|アブラゼミ]],[[ヒグラシ_広島大学東広島キャンパス|ヒグラシ]]が鳴いています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170721アオサギ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21196.JPG|200px|thumb|right|アオサギ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)|link=アオサギ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ニイニイゼミ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21097.JPG|250px|thumb|right|ニイニイゼミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)|link=ニイニイゼミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721アブラゼミ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21189.JPG|250px|thumb|right|アブラゼミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)|link=アブラゼミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170721ヒグラシ成虫メス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_21172.JPG|250px|thumb|right|ヒグラシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)|link=ヒグラシ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.07.07 [[クロアゲハ_広島大学東広島キャンパス|クロアゲハ]]や[[コチャバネセセリ_広島大学東広島キャンパス|コチャバネセセリ]]の吸水の様子を観察することができました.キャンパス内では[[オオシオカラトンボ_東広島キャンパス|オオシオカラトンボ]]や,成熟して顔まで真っ赤になった[[ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス|ショウジョウトンボ]]も見られます.日中は[[ニイニイゼミ_広島大学東広島キャンパス|ニイニイゼミ]]が盛んに鳴いており,朝夕には[[ヒグラシ_広島大学東広島キャンパス|ヒグラシ]]の鳴き声を聞くことができます. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170707クロアゲハ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG20990.jpg|250px|thumb|right|クロアゲハの成虫.道路上で吸水する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 7, 2017)|link=クロアゲハ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170707コチャバネセセリ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20991.jpg|250px|thumb|right|コチャバネセセリの成虫.吸い戻し行動をする.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 7, 2017)|link=コチャバネセセリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170707オオシオカラトンボ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20920.jpg|250px|thumb|right|オオシオカラトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 7, 2017)|link=オオシオカラトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170707ショウジョウトンボ成熟オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20871.JPG|250px|thumb|right|成熟したショウジョウトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 7, 2017)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ===6月=== | ||
+ | *2017.06.27 キャンパス内で[[ニイニイゼミ_広島大学東広島キャンパス|ニイニイゼミ]]が鳴き始めました. | ||
+ | *2017.06.23 [[広島大学植物園]]で,キツツキの仲間の[[コゲラ]]が[[エノキ]]の枝で採餌しているのが観察できました.[[コゲラ]]は日本産キツツキの最小種で,スズメ大の大きさです.また,[[シジュウカラ]]も[[エノキ]]に集まっていました.[[ふれあいビオトープ]]周辺では,[[エナガ]]が群れを作って採餌しているのが観察できました.<u>[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相]])</u>.気温が高く,吸蜜する[[ツマグロヒョウモン_広島大学東広島キャンパス|ツマグロヒョウモン]]をはじめ,昆虫もたくさん観察することができました. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170623コゲラ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20647.JPG|250px|thumb|right|[[エノキ]]の枝で採餌するコゲラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)|link=コゲラ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170623シジュウカラ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20627.JPG|250px|thumb|right|シジュウカラが[[エノキ]]に集まっていました.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)|link=シジュウカラ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170623エナガ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20730.JPG|250px|thumb|right|群れを作って採餌するエナガ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)|link=エナガ]] | ||
+ | |} | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170623ツマグロヒョウモン成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20771.jpg|250px|thumb|right|マリーゴールドの花で吸蜜するツマグロヒョウモンのオス.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)|link=ツマグロヒョウモン_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170623ヒメジャノメ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20708.jpg|250px|thumb|right|ヒメジャノメ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)|link=ヒメジャノメ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170623コミスジ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20674.JPG|250px|thumb|right|コミスジ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)|link=コミスジ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170623クロイトトンボ成虫_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_20688.jpg|250px|thumb|right|クロイトトンボ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)|link=クロイトトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.06.16 初夏を告げる[[ホトトギス]]が鳴き始めています.[[ホオジロ]]のオスがこずえでさえずっているのが観察できました.<u>[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相]])</u>. | ||
+ | |||
+ | ===5月=== | ||
+ | *2017.05.19 賑やかだった[[シュレーゲルアオガエル]]の繁殖期も終盤に差し掛かっています.[[生態実験園]]や[[ふれあいビオトープ]]の水際では上陸した[[ニホンアカガエル]]の幼体が観察できます. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170519シュレーゲルアオガエル成体オス_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_5051.JPG|250px|thumb|right|シュレーゲルアオガエルの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)|link=シュレーゲルアオガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170519シュレーゲルアオガエル卵塊_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_5055.JPG|250px|thumb|right|シュレーゲルアオガエルの卵塊(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)|link=シュレーゲルアオガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170519ニホンアカガエル幼体_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_5074.JPG|250px|thumb|right|ニホンアカガエルの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)|link=ニホンアカガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ===4月=== | ||
+ | *2017.04.28 [[シュレーゲルアオガエル]]や[[トノサマガエル]]が盛んに鳴いています.[[トノサマガエル]]のオスはこの時期のみ婚姻色が見られます.[[ふれあいビオトープ]]で[[アカハライモリ]]が,教育学部付近で[[イソヒヨドリ]]が観察できました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]].キャンパス内ではハルゼミが鳴き始めています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170428トノサマガエル成体オス_東広島市西条_神林撮影_IMG_5018.jpg|250px|thumb|right|トノサマガエル成体オス(広島県東広島市西条; 撮影: 神林千晶, Apr. 28, 2017)|link=トノサマガエル_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170428アカハライモリ成体オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_19403.JPG|250px|thumb|right|アカハライモリ成体(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)|link=アカハライモリ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170428イソヒヨドリオス01_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_19307.JPG|250px|thumb|right|イソヒヨドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)|link=イソヒヨドリ]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170428ベニシジミ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_19389.JPG|250px|thumb|right|ハルジオンで吸蜜するベニシジミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)|link=ベニシジミ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.04.14 [[ヒヨドリ]]が満開の[[ソメイヨシノ]]の花の蜜を吸いに来ていました. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170414ヒヨドリ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_18768.JPG|200px|thumb|right|ソメイヨシノの花の蜜を吸いに来たヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 7, 2017)|link=ヒヨドリ]] | ||
+ | |} | ||
+ | *2017.04.12 [[ギフチョウ_東広島キャンパス|ギフチョウ]]の成虫が活動を始めています.成虫は春の短い期間のみ出現し、春の訪れを告げるチョウとして知られています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170412ギフチョウ成虫_東広島鏡山_佐藤撮影_P4122226.jpg|250px|thumb|right|ギフチョウの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 佐藤祐輔, Apr. 12, 2017)|link=ギフチョウ_東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | *2017.04.11 [[イボタガ_東広島キャンパス|イボタガ]]が羽化しています.成虫は3月下旬から短期間のみ見られ,春の代表的な蛾として知られています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170411イボタガ成虫_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_4984.JPG|250px|thumb|right|イボタガの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Apr. 11, 2017)|link=イボタガ_東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | *2017.04.08 [[シュレーゲルアオガエル]]の繁殖期となり,キャンパスの水辺ではオスの合唱を聞くことができます. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170408シュレーゲルアオガエル成体オス_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_4904.JPG|250px|thumb|right|シュレーゲルアオガエルの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Apr. 8, 2017)|link=シュレーゲルアオガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.04.04 キャンパス内で[[ニホントカゲ]]や[[ニホンカナヘビ]]が活動し始めました.広島県では現在16種の爬虫類の生息が確認されており,東広島キャンパスでは13種の爬虫類が確認されています.「[[広島県の爬虫類]]」というページでは広島県に生息する16種の爬虫類を解説しています.昆虫では[[ルリタテハ_広島大学東広島キャンパス|ルリタテハ]]が観察できました.[[ルリタテハ_広島大学東広島キャンパス|ルリタテハ]]は成虫で越冬し,早春にいち早く動き始めるチョウです. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170404ニホントカゲ成体_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_18288.JPG|250px|thumb|right|ニホントカゲの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)|link=ニホントカゲ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170404ニホンカナヘビ幼体_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_18307.JPG|250px|thumb|right|ニホンカナヘビの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)|link=ニホンカナヘビ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170404ルリタテハ成虫表_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_18047.JPG|250px|thumb|right|ルリタテハの成虫(表)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)|link=ルリタテハ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ===3月=== | ||
+ | *2017.03.17 キャンパス内で[[ウグイス]]がさえずり始めました.総合科学部西駐車場付近で[[ハクセキレイ]]や[[ヒバリ]]が観察できました.かつて,[[ハクセキレイ]]は広島県には冬鳥として渡来していましたが,近年繁殖地が南下して留鳥として一年中生活するものもでてきています.[[ヒバリ]]は,上空で大きな声でさえずっている個体もいました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相]]).また,[[生態実験園]]ではニホンアカガエルのオタマジャクシ(幼生)がふ化して泳ぎ始めています.[[ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス|東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説ページはこちら]].[[ニホンアカガエル|広島県のニホンアカガエルの解説ページはこちら]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170317ハクセキレイ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17676.JPG|250px|thumb|right|ハクセキレイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)|link=ハクセキレイ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170317ヒバリ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17660.JPG|250px|thumb|right|ヒバリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)|link=ヒバリ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170317ニホンアカガエル幼生_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17761.JPG|250px|thumb|right|ふ化して間もないニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)|link=ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.03.10 国際協力研究科(IDEC)周辺で[[カワラヒワ]]がさえずっていました.[[カワラヒワ]]は留鳥で,広島県内でも広く普通に見られます.また,[[ジョウビタキ]]や[[ツグミ]]などの冬鳥や,[[ハシブトガラス]]なども見られました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170310カワラヒワオスさえずり_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17510.JPG|250px|thumb|right|さえずるカワラヒワのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)|link=カワラヒワ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170310ジョウビタキオス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17521.JPG|250px|thumb|right|ジョウビタキのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)|link=ジョウビタキ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170310ハシブトガラス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17544.JPG|250px|thumb|right|ハシブトガラス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)|link=ハシブトガラス]] | ||
+ | |} | ||
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+ | *2017.03.03 国際協力研究科(IDEC)周辺で[[セグロセキレイ]]や[[ビンズイ]],[[ツグミ]]が観察できました.[[セグロセキレイ]]は留鳥で,雌雄・夏冬同色の鳥です.[[ビンズイ]]は冬鳥で,冬季に暖地に移動してきて開けた草地などで過ごします.[[生態実験園]]周辺では,[[ミヤマホオジロ]]が群れを作って移動していました.[[ミヤマホオジロ]]の雌雄は,眉斑(びはん)とほおの色の濃淡や胸の三角形の黒色斑の有無で見分けます.写真の[[ミヤマホオジロ]]はメスで,眉斑の黄色が淡く,ほおが淡褐色,胸に黒色斑がありません. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170303セグロセキレイ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17449.JPG|250px|thumb|right|セグロセキレイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)|link=セグロセキレイ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170303ビンズイ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17431.JPG|250px|thumb|right|ビンズイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)|link=ビンズイ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170303ミヤマホオジロメス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17464.JPG|250px|thumb|right|ミヤマホオジロのメス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)|link=ミヤマホオジロ]] | ||
+ | |} | ||
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+ | ===2月=== | ||
+ | *2017.02.28 [[ふれあいビオトープ]]ではニホンアカガエルの孵化(ふか)が始まっています.全身が真っ黒です.[[ニホンアカガエル_東広島キャンパス|東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説はこちら]]です.「[[広島県のカエル]]」というページでは,広島県内で見られるカエル13種類を紹介しています. | ||
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+ | |[[ファイル:20170228ニホンアカガエル幼生_広島県東広島市鏡山_神林撮影_IMG_4636.JPG|250px|thumb|right|ニホンアカガエル孵化直後幼生(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Feb. 28, 2017)|link=ニホンアカガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |} | ||
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+ | *2017.02.22 教育学部周辺から理学部にかけての草地や林では,[[ヒヨドリ]]や[[ツグミ]]が[[ナンキンハゼ]]の種子を食べに来ており,[[モズ]]や[[シロハラ]],[[ツグミ]],[[ハシボソガラス]],[[カワラバト]],[[キジバト]],[[スズメ]],[[ジョウビタキ]]などが観察できます.[[生態実験園]]周辺では,[[ルリビタキ]]や[[カワラヒワ]],[[ホオジロ]]が観察できました.[[カワラヒワ]]は群れで行動していました.[[ホオジロ]]は木のこずえでさえずりをしていました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170222ヒヨドリ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17109.JPG|250px|thumb|right|[[ナンキンハゼ]]の種子を食べに来たヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=ヒヨドリ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222モズオス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17081.JPG|250px|thumb|right|モズのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=モズ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222ハシボソガラス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17119.JPG|250px|thumb|right|ハシボソガラス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=ハシボソガラス]] | ||
+ | |||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170222キジバト_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17097.JPG|250px|thumb|right|キジバト(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=キジバト]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222カワラバト_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17056.JPG|250px|thumb|right|カワラバト(ドバト)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=カワラバト]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222ジョウビタキオス_東広島市鏡山_池田撮影_MG_17112.JPG|250px|thumb|right|ジョウビタキのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=ジョウビタキ]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170222ルリビタキ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17142.JPG|250px|thumb|right|ルリビタキのオス.背部のるり色と脇のオレンジの対比が美しい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=ルリビタキ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222カワラヒワ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17136.JPG|250px|thumb|right|カワラヒワ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=カワラヒワ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170222ホオジロ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_17044.JPG|250px|thumb|right|ホオジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)|link=ホオジロ]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | *2017.02.17 [[ツグミ]]や[[ヒヨドリ]],[[ハシブトガラス]],[[エナガ]],[[シジュウカラ]],[[コゲラ]]が観察できました.[[ヒヨドリ]]は留鳥として年間を通じて観察できます.[[エナガ]]と[[シジュウカラ]]は混群を作って行動していました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170217ツグミ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16811.JPG|250px|thumb|right|ツグミ(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)|link=ツグミ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170217ヒヨドリ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16821.JPG|250px|thumb|right|ヒヨドリ(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)|link=ヒヨドリ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170217ハシブトガラス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16824.JPG|250px|thumb|right|ハシブトガラス(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)|link=ハシブトガラス]] | ||
+ | |} | ||
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+ | *2017.02.10 [[ぶどう池]]で[[オオバン]]や[[カイツブリ]],[[ヒドリガモ]],[[ヨシガモ]]が観察できました.[[オオバン]]や[[カイツブリ]]は水鳥の仲間でカモ類(カモ目)に似ていますが,それぞれツル目クイナ科とカイツブリ目カイツブリ科に分類されています.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170210ぶどう池_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16780.JPG|200px|thumb|center|ぶどう池(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)]] | ||
+ | |[[ファイル:20170210オオバン_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16767.JPG|250px|thumb|right|オオバン(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)|link=オオバン]] | ||
+ | |[[ファイル:20170210カイツブリ冬羽_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16779.JPG|250px|thumb|right|カイツブリ(冬羽)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)|link=カイツブリ]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ファイル:20170210ヨシガモ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16751.JPG|250px|thumb|right|ヨシガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)|link=ヨシガモ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170210ヒドリガモオス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16774.JPG|250px|thumb|right|ヒドリガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)|link=ヒドリガモ]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | |||
+ | *2017.02.03 キャンパス内で冬鳥の[[ミヤマホオジロ]]や[[ツグミ]],[[シロハラ]]が観察できました.[[東広島キャンパスの鳥類相|東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください]]. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170203ミヤマホオジロオス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16508.JPG|250px|thumb|right|ミヤマホオジロのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)|link=ミヤマホオジロ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170203ツグミ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16498.JPG|250px|thumb|right|ツグミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)|link=ツグミ]] | ||
+ | |[[ファイル:20170203シロハラ_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_16482.JPG|250px|thumb|right|シロハラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)|link=シロハラ]] | ||
+ | |} | ||
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+ | ===1月=== | ||
+ | *2017.01.29-30 [[ニホンアカガエル_東広島キャンパス|ニホンアカガエル]]の繁殖が観察できました.[[ニホンヒキガエル_東広島キャンパス|ニホンヒキガエル]]の産卵も始まっています.産卵は日が暮れて夜になってから始まります.多くの個体が繁殖に参加し争う様子は古来より「蛙合戦(かわずがっせん)」と呼ばれています. | ||
+ | {| | ||
+ | |[[ファイル:20170129ニホンアカガエル成体_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_4531.JPG|250px|thumb|right|ニホンアカガエル産卵(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Jan. 29, 2017)|link=ニホンアカガエル_東広島キャンパス]] | ||
+ | |[[ファイル:20170130ニホンヒキガエル成体_東広島市鏡山_神林撮影_IMG_4577.JPG|250px|thumb|right|ニホンヒキガエル抱接(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Jan. 30, 2017)|link=ニホンヒキガエル_東広島キャンパス]] | ||
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+ | *2017.01.11 東広島キャンパスの[[ふれあいビオトープ]]にて今シーズン最初の[[ニホンアカガエル_東広島キャンパス|ニホンアカガエル]]の産卵が確認できました.暖冬の影響か,昨年より10日ほど早い記録です.[[ニホンアカガエル_東広島キャンパス|ニホンアカガエル]]は,水田の乾田化や水田放棄により産卵場所が減少傾向にあり,広島県および環境省のレッドデータブック(RDB)で準絶滅危惧(NT)に指定されています. | ||
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+ | |[[ファイル:20170113ニホンアカガエル卵隗_東広島市鏡山_塩路撮影_IMGP0033.JPG|250px|thumb|right|今シーズン初のニホンアカガエルの卵隗(広島県東広島市鏡山; 撮影: 塩路恒生, Jan. 13, 2017)|link=ニホンアカガエル_東広島キャンパス]] | ||
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===10月=== | ===10月=== |
2018年9月14日 (金) 15:41時点における版
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東広島キャンパスの生き物の過去のニュース
「東広島キャンパスの生き物」で過去に掲載されたニュースです.最新情報はこちら.
2017
10月
- 2017.10.27 かなり冷えるようになりましたが,まだツクツクボウシが鳴いています.
9月
今月見られたチョウ
- 様々な花で吸蜜している様子が観察されました.
- 2017.09.29 キャンパス内でツクツクボウシが鳴いています.秋の虫の鳴き声も盛んです.
- 2017.09.09 キャンパス内でミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いています.スズムシなどの秋の虫も鳴き始めました.
8月
- 2017.08.04 暑くなり,アブラゼミが盛んに鳴いています.
7月
今月見られたトンボ
- 東広島キャンパスでは,約56種類のトンボが確認されています.
今月見られたチョウ
- 東広島キャンパスでは,約65種類のチョウが確認されています.
- 2017.07.21 ぶどう池で,アオサギが観察できました.日本のサギ類で最大の鳥です.留鳥として全国の水田地帯や湿地,川,湖沼,干潟そして海岸部などに生息していますが内陸部への進出も見られ,東広島市や三次市などといった中部でも観察できます(リンク先のページに解説などが載っています).東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).キャンパス内では,ニイニイゼミやクマゼミ,アブラゼミ,ヒグラシが鳴いています.
- 2017.07.07 クロアゲハやコチャバネセセリの吸水の様子を観察することができました.キャンパス内ではオオシオカラトンボや,成熟して顔まで真っ赤になったショウジョウトンボも見られます.日中はニイニイゼミが盛んに鳴いており,朝夕にはヒグラシの鳴き声を聞くことができます.
6月
- 2017.06.27 キャンパス内でニイニイゼミが鳴き始めました.
- 2017.06.23 広島大学植物園で,キツツキの仲間のコゲラがエノキの枝で採餌しているのが観察できました.コゲラは日本産キツツキの最小種で,スズメ大の大きさです.また,シジュウカラもエノキに集まっていました.ふれあいビオトープ周辺では,エナガが群れを作って採餌しているのが観察できました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).気温が高く,吸蜜するツマグロヒョウモンをはじめ,昆虫もたくさん観察することができました.
- 2017.06.16 初夏を告げるホトトギスが鳴き始めています.ホオジロのオスがこずえでさえずっているのが観察できました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).
5月
- 2017.05.19 賑やかだったシュレーゲルアオガエルの繁殖期も終盤に差し掛かっています.生態実験園やふれあいビオトープの水際では上陸したニホンアカガエルの幼体が観察できます.
4月
- 2017.04.28 シュレーゲルアオガエルやトノサマガエルが盛んに鳴いています.トノサマガエルのオスはこの時期のみ婚姻色が見られます.ふれあいビオトープでアカハライモリが,教育学部付近でイソヒヨドリが観察できました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.キャンパス内ではハルゼミが鳴き始めています.
- 2017.04.12 ギフチョウの成虫が活動を始めています.成虫は春の短い期間のみ出現し、春の訪れを告げるチョウとして知られています.
- 2017.04.11 イボタガが羽化しています.成虫は3月下旬から短期間のみ見られ,春の代表的な蛾として知られています.
- 2017.04.08 シュレーゲルアオガエルの繁殖期となり,キャンパスの水辺ではオスの合唱を聞くことができます.
- 2017.04.04 キャンパス内でニホントカゲやニホンカナヘビが活動し始めました.広島県では現在16種の爬虫類の生息が確認されており,東広島キャンパスでは13種の爬虫類が確認されています.「広島県の爬虫類」というページでは広島県に生息する16種の爬虫類を解説しています.昆虫ではルリタテハが観察できました.ルリタテハは成虫で越冬し,早春にいち早く動き始めるチョウです.
3月
- 2017.03.17 キャンパス内でウグイスがさえずり始めました.総合科学部西駐車場付近でハクセキレイやヒバリが観察できました.かつて,ハクセキレイは広島県には冬鳥として渡来していましたが,近年繁殖地が南下して留鳥として一年中生活するものもでてきています.ヒバリは,上空で大きな声でさえずっている個体もいました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).また,生態実験園ではニホンアカガエルのオタマジャクシ(幼生)がふ化して泳ぎ始めています.東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説ページはこちら.広島県のニホンアカガエルの解説ページはこちら.
- 2017.03.10 国際協力研究科(IDEC)周辺でカワラヒワがさえずっていました.カワラヒワは留鳥で,広島県内でも広く普通に見られます.また,ジョウビタキやツグミなどの冬鳥や,ハシブトガラスなども見られました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.03.03 国際協力研究科(IDEC)周辺でセグロセキレイやビンズイ,ツグミが観察できました.セグロセキレイは留鳥で,雌雄・夏冬同色の鳥です.ビンズイは冬鳥で,冬季に暖地に移動してきて開けた草地などで過ごします.生態実験園周辺では,ミヤマホオジロが群れを作って移動していました.ミヤマホオジロの雌雄は,眉斑(びはん)とほおの色の濃淡や胸の三角形の黒色斑の有無で見分けます.写真のミヤマホオジロはメスで,眉斑の黄色が淡く,ほおが淡褐色,胸に黒色斑がありません.
2月
- 2017.02.28 ふれあいビオトープではニホンアカガエルの孵化(ふか)が始まっています.全身が真っ黒です.東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説はこちらです.「広島県のカエル」というページでは,広島県内で見られるカエル13種類を紹介しています.
- 2017.02.22 教育学部周辺から理学部にかけての草地や林では,ヒヨドリやツグミがナンキンハゼの種子を食べに来ており,モズやシロハラ,ツグミ,ハシボソガラス,カワラバト,キジバト,スズメ,ジョウビタキなどが観察できます.生態実験園周辺では,ルリビタキやカワラヒワ,ホオジロが観察できました.カワラヒワは群れで行動していました.ホオジロは木のこずえでさえずりをしていました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.17 ツグミやヒヨドリ,ハシブトガラス,エナガ,シジュウカラ,コゲラが観察できました.ヒヨドリは留鳥として年間を通じて観察できます.エナガとシジュウカラは混群を作って行動していました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.10 ぶどう池でオオバンやカイツブリ,ヒドリガモ,ヨシガモが観察できました.オオバンやカイツブリは水鳥の仲間でカモ類(カモ目)に似ていますが,それぞれツル目クイナ科とカイツブリ目カイツブリ科に分類されています.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.03 キャンパス内で冬鳥のミヤマホオジロやツグミ,シロハラが観察できました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
1月
- 2017.01.29-30 ニホンアカガエルの繁殖が観察できました.ニホンヒキガエルの産卵も始まっています.産卵は日が暮れて夜になってから始まります.多くの個体が繁殖に参加し争う様子は古来より「蛙合戦(かわずがっせん)」と呼ばれています.
- 2017.01.11 東広島キャンパスのふれあいビオトープにて今シーズン最初のニホンアカガエルの産卵が確認できました.暖冬の影響か,昨年より10日ほど早い記録です.ニホンアカガエルは,水田の乾田化や水田放棄により産卵場所が減少傾向にあり,広島県および環境省のレッドデータブック(RDB)で準絶滅危惧(NT)に指定されています.
2016
10月
8月
- 2016.08.25 キャンパス内でツチガエルが観察できました.
- 2016.08.05 キャンパス周辺でクマゼミやアブラゼミ,ニイニイゼミ,ツクツクボウシ,ヒグラシが鳴いています.チョウトンボやコシアキトンボ,マユタテアカネが観察できました.
7月
- 2016.07.01-08 生態実験園でニイニイゼミが鳴き始めました.シュレーゲルアオガエルが変態して上陸を始めています.またキャンパス内で,ショウジョウトンボやモンキチョウ,ベニシジミといった比較的観察しやすい昆虫が見られます.
5月
1月
- ニホンアカガエルが産卵のため水場に集まっています.
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