東広島キャンパスの生き物
提供: 広島大学デジタル博物館
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キャンパスで現在見られる動物の情報です.写真や名前をクリックすると解説ページに移動します.解説ページの写真はクリックすると拡大します.
2018
7月
- 2018.07.10-12 山中池周辺でニイニイゼミ,アオスジアゲハ,アオメアブが観察できました.ニイニイゼミは少し小柄なセミで,翅の模様が保護色となって樹皮と見分けがつきにくいです.アオスジアゲハは翅の青い模様が特徴で,花の周りをせわしなく飛び回ります.アオメアブはシオヤアブと同じムシヒキアブ科の昆虫で,光の強弱によって複眼の色が変化します.
6月
- 2018.06.29 キャンパス内でニイニイゼミが鳴き始めました.毎週金曜日の野鳥調査でコシアカツバメが巣の近くで止まっているのが観察できました.ツバメとは違いとっくり型の巣を作ります.生態実験園で,キマダラセセリが観察できました.
- 2018.06.24 生態実験園でオオヒカゲ,シオヤアブ,オビガが観察できました.オオヒカゲはジャノメチョウ類の国内最大種です.シオヤアブは飛翔する昆虫などを襲って捕食するムシヒキアブ科の昆虫で,オスの腹部末端に生える白い毛が塩のように見えることが名前の由来です.オビガは日本固有種で,スイカズラ科のスイカズラやハコネウツギなどが食草です.
- 2018.06.15 キャンパス内で観察できた昆虫を紹介します.ショウジョウトンボの成熟オスと未成熟オスが見られました.成熟して真っ赤になる前はメスと体色が似ていて見分けが難しいです.
- 2018.06.15 キャンパス内でアラカシの樹液に集まっているカブトムシを観察できました.生態実験園では,ショウジョウトンボが今年初めて観察できました.成熟したオスは全身真っ赤になります.毎週金曜日の野鳥調査では,カワラヒワやホオジロが観察できました.ウグイスやヒヨドリの鳴き声も多く聞かれました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).
- 2018.06.02 ふれあいビオトープで,モノサシトンボのメスとナミテントウ(紅型)が観察できました.モノサシトンボは普通のトンボ(シオカラトンボやアキアカネなど)に比べると体は小さく,細長いです.イトトンボ科のトンボに比べると体が大きく,目が離れています.ナミテントウには色々な変異があり,写真の個体は紅型と呼ばれています.生態実験園で,クズノチビタマムシが観察できました.クズの葉を食べる小さなタマムシの仲間です.
- 2018.06.01 生態実験園で,ニホンアカガエルが変態しています.シュレーゲルアオガエルの幼生(オタマジャクシ)も観察できました.毎週金曜日の野鳥調査では,理学部付近でイソヒヨドリのメスが観察できました.
5月
- 2018.05.04 毎週金曜日に行われている野鳥観察で,スズメやカワラヒワ,ヤマガラ,ミサゴなどが観察できました.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
4月
- 2018.04.30 生態実験園でニホンイシガメの幼体とヒバカリの成蛇を観察することができました.ニホンイシガメの幼体は甲羅が銭(ぜに)のように円く,古くは本種の幼体を指して「銭亀(ぜにがめ)」と呼んでいました.ヒバカリは小型のヘビで,カエルやオタマジャクシを餌とします.首の後ろに黄色い模様があるのが特徴です.ヨツボシトンボが飛行している写真も撮影できました.
- 2018.04.27 教育学部周辺でイソヒヨドリのオスがさえずっていました.海岸や島しょ部で見られることの多い鳥ですが,最近は都市部にも進出してきています.
- 2018.04.10-15 生態実験園やふれあいビオトープで,シュレーゲルアオガエルが鳴き始めました.抱接したペアを観察することができました.また,ニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)を観察することができます.背中に2つ斑点があることでヤマアカガエルの幼生と区別ができます.
3月
- 2018.03.11 ふれあいビオトープで,ニホンアカガエルがふ化しています.まだ新たに産まれた卵塊も目にすることができます.ニホンアカガエルについては広島県版のニホンアカガエルのページもご覧ください.親の雌雄の見分け方などを掲載しています.
2月
- 2018.02.02 ぶどう池で,水鳥の仲間が観察できました.多かったのがオオバンとヒドリガモでした.ヨシガモやカイツブリ,アオサギ,ダイサギも見ることができました.オオバンやカイツブリはカモの仲間に似ていますが,それぞれツル目クイナ科とカイツブリ目カイツブリ科で,いわゆるカモの仲間のヒドリガモやヨシガモはカモ目カモ科に分類されています.
- 2018.02.02 キャンパス内でツグミが群れを作って移動しているのが観察されています.ツグミは冬鳥として渡来し,渡来直後は林などで群れを作り通常冬に入ると群れは分散します.この時期まで群れが見られるのは少し珍しいようです.他にアトリの群れやシロハラ,ビンズイ,アオジ,ヒヨドリが観察できました.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
- 2018.02.02 発見の小径沿いでヒレンジャクが記録できました8羽以上の群れを作っていました.日本には冬鳥として渡来します.年によって渡来する個体数の変動が大きく,まったく渡来しない年もあります.類似種のキレンジャクと混群をなすことがあります.今回キレンジャクは観察できませんでした.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
1月
2017
12月
11月
- 2017.11.17 生態実験園周辺で,冬鳥のミヤマホオジロやアオジが観察できました.シジュウカラと混群を作っていました.ウグイスはやぶの中を移動するので発見が難しいですが,この時期特有の地鳴きをするので発見し撮影することができました.
- 2017.11.17 冬鳥が見られるようになりました.ぶどう池では,カルガモやヒドリガモ,ヨシガモ,バン,オオバンなど5種類の水鳥が確認できました.カルガモは留鳥ですが,ヒドリガモやヨシガモ,オオバンは冬鳥です.キャンパス内の鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」というページで特集していますのでそちらもご覧ください.
10月
- 2017.10.27 かなり冷えるようになりましたが,まだツクツクボウシが鳴いています.
9月
今月見られたチョウ
- 様々な花で吸蜜している様子が観察されました.
- 2017.09.29 キャンパス内でツクツクボウシが鳴いています.秋の虫の鳴き声も盛んです.
- 2017.09.09 キャンパス内でミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いています.スズムシなどの秋の虫も鳴き始めました.
8月
- 2017.08.04 暑くなり,アブラゼミが盛んに鳴いています.
7月
今月見られたトンボ
- 東広島キャンパスでは,約56種類のトンボが確認されています.
今月見られたチョウ
- 東広島キャンパスでは,約65種類のチョウが確認されています.
- 2017.07.21 ぶどう池で,アオサギが観察できました.日本のサギ類で最大の鳥です.留鳥として全国の水田地帯や湿地,川,湖沼,干潟そして海岸部などに生息していますが内陸部への進出も見られ,東広島市や三次市などといった中部でも観察できます(リンク先のページに解説などが載っています).東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).キャンパス内では,ニイニイゼミやクマゼミ,アブラゼミ,ヒグラシが鳴いています.
- 2017.07.07 クロアゲハやコチャバネセセリの吸水の様子を観察することができました.キャンパス内ではオオシオカラトンボや,成熟して顔まで真っ赤になったショウジョウトンボも見られます.日中はニイニイゼミが盛んに鳴いており,朝夕にはヒグラシの鳴き声を聞くことができます.
6月
- 2017.06.27 キャンパス内でニイニイゼミが鳴き始めました.
- 2017.06.23 広島大学植物園で,キツツキの仲間のコゲラがエノキの枝で採餌しているのが観察できました.コゲラは日本産キツツキの最小種で,スズメ大の大きさです.また,シジュウカラもエノキに集まっていました.ふれあいビオトープ周辺では,エナガが群れを作って採餌しているのが観察できました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).気温が高く,吸蜜するツマグロヒョウモンをはじめ,昆虫もたくさん観察することができました.
- 2017.06.16 初夏を告げるホトトギスが鳴き始めています.ホオジロのオスがこずえでさえずっているのが観察できました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).
5月
- 2017.05.19 賑やかだったシュレーゲルアオガエルの繁殖期も終盤に差し掛かっています.生態実験園やふれあいビオトープの水際では上陸したニホンアカガエルの幼体が観察できます.
4月
- 2017.04.28 シュレーゲルアオガエルやトノサマガエルが盛んに鳴いています.トノサマガエルのオスはこの時期のみ婚姻色が見られます.ふれあいビオトープでアカハライモリが,教育学部付近でイソヒヨドリが観察できました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.キャンパス内ではハルゼミが鳴き始めています.
- 2017.04.12 ギフチョウの成虫が活動を始めています.成虫は春の短い期間のみ出現し、春の訪れを告げるチョウとして知られています.
- 2017.04.11 イボタガが羽化しています.成虫は3月下旬から短期間のみ見られ,春の代表的な蛾として知られています.
- 2017.04.08 シュレーゲルアオガエルの繁殖期となり,キャンパスの水辺ではオスの合唱を聞くことができます.
- 2017.04.04 キャンパス内でニホントカゲやニホンカナヘビが活動し始めました.広島県では現在16種の爬虫類の生息が確認されており,東広島キャンパスでは13種の爬虫類が確認されています.「広島県の爬虫類」というページでは広島県に生息する16種の爬虫類を解説しています.昆虫ではルリタテハが観察できました.ルリタテハは成虫で越冬し,早春にいち早く動き始めるチョウです.
3月
- 2017.03.17 キャンパス内でウグイスがさえずり始めました.総合科学部西駐車場付近でハクセキレイやヒバリが観察できました.かつて,ハクセキレイは広島県には冬鳥として渡来していましたが,近年繁殖地が南下して留鳥として一年中生活するものもでてきています.ヒバリは,上空で大きな声でさえずっている個体もいました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).また,生態実験園ではニホンアカガエルのオタマジャクシ(幼生)がふ化して泳ぎ始めています.東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説ページはこちら.広島県のニホンアカガエルの解説ページはこちら.
- 2017.03.10 国際協力研究科(IDEC)周辺でカワラヒワがさえずっていました.カワラヒワは留鳥で,広島県内でも広く普通に見られます.また,ジョウビタキやツグミなどの冬鳥や,ハシブトガラスなども見られました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.03.03 国際協力研究科(IDEC)周辺でセグロセキレイやビンズイ,ツグミが観察できました.セグロセキレイは留鳥で,雌雄・夏冬同色の鳥です.ビンズイは冬鳥で,冬季に暖地に移動してきて開けた草地などで過ごします.生態実験園周辺では,ミヤマホオジロが群れを作って移動していました.ミヤマホオジロの雌雄は,眉斑(びはん)とほおの色の濃淡や胸の三角形の黒色斑の有無で見分けます.写真のミヤマホオジロはメスで,眉斑の黄色が淡く,ほおが淡褐色,胸に黒色斑がありません.
2月
- 2017.02.28 ふれあいビオトープではニホンアカガエルの孵化(ふか)が始まっています.全身が真っ黒です.東広島キャンパスのニホンアカガエルの解説はこちらです.「広島県のカエル」というページでは,広島県内で見られるカエル13種類を紹介しています.
- 2017.02.22 教育学部周辺から理学部にかけての草地や林では,ヒヨドリやツグミがナンキンハゼの種子を食べに来ており,モズやシロハラ,ツグミ,ハシボソガラス,カワラバト,キジバト,スズメ,ジョウビタキなどが観察できます.生態実験園周辺では,ルリビタキやカワラヒワ,ホオジロが観察できました.カワラヒワは群れで行動していました.ホオジロは木のこずえでさえずりをしていました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.17 ツグミやヒヨドリ,ハシブトガラス,エナガ,シジュウカラ,コゲラが観察できました.ヒヨドリは留鳥として年間を通じて観察できます.エナガとシジュウカラは混群を作って行動していました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.10 ぶどう池でオオバンやカイツブリ,ヒドリガモ,ヨシガモが観察できました.オオバンやカイツブリは水鳥の仲間でカモ類(カモ目)に似ていますが,それぞれツル目クイナ科とカイツブリ目カイツブリ科に分類されています.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
- 2017.02.03 キャンパス内で冬鳥のミヤマホオジロやツグミ,シロハラが観察できました.東広島キャンパスの鳥についてはこちらもご参照ください.
1月
- 2017.01.29-30 ニホンアカガエルの繁殖が観察できました.ニホンヒキガエルの産卵も始まっています.産卵は日が暮れて夜になってから始まります.多くの個体が繁殖に参加し争う様子は古来より「蛙合戦(かわずがっせん)」と呼ばれています.
- 2017.01.11 東広島キャンパスのふれあいビオトープにて今シーズン最初のニホンアカガエルの産卵が確認できました.暖冬の影響か,昨年より10日ほど早い記録です.ニホンアカガエルは,水田の乾田化や水田放棄により産卵場所が減少傾向にあり,広島県および環境省のレッドデータブック(RDB)で準絶滅危惧(NT)に指定されています.
-> 過去のニュースはこちら.
関連ページ
- 東広島キャンパスの動植物の最新情報
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