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2019
9月
- 2019.09.23-27 夜のキャンパスでは様々な秋の虫が鳴いています.有名なマツムシやエンマコオロギはそれぞれ「チンチロリン」「コロコロリー」と鳴き,秋の風物詩として親しまれてきた存在です.また,名はあまり知られていませんがクマスズムシも見られ,こちらも「リンリンリン」と美しい声で鳴きます.いずれもキャンパスの陸上競技場の近くで鑑賞することができます.
マツムシの成虫(オス).ススキなどの根本でチンチロリンと鳴く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 23, 2019)
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エンマコオロギの成虫(オス).コロコロリーと鳴くことが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 23, 2019)
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クマスズムシの成虫(メス).産卵管があり,翅の筋が単純.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 23, 2019)
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コサメビタキ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 谷口昌司・範子; , Sep. 20, 2019)
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ヒドリガモのオス.2019年冬季の初認.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 谷口昌司・範子; , Sep. 20, 2019)
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ヒドリガモのオス.ぶどう池にて.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 谷口昌司・範子; , Sep. 20, 2019)
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- 2019.09.16-20 キャンパスでは多くの両生類や爬虫類を観察することができます.今週はヒバカリとニホンマムシの幼蛇を観察することができました.マムシの幼蛇は尻尾が黄色いことが特徴です.また,休むシュレーゲルアオガエルのメスを観察することができました.
ヒバカリの幼蛇.湿った環境に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 20, 2019)
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ニホンマムシの幼蛇.尻尾が黄色い.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 18, 2019)
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休むシュレーゲルアオガエルの成体(メス).黄色い斑がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 20, 2019)
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秋の虫が鳴いています.陸上競技場周辺ではスズムシやマツムシに加え,カンタンとヒロバネカンタンの鳴き声が聞こえます.両種は外見が非常に似ていますが,前者は「ルルルルルル...」と鳴き,後者は「フィリー・フィリー」と鳴きます.また,ヌルデの樹上には翅をもつナナフシであるタイワントビナナフシが見られます.
鳴くカンタンの成虫(オス).(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 17, 2019)
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鳴くヒロバネカンタンの成虫(オス).(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 17, 2019)
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タイワントビナナフシの成虫(メス).単為生殖を行うため,オスはほとんど見つかっていない.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 16, 2019)
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キャンパスでは初記録となるネキトンボを観察することができました.また,陣ヶ平山のため池でオオコオイムシを確認することができました.そのほか角脇調整池周辺の林縁部の獣糞からコブマルエンマコガネを見つけたり,テニスコートの灯りに飛来したホソバスズメを観察したりすることができました.
ネキトンボの成虫(メス).メスはショウジョウトンボやキトンボとは似ない.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 16, 2019)
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オオコオイムシの成虫.ふつうコオイムシよりも体長が大きく,全体的に黒い.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 18, 2019)
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コブマルエンマコガネの成虫(オス).目立たないが頭部に角がある.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 17, 2019)
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ホソバスズメの成虫.類似種が多く,模様や翅の形で識別する.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 17, 2019)
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ヤブガラシで蜜を集めるコガタスズメバチの成虫(メス).オオスズメバチと色や模様が似るが,小型で頭楯の突起が3つであることで識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 17, 2019)
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アミガサハゴロモの成虫.前翅の一対の黄色斑が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 20, 2019)
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鳴くミンミンゼミの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 13, 2019)
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ハラビロカマキリの成虫(メス).前翅の白斑が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 12, 2019)
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コバネアオイトトンボの成虫(オス).アオイトトンボやオオアオイトトンボとは胸部の金属光沢部の範囲で識別することができる.(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 12, 2019)
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8月
セグロイナゴの成虫(オス).キャンパス内でも生息域は限られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 9, 2019)
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ショウリョウバッタの成虫(メス).顔が縦に長く,独特なつくりをしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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ヘクソカズラの花とアシグロツユムシの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 5, 2019)
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灯りや樹液にはガが見られます.枯葉に見える翅をもつクチバスズメや,枝に見えるクロツマキシャチホコ,白い帯模様が特徴のシロスジカラスヨトウなどです.また,蛇のような姿をしたベニスズメの幼虫を観察することができました.
クチバスズメの成虫.モモスズメとともによく見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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クロツマキシャチホコの成虫.翅を閉じると枝の切れ端のようである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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シロスジカラスヨトウの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 5, 2019)
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アレチマツヨイグサにつくベニスズメの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 9, 2019)
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東広島キャンパスは夏真っ只中でミンミンゼミも鳴き始めましたが,夜はエンマコオロギやスズムシの鳴き声が聞こえてくるようになり,秋の兆しも感じられます.また,オオカマキリの成虫やツクツクボウシなどを観察することができました.そしてサムライアリがクロヤマアリの巣を襲撃して奴隷狩りをする様子も見られました.
サムライアリの働きアリ.クロヤマアリの繭を持ち運んでいる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 5, 2019)
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鳴くスズムシの成虫(オス).草深い場所で鳴く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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オオカマキリの成虫(オス).夜間は複眼が黒くなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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羽化直後のツクツクボウシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 5, 2019)
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イナズマハエトリやヤマジハエトリなどのハエトリグモやクリチャササグモを観察することができました.
イナズマハエトリの成体(オス).体には白斑が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 9, 2019)
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クリの実の上のヤマジハエトリの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 9, 2019)
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クリチャササグモ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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小型のイラガ類の幼虫も観察することができました.いずれもユニークな姿をしていますが棘には毒があるので触らないよう注意が必要です.
アカイラガの幼虫.赤い突起のある半透明の房は刺激を受けると外れる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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クロシタアオイラガの幼虫.背面には青く縁取られた赤い線が入る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 8, 2019)
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ムラサキイラガの幼虫.トゲは根本も先端も太い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 5, 2019)
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- 2019.07.29-08.02 東広島キャンパスでアオダイショウとヒバカリとニホンマムシを観察することができました.アオダイショウとヒバカリはともにナミヘビ科のヘビで,毒はありません.しかしマムシはクサリヘビ科のヘビで,大変危険な毒を持ちます.キャンパスでは主に陸上競技場の周辺の林縁部で見られるため,その周辺を通るときは咬まれないようご注意ください.
威嚇するアオダイショウの亜成蛇.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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ヒバカリの成蛇.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 1, 2019)
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ニホンマムシの幼蛇.マムシといえば太くて短い体型の印象が強いが,幼蛇は比較的に細いので要注意.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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夜のキャンパスでは,様々な昆虫の羽化の様子を観察することができます.乾ききっていない半透明の翅はどの昆虫であろうと美しく,神秘性を感じられます.
羽化直後のオオカマキリの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 1, 2019)
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羽化直後のクサキリの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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羽化直後のヒグラシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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クマゼミやツクツクボウシも鳴き始めました.クマゼミはアカデミック地区内では少ないですが,交番裏のサクラ並木やキャンパス外周のケヤキ並木で鳴き声を聞くことができます.また,セスジアシナガサシガメというナナフシのような特徴的な見た目をしているカメムシを観察することができました.
クマゼミの成虫(メス).本土のセミでは最大級の大きさを誇る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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ツクツクボウシの成虫.夏の終わりのイメージがあるが,実際は7月にはもう出現していることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 1, 2019)
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林床を歩くセスジアシナガサシガメの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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樹液ではアオカナブンを観察することができました.カナブンに比べるとキャンパスでの個体数は少ないようです.また,角脇調整池周辺でガムシが見られました.ゲンゴロウに匹敵する大型の水生甲虫です.バッタの多い乾燥した草地では狩りバチのキアシハナダカバチモドキを観察することができました.環境省RDBで絶滅危惧II類に指定されている希少なハチです.
アオカナブンの成虫.カナブンの緑色型よりも鮮やかな光沢を放つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 30, 2019)
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ガムシの成虫.日本のガムシ科では最大.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 31, 2019)
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ショウリョウバッタモドキを狩るキアシハナダカバチモドキの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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ため池では数多くのトンボが見られます.開けて水生植物の豊かなため池ではギンヤンマやタイワンウチワヤンマを観察することができます.前者は休みなく飛び回っていますが後者は水面に突き出た枝や杭にとまっていることが多いです.また少数ながらアジアイトトンボも見られました.木々に囲まれ日照の悪いため池ではヤブヤンマが見られます.
アジアイトトンボの成虫(オス).アオモンイトトンボに似るが,より小型で腹部第9節の全体が青い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 29, 2019)
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タイワンウチワヤンマの成虫.近年北上している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 29, 2019)
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ギンヤンマの成虫(オス).ため池や開けた場所を巡回飛行する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 29, 2019)
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ヤブヤンマの成虫(オス).日当たりの悪いため池に見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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バッタ目の昆虫も多くが成虫になっています.夜は林縁部でミドリササキリモドキが見られ,ハヤシノウマオイの鳴き声が響き渡ります.昼は限られた草地でクルマバッタの姿が見られます.
ミドリササキリモドキの成虫(メス).セスジササキリモドキに似るが,背面は黒くならない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 1, 2019)
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ハヤシノウマオイの成虫(オス).ハタケノウマオイとは外見上の違いはほとんど無いが,本種のほうが鳴き声のテンポがゆっくりであることで識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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クルマバッタの成虫(オス).飛翔するときに後翅に黒い輪のような模様が見える.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 2, 2019)
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アオスジアゲハやジャコウアゲハなどアゲハチョウの仲間も観察することができました.また,アケビコノハの成虫も見られました.
休息するアオスジアゲハの成虫.近年北上している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 30, 2019)
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ジャコウアゲハの成虫(メス).アゲハチョウの中では比較的ゆったりと飛翔する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 30, 2019)
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アケビコノハの成虫.驚くと翅を広げて威嚇する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 31, 2019)
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7月
キタマゴタケ.有毒種のタマゴタケモドキに似るが,タマゴタケモドキはヒダとツバがともに白い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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ヤマトヒロバカゲロウの成虫.画像では確認しづらいが,前翅後縁の中央付近に小さな黒斑がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 22, 2019)
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ハンミョウの成虫.夜間は樹上で休息する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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キャンパスでは直翅目の昆虫がたくさん見られます.しかし,ヤブキリは生息域が狭く,農場や池ノ上学生寮周辺など鏡山に近い林縁部でしか見られません.また,カマドウマ類は主にマダラカマドウマ,カマドウマ,モリズミウマの3種が観察されます.
ヤブキリの成虫(オス).オスの成虫はクズなどが茂った林縁で「シリリ・シリリリ」と鳴く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 22, 2019)
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セスジササキリモドキの幼虫(オス).複眼が赤い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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ハネナシコロギスの成虫(メス).体表は艶やか.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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カマドウマのオス.マダラカマドウマのような派手な模様はなく,一様に茶褐色.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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モリズミウマのオス.林床などで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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夜の樹液に集まる昆虫は当然ながらカブトムシやクワガタムシなどの甲虫だけではありません.ヤガ科のシタバガ亜科(シロシタバやキシタバなど)やオオトモエなども集まります.また,灯火にはセダカシャチホコやモンクロシャチホコも見られます.コシロシタバは環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されています.
シロシタバの成虫.大型で後翅が白を基調としている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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キシタバの成虫.類似種が多いが,本種は特に大型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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コシロシタバの成虫.前翅表中央の白斑が目立つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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オオトモエの成虫.灯火にもしばしば飛来する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 22, 2019)
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オスグロトモエの成虫(オス).オスはハグルマトモエとはあまり似ていないので容易に識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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セダカシャチホコの成虫.胸部背面の盛り上がった毛束が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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モンクロシャチホコの成虫.翅の黒斑は銀色に光る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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また,キャンパスの各所でイラガの仲間の幼虫が見られます.距離を置いて観察する分には危険ではありませんが,作業中や木の下をくぐり抜ける際に誤ってこれらのケムシに触れると毒針が刺ってしまい激しい痛みを伴いますのでご注意ください.また,トゲに触れるとビリビリと痛みを感じることから「デンキムシ」という地方名が存在します.
イラガの幼虫.カキノキなどに多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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ヒロヘリアオイラガの幼虫.キブシなど様々な広葉樹につく.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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ヒメクロイラガの幼虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 26, 2019)
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夜は夜行性のクモが営巣する姿が見られます.トリノフンダマシ類は特殊な水平円網を張り,オニグモは垂直円網を張ります.
網を張るトリノフンダマシのメス.オオトリノフンダマシよりも白っぽい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 22, 2019)
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網を張るアカイロトリノフンダマシの成体(メス).巣は目が粗く,横糸は大きく弛んでいる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 24, 2019)
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その他観察することができた雑木林の昆虫を紹介します.
シロスジカミキリの成虫.複眼が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 26, 2019)
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カナブンの成虫.アオカナブンに似た色だが,胴が太短い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 25, 2019)
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ヨツボシケシキスイの成虫(オス).小さいので樹皮の隙間に潜り込んで樹液をなめることができる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 25, 2019)
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- 2019.07.15-17 東広島キャンパスでヒグラシを観察することができました.生態実験園などの林内に入ると驚いて飛んで逃げることが多いです.また,ニイニイゼミとアブラゼミの羽化を観察することができました.
ヒグラシの成虫(オス).薄暗い林内に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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羽化後しばらく経ったニイニイゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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羽化直後のアブラゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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東広島キャンパスでトゲグモ,タカネトンボ,コオイムシを観察することができました.トゲグモは腹部が硬質でドクロのような模様があることが特徴です.タカネトンボは陣が平山の林縁部でゆったりと飛翔していました.コオイムシは角脇調整池で見られ,生態実験園などに多いオオコオイムシとは生息場所を異にしているようです.
トゲグモの成体(メス).山地に見られ,木々の間に網を張る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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タカネトンボの成虫(メス).タカネは高嶺を意味するが,低地でも見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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コオイムシの成虫.オオコオイムシよりも低地に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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オオモンクロクモバチが狩ったコアシダカグモを運ぶ様子や,休むキイロスズメバチ,カバキコマチグモの産室などを観察することができました.キイロスズメバチは攻撃性が高く,ときに人にも危害を及ぼす恐れがあります.またカバキコマチグモは強い毒をもつと言われていますが,無理やり産室をこじ開けたり,成体をむやみに掴んだりしなければ基本的に安全です.
その他様々な甲虫を観察することができました.
オオモンクロクモバチの成虫.コアシダカグモを捕らえ,巣に運んでいる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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木陰で休むキイロスズメバチの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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カバキコマチグモの産室.ちまき型をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 16, 2019)
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ヒラタクワガタの成虫(オス).樹皮裏に潜んでいることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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ヘリグロテントウノミハムシの成虫.ヒイラギモクセイなどに多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 16, 2019)
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バッタ目の昆虫も昼夜問わず多数観察することができました.マダラバッタは乾燥した草地に,ヒメギスは草深い藪に多いです.
マダラバッタの成虫(緑色型メス).色彩変異に富む.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 16, 2019)
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ヒメギスの成虫(オス).キリギリス同様驚くと藪の奥へと逃げる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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マダラカマドウマのメス.人家で見られるが,林床にも多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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その他クロバネツリアブやスズメガ類の幼虫が見られました.
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アカマツの葉につくクロスズメの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2019)
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ホシホウジャクの幼虫.ホシヒメホウジャク同様ヘクソカズラが食草.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)
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シュレーゲルアオガエルの幼体.尾がほとんど吸収されている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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アブラゼミの成虫(オス).羽化後間もない個体は翅脈が緑色をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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アイタケ.ブナ科の樹木が生える林床に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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キャンパスではトリノフンダマシ類も多く観察することができます.昼は植物の葉裏で休んでいますが,日没とともに巣を張りはじめます.
アカイロトリノフンダマシの成体(メス).赤みの強い個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 12, 2019)
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オオトリノフンダマシの成体(メス).大きな一対の目玉模様が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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シロオビトリノフンダマシの成体.昼はイネ科草本の裏で休んでいる場合が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 12, 2019)
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キャンパスの南部ではコロギスとタンボコオロギを観察することができました.また,ふれあいビオトープの林縁ではササキリの初齢幼虫を観察することができました.
威嚇するコロギスの成虫(メス).つつくと咬みつこうとしてくる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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タンボコオロギの成虫(メス).複眼と複眼とを結ぶ黄白色の線が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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ササキリの幼虫.頭部が赤い特徴的な見た目をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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キャンパスで見られた個性的なイモムシを紹介します.
トビモンオオエダシャクの幼虫の顔.猫耳のような突起がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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オオトモエの幼虫.刺激を受けると上半身を巻き,眼状紋を見せつけて威嚇する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 12, 2019)
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キイロスズメの幼虫.ヤマノイモを食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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その他見られた生き物を紹介します.
クロタマムシの成虫(メス).全身が黒っぽく,鈍い金属光沢をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 12, 2019)
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ハグロトンボの成虫(オス).カミサマトンボの別称をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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アザミで吸蜜するホソバセセリの成虫.ふれあいビオトープに多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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スジコガネの成虫.針葉樹の葉を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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アオメアブの成虫.夕暮れに草地で多く見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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ニセノコギリカミキリの成虫(メス).ノコギリカミキリよりも胸部の光沢が鈍い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 11, 2019)
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ニイニイゼミの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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トノサマバッタの成虫(メス)の褐色型.年に2回発生する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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ハリカメムシ(右)とウズラカメムシ(左)(それぞれともに成虫).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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キャンパスでコシアカツバメやツバメが飛んでいます.また,変態したニホンアマガエルも観察することができます.
旋回するコシアカツバメ.胸から腹にかけて縦斑がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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ツバメ.腰の部分にはコシアカツバメのような橙色の帯はない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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ニホンアマガエルの幼体.ササの葉の上などで静止している姿が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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雑木林ではシロスジカミキリが見られます.また,キャンパスの材置き場ではカミキリムシやタマムシの仲間など様々な甲虫類を観察することができます.
カシの幹を登るシロスジカミキリの成虫.胸部や鞘翅の斑紋は生存時は黄色いが,死ぬと白化する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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クビアカトラカミキリの成虫(オス).胸部が赤い特徴的なカミキリムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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カタジロゴマフカミキリ成虫.ナガゴマフカミキリに似るが,鞘翅の肩周りが白い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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マツノマダラカミキリの成虫.マツノザイセンチュウを媒介し,「マツ枯れ」を引き起こす要因とされる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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ムツボシタマムシの成虫(メス).オオムツボシタマムシに似るが,本種のほうがより小型で斑紋が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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キャンパス中のため池でチョウトンボが舞っていたり,ウチワヤンマが縄張りを張っていたりしています.また,南方系のナナフシであるタイワントビナナフシの幼虫を観察することができました.
飛翔するチョウトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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枝の先にとまるウチワヤンマの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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タイワントビナナフシの幼虫.分布を北に拡大している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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昼行性のガであるスキバホウジャクや,その他の夜行性のガやイモムシなどを観察することができました.
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オオゴマダラエダシャクの成虫.大変大きなエダシャクで,翅の縁の黒斑は繋がる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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アカスジシロコケガの成虫(オス).オスの前翅の黒斑は二つに分かれて並ぶことが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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メンガタスズメの成虫.胸部に黒い人面のような模様がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 3, 2019)
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ヤブガラシの花を食べるコスズメの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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オオエグリシャチホコの幼虫.マメ科植物を食べて生育する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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ウンモンスズメ幼虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩崎元道,Jun . 28, 2019)
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狩りバチや寄生バチ,スズメバチの仲間も観察することができました.
獲物を探すベッコウクモバチの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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ヤブガラシの蜜を吸うスズバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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産卵するオオホシオナガバチの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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キャンパスでは,鹿児島以南の島々に分布するオオスミコガネグモや南西諸島に分布するナガマルコガネグモを除けば,日本産コガネグモ属の全種を観察することができます.
コガネグモの成体(メス).日本のコガネグモ属では最大.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2019)
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ムシバミコガネグモのメス.コガタコガネグモに似るが,模様がガタガタしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 4, 2019)
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ナガコガネグモのメス.隠れ帯は縦につける.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 5, 2019)
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6月
- 2019.06.22-28 キャンパスのコナラやアベマキの樹液などにクワガタムシやカブトムシが集まっています.
カナブンとともに樹液を吸うカブトムシの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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ヒラタクワガタの成虫(オス).樹皮が剥がれてできた隙間を好む.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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ノコギリクワガタの成虫(オス).ショックを受けると落下して死んだふりをすることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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ノコギリクワガタの成虫(メス).体が赤褐色で丸みを帯びるのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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ネブトクワガタの成虫(オス).針葉樹の樹液にも集まるなど,他のクワガタには見られない生態をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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夜のキャンパスではシンジュサンが灯りに飛来することがあります.また,オオウラギンスジヒョウモオンはアザミで吸蜜する姿が,ウラナミアカシジミが各所のアベマキやクヌギの若木の周りで見られます.
シンジュサンの成虫(メス).開張すると120mm以上にもなる非常に大きなガ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 22, 2019)
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オオウラギンスジヒョウモンの成虫(オス).ウラギンスジヒョウモンに似るが,翅頂が尖るなどの差異がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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ウラナミアカシジミの成虫.夕方になると活発に飛ぶ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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キャンパスではヤマカガシをはじめとした毒のある生き物も見られます.観察する場合はむやみに触る,刺激するなどしないようご注意ください.
また,キリギリスの仲間が発生しています.今週はホシササキリとキリギリス(ニシキリギリス)を観察することができました.
ヤマカガシの成蛇.赤色の色素が抜け,体色が白と黒の二色になっている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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ホシササキリの成虫(メス).前翅に黒い点列をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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ニシキリギリスの成虫(オス).丈の高い草むらを好む.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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キャンパスではヤンマの黄昏飛翔を観察することができます.また,生態実験園の水田ではオオシオカラトンボの産卵も見られます.
林縁部を巡回するオニヤンマの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 25, 2019)
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ギンヤンマの成虫(オス).オスは腹部と胸部の境界が青い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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黄昏飛翔中のヤブヤンマの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 25, 2019)
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打水産卵をするオオシオカラトンボの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)
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コフキトンボの成虫(未成熟オス).シオカラトンボ属に似るが,小型で胸部に複雑な模様を有する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 25, 2019)
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その他トゲアリやハエトリグモ,カミキリムシ,ウシカメムシ,スジアオゴミムシなどを観察することができました.
トゲアリのはたらきアリ.ムネアカオオアリに似るが,胸部にトゲがあるのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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ヒメカラスハエトリの成体(オス).カラスハエトリに似るが,小型で頭胸部が丸みを帯びる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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キレワハエトリの成体(オス).ウデブトハエトリに似るが,腹部に白帯が入らない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)
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ナガゴマフカミキリの成虫.斑模様は樹皮に溶け込みやすい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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リンゴカミキリの成虫.サクラなどの葉脈を齧る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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キボシカミキリの成虫.幼虫成虫ともにクワやイチジクの害虫になりうる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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クロカミキリ成虫.触角が短く大アゴが発達しているため,クワガタやゴミムシと間違われることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)
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口吻を掃除するウシカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)
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スジアオゴミムシの成虫.アオゴミムシよりも大型で,翅には何本もの筋がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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- 2019.06.17-21 夜のキャンパスの生き物の様子を紹介します.山中谷川や角脇川ではゲンジボタルが見頃を迎えています.またクワガタムシなど樹液に集まる虫も活発になっています.
山中谷川で舞うゲンジボタル.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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ネブトクワガタの成虫(オス).キャンパスではコナラの樹液に集まっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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戦うコクワガタの成虫(オス)同士.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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カナブンの成虫.日中よく樹液に集まる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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ヨツボシケシキスイの成虫(オス).オスは左右非対称の大アゴが発達する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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オオゾウムシの成虫.外来種のヤシオサゾウムシを除けば日本最大のゾウムシである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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山中谷川ではホタルだけではなく,5種類以上と多くのアメンボを観察することができます.今回はその一部を紹介します.
シマアメンボの成虫(無翅型).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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昆虫を捕らえているオオアメンボの成虫(オス).他のアメンボに比べると極端に体が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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コセアカアメンボの成虫.流れをあまり好まないためか淀みで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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キャンパス内の水辺ではいつも様々なトンボを観察することができます.今回紹介しているアオヤンマ,グンバイトンボ,ベニイトトンボはいずれも環境省のレッドデータブックにて準絶滅危惧種に指定されています.
アオヤンマの成虫.抽水植物の豊かなため池に見られ,営巣性のクモを狩る生態が知られている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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グンバイトンボの成虫(メス).メスの脚は軍配状になっておらず,モノサシトンボとの識別が少し難しくなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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ベニイトトンボの成虫(オス).環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されているが,キャンパスでは個体数が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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モノサシトンボの成虫(オス).他のイトトンボなどに比べると眼が離れている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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ウスバキトンボの成虫(オス).最もふつうに見られるトンボで,日中はヒラヒラと空中を漂っていることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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ハラビロトンボの成虫(メス).キャンパスでは広く見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)
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チョウも多くの種類を観察することができます.オオヒカゲは発生が進んでおり,ふれあいビオトープでも確認することができます.
オオヒカゲの成虫(オス).キャンパスではササの生い茂る場所に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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ヒメアカタテハの成虫.アカタテハに似るがより小型で,後翅の橙色部が広い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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ルリタテハの成虫(オス).オスは見晴らしのよい場所でテリトリーを張る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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キアゲハの成虫(オス).ナミアゲハに似るが,前翅の付け根周辺の模様が黒いモザイク状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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ムラサキシジミの成虫(メス).カシやコナラなどが生えている林縁部で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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ルリシジミの成虫(メス).フジやハギなどに産卵する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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ガも多数観察することができました.ヤホシホソマダラは環境省のレッドデータブックにて準絶滅危惧種に指定されています.
ヤホシホソマダラの成虫(メス).キャンパスではササが茂っており,かつ開けている環境に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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エビガラスズメの成虫.翅を閉じているとシモフリスズメに似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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交尾中のキハダカノコ.カノコガに似るが腹部の模様が異なる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)
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中~大型のコガネムシも観察することができます.いずれも様々な広葉樹の葉を食べます.
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アオドウガネの成虫.金属光沢はほとんどない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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ドウガネブイブイの成虫.銅色の光沢をもつコガネムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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その他見られた生き物を紹介します.
シマヘビの成蛇.縞模様が目立たない個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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正面から見たニホンアカガエルの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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2羽のヒバリ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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カタオカハエトリの成体(オス).第一歩脚が橙色をしている非常に特徴的なハエトリグモ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)
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チャイロアサヒハエトリを捕食しているマミジロハエトリの成体(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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孵化したキバネツノトンボの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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ゴマダラカミキリの成虫.幼虫は様々な広葉樹の生木を食害することで知られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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ベニヘリテントウの成虫.オオワラジカイガラムシを食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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マイマイカブリの幼虫.幼虫も成虫同様カタツムリを襲う.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)
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脱皮するオオカマキリの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)
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ハネナシコロギスのオス.成虫になっても翅を欠く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)
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ハマベアワフキの成虫.低地の草地に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)
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ハラグロオオテントウの成虫.大変大きなテントウムシで,10mm以上ある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 13, 2019)
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ゲンジボタルの成虫(オス).オスは発光器がメスよりも大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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ノコギリカミキリの成虫(オス).ニセノコギリカミキリに似るが,本種のほうが前胸の光沢が強い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)
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コガネムシの成虫.キャンパスでは生態実験園の林縁に生える植物上に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)
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キマワリの成虫.立ち枯れした木や生木の幹についている場合が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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オオヒラタシデムシの成虫.動物の死骸やその他腐食物を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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キャンパス内でクロアナバチやサトジガバチといった狩りバチやヒメスズメバチなど様々なハチが見られます.オオスズメバチやキイロスズメバチといった攻撃性の高い種も見られるので刺激しないよう注意が必要です.
クロアナバチの成虫.キリギリスの幼虫を捕らえている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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休むサトジガバチの成虫.ヤマジガバチに似るが,より小型で中胸背板に皺がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)
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ヒメスズメバチの成虫(メス).オオスズメバチや他のスズメバチに似るが,腹部の先端が黒いのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)
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色々な昆虫の幼虫を観察することができました.スゲドクガの幼虫は環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されています.
ハラビロカマキリの幼虫.腹部を上げる姿が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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ナナフシモドキの幼虫.エダナナフシに似るが,触角がより短い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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スゲドクガの幼虫.カヤツリグサ科やイネ科の植物の葉を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)
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シャチホコガの幼虫.ヒメシャチホコの幼虫に似るが,腹脚の黒斑の有無で識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)
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生態実験園やぶどう池でコシアキトンボが飛んでいます.また,未成熟のアオイトトンボもキャンパス各所で見られます.アブの仲間ではムシヒキアブ科のシオヤアブも発生しています.
縄張りを往復するコシアキトンボの成虫.同種のオスやオオシオカラトンボやショウジョウトンボと争う姿を観察することができる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 13, 2019)
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アオイトトンボの成虫(メス).胸部に黒い模様が入っている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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昆虫を捕食するシオヤアブの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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キャンパスではシャクガ類をはじめとした蛾の仲間を観察することができます.
オオミズアオの成虫(オス).オナガミズアオに似るが,触角が茶色っぽく,翅先が丸い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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ハグルマトモエの成虫(オス).オスグロトモエに似るが,前翅の2本筋が広がる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)
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キマダラコウモリの成虫.コウモリガに似るが,前翅の銀白色紋が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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ギンボシリンガの成虫.白地に赤の複雑な模様が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)
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交尾中のウメエダシャク(成虫).総合科学部棟前のアンズの木に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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ヒョウモンエダシャクの成虫.日中林間を飛ぶ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)
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その他アリグモやオナガグモといった独特なクモ類を観察することができました.
アリグモの成体(メス).触肢はオスほど発達しない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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オナガグモの成体(メス).卵を保護している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)
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コアシダカグモの成体(メス).アシダカグモのメスに似るが,上顎と単眼の間の白帯が本種にはなく,また腹部後縁の黄色斑が明瞭.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)
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グンバイトンボの成虫(オス).モノサシトンボに似るがより小型で,オスは中脚と後脚が白い軍配状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)
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工学部棟前のイボテングタケ.テングタケに似るが針葉樹林に多く,傘のイボが硬質.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)
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ヒメギスの幼虫を狩るクロアナバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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東広島植物園でサトキマダラヒカゲとヒオドシチョウを,生態実験園でキアシドクガとオビガの幼虫を,ふれあいビオトープでキスジホソマダラとマツカレハを観察することができました.キアシドクガはときに大発生するガで,名前にドクガとつきますが一生を通して毒を持ちません.またマツカレハは毒針をもつケムシで,同じく毒を持つタケカレハの幼虫とともにふれあいビオトープに多いので観察には十分ご注意ください.
サトキマダラヒカゲの成虫(メス).メスは後翅裏の色がメスより淡くなる傾向がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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ヒオドシチョウの成虫(メス).メスは翅形が幅広く,腹部が太い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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キアシドクガの成虫(オス).日中林縁を盛んに飛び回る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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キスジホソマダラの成虫(メス).メスの触角は櫛型でない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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オビガの幼虫.スイカズラに多いケムシで,毒はない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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マツカレハの幼虫.毛には毒があり,刺されないよう注意が必要.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)
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山中池周辺でキュウシュウクロナガオサムシを,生態実験園でセンチコガネとオジロアシナガゾウムシ,ヤマクダマキモドキ,ニシムネアカオオアリを観察することができました.オジロアシナガゾウムシはパンダのような模様をしており,クズの茎などに多いです.
キュウシュウクロナガオサムシの成虫(メス).広島県にはオニクロナガオサムシとチュウゴククロナガオサムシの2亜種が存在する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)
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センチコガネの成虫.オオセンチコガネに似るが,体色はより地味な場合が多く,頭楯が半円形である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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交尾中のオジロアシナガゾウムシ.食草はクズ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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ヤマクダマキモドキの幼虫.キャンパスでは生態実験園に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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ニシムネアカオオアリのはたらきアリ.ムネアカオオアリに似るが,本種は胸部の前半分が黒い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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生態実験園でチャイロアサヒハエトリ,ふれあいビオトープでヤマシロオニグモ,山中池周辺でサワガニ,東広島植物園でトビズムカデを観察することができました.サワガニはキャンパスでは山中谷川に多いですが,ふれあいビオトープを流れる湧水でも見つかることがあります.また,トビズムカデは10cmを超える巨体で,少し触れただけでも咬みつこうとする上に毒を持つのでご注意ください.
チャイロアサヒハエトリの成体(オス).メスに比べると歩脚が非常に細長く,ハエトリグモとしては独特な見た目をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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ヤマシロオニグモの成体(メス背白型).腹背の模様は変異が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)
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サワガニの成体(メス).メスの腹節は半円形で,左右の第1歩脚(はさみ)の大きさにほとんど差がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)
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トビズムカデの成体.コガネムシ類の幼虫を捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)
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5月
パトロール中のサラサヤンマの成虫(オス).日本のヤンマ科では最小.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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モノサシトンボの成虫(メス).キャンパスでは広く見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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成熟したアサヒナカワトンボの成虫(オス)の橙褐色翅.成熟すると体に粉を吹く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ふれあいビオトープでヒメジャノメ,ヒカゲチョウ,オオヒカゲを観察することができました.いずれも成虫は眼状紋(目玉模様)をもつチョウです.ヒカゲチョウは先週紹介したクロヒカゲに酷似していますが,全体的に明るい色をしています.
ヒメジャノメの成虫.コジャノメに似るが,本種は後翅の裏に並ぶ眼状紋が3つである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ヒカゲチョウの成虫.クロヒカゲより色が明るく,オオヒカゲよりも一回り小さい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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オオヒカゲの幼虫.幼虫の頭部には斜めに伸びた一対の角がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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生態実験園でラクダムシを,ふれあいビオトープでヤマトクサカゲロウとヒメクロゴキブリを観察することができました.クサカゲロウの仲間は頭部の模様で識別をすることができます.
ラクダムシの成虫(メス).メスは長い産卵管をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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ヤマトクサカゲロウの成虫.背面中央には黄色い筋が入る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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ヒメクロゴキブリの成虫(オス).樹上性のゴキブリであり,害はない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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生態実験園でマイマイカブリとヨツボシゴミムシ,コガシラアオゴミムシを観察することができました.ゴミムシの仲間は地表をせわしなく動き回っています.
またふれあいビオトープ付近でアオハナムグリとオバボタル,ゴボウゾウムシ,ハスジカツオゾウムシを,生態実験園でヤナギハムシとハラグロオオテントウを観察することができました.オバボタルは成虫が光らないホタルで,幼虫は陸生です.
マイマイカブリの成虫.キャンパスではよく道路を横断する姿が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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ヨツボシゴミムシの成虫.似た種類が複数存在する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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アオハナムグリの成虫.ナミハナムグリに似るが,本種は前翅に毛がほとんど生えず,前胸の金紫色の部分は縁のみである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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オバボタルの成虫.キャンパスでは広く見られるが,特に林床のような場所に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ゴボウゾウムシの成虫.オオゴボウゾウムシなどに似るが,本種のほうが前翅の点刻が弱い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ハスジカツオゾウムシの成虫.アザミやヨモギといったキク科植物の上で見られることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ヤナギハムシの成虫.キャンパスではアカメヤナギなどの葉を食べていると考えられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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ハラグロオオテントウの幼虫.約10mmほどの大きの巨体で,主にクワキジラミなどを捕食する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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植物園でコガタノミズアブを,ふれあいビオトープでミスジガガンボ,チュウガタコガネグモを観察することができました.コガタノミズアブの幼虫は水棲であるため,水田や湿地の周辺で見られます.
コガタノミズアブの成虫(メス).美しい黄緑色をしたミズアブ類で,近年減少している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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ミスジガガンボの成虫.小さいが翅に3本の黒帯が入り,頭~胸部が青色に輝く美しいガガンボ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 31, 2019)
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チュウガタコガネグモの成体(メス).コガネグモに似るが,少し小さく腹部の模様も異なる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2019)
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正面から見たシュレーゲルアオガエルの抱接.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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横から見たシュレーゲルアオガエルの抱接.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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ナキイナゴの成虫(オス).後脚と前翅をこすり合わせシャカシャカという音を鳴らす.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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植物園でクロスジギンヤンマ,ヨツボシトンボ,ショウジョウトンボを観察することができました.これら3種のトンボは激しく縄張り争いを行っている様子でした.
池を周回するクロスジギンヤンマの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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ヨツボシトンボの成虫(オス).メスの産卵中,オスはそれを見張るようにメスの真上でホバリングをする.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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成熟したショウジョウトンボの成虫(オス).止まり木に近寄る別のトンボを追い払おうとする姿が観察される.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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同じく植物園でアカサシガメ,シマサシガメ,アカスジキンカメムシを観察することができました.サシガメ類は肉食で他の昆虫の体液を吸いますが,アカスジキンカメムシは植物の汁を吸います.
アカサシガメの成虫.低木上に多く,真っ赤な体がよく目立つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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シマサシガメの成虫.ヨコヅナサシガメに少し似るが,より小型でどちらかというと草本上に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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アカスジキンカメムシの成虫.成虫は緑色の胸部と翅に赤い筋が入っているという派手な模様をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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クロオオアリ及びムネアカオオアリの結婚飛行が始まろうとしています.キャンパスの至る所で翅をつけた女王アリや,巣の周りで待機する雄アリのようすを観察することができました.
また,ふれあいビオトープでオオイシアブとチャイロオオイシアブを観察することができました.この2種は酷似しているため,識別が少し難しいです.
結婚飛行を控えているクロオオアリの巣.翅があるのは雄アリ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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クロオオアリの女王.まだ交尾を終えていない様子.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 24, 2019)
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ニシムネアカオオアリの女王アリ.翅が生えているため,まだ交尾を済ませていないと考えられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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オオイシアブの成虫(メス).しばしば飛ぶ虫を目で追う.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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チャイロオオイシアブの成虫(メス).腹部第2節以降にオレンジ色の毛が生えているため,オオイシアブよりも全体的に明るい色をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 24, 2019)
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発見の小径でアサマイチモンジとクロヒカゲとキンモンガを,植物園でベニオビヒゲナガを観察することができました.ヒゲナガガ類はオスの触角が非常に細長いのが特徴で,キャンパスではほかにシロオビヒゲナガやクロハネシロヒゲナガなどを観察することができます.
イモムシではアケビコノハやホタルガ,シロシタホタルガを観察することができました.ホタルガとシロシタホタルガはともに刺激されると有毒な分泌液を出すので,観察にはご注意ください.
ウツギの花で吸蜜するアサマイチモンジの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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クロヒカゲの成虫.ヒカゲチョウよりも全体的に黒っぽい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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キンモンガの成虫.昼行性のガで,チョウのような美しい模様をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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ベニオビヒゲナガの成虫(オス).翅の赤い帯が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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アケビコノハの幼虫.眼状紋と威嚇姿勢が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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ホタルガの幼虫.ヒサカキによく見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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シロシタホタルガの幼虫.サワフタギやクロミノニシゴリに見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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生態実験園でウバタマムシとヒメイトアメンボとヤマトシリアゲを,植物園でカタオカハエトリとヒトリコゲチャハエトリとキアシナガバチを観察することができました.ヤマトシリアゲはキャンパスで最も普通に見られるシリアゲムシ類で,オスの腹部の先端は鋏状になっておりオス同士での争いやメスとの交尾に用いられます.カタオカハエトリの旧称はカキイロハエトリで,その名の通りオスは第1脚が鮮やかな柿色をしていますが,今回紹介しているメスは地味な体色です.
アカマツの切り株の上にいるウバタマムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 24, 2019)
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ヒメイトアメンボの成虫.アメンボというよりはナナフシのような形をしており,キャンパスでは生態実験園やふれあいビオトープで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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ヤマトシリアゲの交尾.オス(左)は,メス(右)が餌を食べているのを見計らって交尾行動に移る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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カタオカハエトリの成体(メス).メスはオスのように脚が鮮やかでない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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ヒトリコゲチャハエトリの成体(オス).オスはあまりシラホシコゲチャハエトリとは似ない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2019)
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巣材を集めるため看板を齧るキアシナガバチの成虫(メス).セグロアシナガバチに似るが,胸部から腹部にかけて一対の黄斑があり,各脚にも黄色い模様が目立つなどの違いがある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
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イソヒヨドリ(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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上陸したニホンアカガエルの幼体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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孵化したシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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休むシュレーゲルアオガエルの成体(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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夜活動するニホンヤモリの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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ふれあいビオトープでムカシヤンマとタベサナエとフタスジサナエ,山中池でオオヤマトンボとクロイトトンボ,植物園でヤマサナエを観察することができました.ムカシヤンマは県の,フタスジサナエは国のRDBで準絶滅危惧種に指定されています.
ふれあいビオトープのパイロンにとまるムカシヤンマの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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ブタナにとまるタベサナエの成虫(メス).タベサナエは胸部の前方の黒条が途中で切れている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 10, 2019)
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フタスジサナエの成虫.フタスジサナエは胸部の黒条が2本.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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山中池の岸辺を巡回飛行するオオヤマトンボの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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成熟したクロイトトンボの成虫(オス).左にはジュンサイハムシの姿も確認できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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ヤマトシリアゲを捕食するヤマサナエの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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学生プラザ付近でウンモンスズメ、生態実験園でダイミョウセセリとヒメウラナミジャノメ,山中池周辺でイボタガ,ふれあいビオトープでヒオドシチョウとルリイロスカシクロバを観察することができました.
ケヤキにとまるウンモンスズメの成虫.緑色の翅にピンクの脚と,派手な見た目をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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スイカズラにとまるダイミョウセセリの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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ヒメウラナミジャノメの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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イボタガの幼虫.突起は若齢幼虫のみ存在する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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エノキの葉を食べるヒオドシチョウの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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ルリイロスカシクロバの幼虫.ブドウなどを食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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生態実験園でエゴツルクビオトシブミとヒメクロオトシブミとカシルリオトシブミを,キャンパス北部でシロオビナカボソタマムシとアカガネサルハムシを,ががら山でニワハンミョウを観察することができました.
エゴツルクビオトシブミの成虫(オス).オスは非常に首が長く,本当に鶴のような形をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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ヒメクロオトシブミの成虫.様々な広葉樹の葉を巻き,産卵用のゆりかごを作る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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カシルリオトシブミの成虫(メス).主にイタドリの葉の上で見られ,それを巻いてゆりかごを作る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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シロオビナカボソタマムシの成虫.クマイチゴの葉を好んで食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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アカガネサルハムシの成虫.ノブドウなどを食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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ニワハンミョウの成虫(メス).メスは大アゴの有色部が広い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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ががら山でトビイロツノゼミ,キャンパス北部でウシカメムシ,ふれあいビオトープでハルゼミの抜け殻を観察することができました.
また,生態実験園でメガネアサヒハエトリ,工学部棟周辺でチャイロアサヒハエトリを観察することができました.
トビイロツノゼミの成虫.最も身近なツノゼミ類.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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ウシカメムシの成虫.胸部から大きく突き出た一対の角が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 14, 2019)
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ハルゼミの抜け殻.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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メガネアサヒハエトリの成体(オス).タカラダニに寄生されている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 16, 2019)
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チャイロアサヒハエトリの幼体.メスは脚が短い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 12, 2019)
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キバネツノトンボの成虫.昼間,開けた草地などを素早く飛び回る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 9, 2019)
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アカスジキンカメムシの幼虫.成虫と比べると体色は比較的地味.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 10, 2019)
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トサハエトリの成体(オス).ジャバラハエトリ類に似るが,オスは胸部が光沢のない黒色をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 10, 2019)
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キャンパス内でニホンイシガメ,生態実験園でクロスジギンヤンマ,ヨツボシトンボを観察することができました.ほかにもヤマサナエやクロイトトンボなど,各種トンボが続々と羽化しています.
ニホンイシガメの幼体.甲板の数からおよそ2歳だと推測される.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 10, 2019)
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飛翔するクロスジギンヤンマの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 9, 2019)
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ヨツボシトンボの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 10, 2019)
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キャンパス南部でカバキコマチグモ,オオイシアブ,ウバタマコメツキを観察することができました.カバキコマチグモはキャンパスでは特に南部に多く,毒を持つクモです.ススキの葉の先がちまき状に巻かれているのは本種の産室であるため,不用意に触れたり開けたりしないよう十分にご注意ください.
カバキコマチグモの成体(メス).メスは葉を粽のような形に巻いて,中に産卵する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 7, 2019)
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コメツキムシを捕食するオオイシアブの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 9, 2019)
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アカマツ材上のウバタマコメツキの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 9, 2019)
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4月
- 2019.04.20-26 キャンパス内でハルゼミが鳴いています.高所で鳴くことが多いため,姿を確認することが難しいです.
植物園でアオオビハエトリとアダンソンハエトリ,シラホシコゲチャハエトリを観察することができました.アダンソンハエトリは屋内でよく見られるハエトリグモで,アオオビハエトリやシラホシコゲチャハエトリも垣根や植木鉢の上でよく見られるため,いずれも身近な存在です.
求愛するアオオビハエトリの成体(オス).メスのアオオビハエトリより第一脚に毛が多く,腹部の模様が不明瞭.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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アダンソンハエトリの成体(オス)の正面顔.オスは触肢が白くて目立つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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シラホシコゲチャハエトリの成体(オス).腹部の白い斑が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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植物園でニッポンヒゲナガハナバチ,ぶどう池横のドウダンツツジでコマルハナバチとオオスズメバチを観察することができました.
ニッポンヒゲナガハナバチの成虫(オス).オスは触角が非常に長い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 26, 2019)
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コマルハナバチの成虫.クロマルハナバチよりも小型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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オオスズメバチの女王蜂.女王蜂は刺激しなければ基本的には襲ってこない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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陣ヶ平山周辺でオスクロハエトリ,ニホンジネズミ(ジネズミ),アオゲラを観察することができました.ニホンジネズミは東広島キャンパスの哺乳類相調査でも確認されています.
オスクロハエトリの成体(オス).メスや亜成体はヤハズハエトリに似るが,オスは全身が黒銅色をしているので容易に識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 21, 2019)
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ニホンジネズミ.ネズミと名が付くが,モグラの仲間である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 23, 2019)
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早朝に囀るアオゲラ(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019
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ふれあいビオトープでシュレーゲルアオガエルとクビキリギスとヤサアリグモを観察することができました.シュレーゲルアオガエルとクビキリギスは夜のふれあいビオトープで鳴く姿が観察できます.
鳴くシュレーゲルアオガエルの成体(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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鳴くクビキリギスの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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ヤサアリグモの成体(メス).アリグモのメスに似るが,腹部がより細長い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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ふれあいビオトープでセモンジンガサハムシ,生態実験園でイチモンジカメノコハムシ,植物園でバラルリツツハムシを観察することができました.セモンジンガサハムシとイチモンジカメノコハムシは非常によく似ていますが,食樹や体の大きさ,模様などが異なります.
交尾中のセモンジンガサハムシ(成虫).イチモンジカメノコハムシに似るが,背中の金色に輝くX字紋が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 26, 2019)
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イチモンジカメノコハムシ(成虫).セモンジンガサハムシに似るが,背中に金色の紋はなく,体も一回り大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 26, 2019)
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バラルリツツハムシ(成虫).様々な樹木の葉を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 26, 2019)
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陣ヶ平山でシオヤトンボ,角脇調整池でオツネントンボ,生態実験園でアサヒナカワトンボを観察することができました.ヤマサナエやクロスジギンヤンマの発生も確認しています.
シオヤトンボの成虫(未成熟オス).シオカラトンボよりも一回り小さく,ずんぐりしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 21, 2019)
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オツネントンボの成虫(オス).ホソミオツネントンボとは異なり,越冬前と越冬後で体色に変化がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 22, 2019)
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アサヒナカワトンボの成虫(オス)の透明翅.周囲を樹林で囲まれた渓流を好むため,生態実験園は本種の生息環境に適していると考えられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 25, 2019)
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- 2019.04.17-19 生物生産学部農場でキリギリス,ヤブキリ,ヒメギスの幼虫を観察することができました.ヤブキリの初齢幼虫はタンポポの花の上で花粉を食べてる姿がよく見られます.
セイヨウタンポポの上のキリギリスの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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セイヨウタンポポの上のヤブキリの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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ヒメギスの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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植物園でニホンミツバチとセグロアシナガバチを,ぶどう池でキムネクマバチ(クマバチ)を観察することができました.4月になると藤の花の周りや林縁部でクマバチのオスがホバリングをする姿がよく観察されますが,羽音が大きいだけで人を刺すことはありませんのでご安心ください.
ニホンミツバチの働きバチ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 16, 2019)
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セグロアシナガバチの女王.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 16, 2019)
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キムネクマバチの成虫(メス).メスはホバリングをせず,ひたすら花の蜜を集めている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 18, 2019)
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植物園でナガメ,生態実験園でイカリモンガ,ぶどう池周辺でタベサナエ,ナミハナムグリ,シマヘビ,クロセンブリ,生物生産学部農場でナミテントウ,シラヒゲハエトリ,オオハサミムシを観察することができました.
交尾中のナガメ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 16, 2019)
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イカリモンガの成虫.チョウにそっくりなガである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 16, 2019)
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タベサナエの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 16, 2019)
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ナミハナムグリの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 18, 2019)
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シマヘビの成蛇.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 18, 2019)
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クロセンブリの成虫.キャンパスでは発見の小径沿いでよく見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 18, 2019)
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交尾中のナミテントウ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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シラヒゲハエトリの成体(メス)の正面顔.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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威嚇するオオハサミムシの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 19, 2019)
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オオハエトリ成体(オス).オスの触肢はボクシンググローブのような形をしているのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 6, 2019)
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ハチを捕らえているマダラスジハエトリ成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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アオオビハエトリ成体(メス).メスは腹部の模様が明瞭.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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また,陣ヶ平山でイボタガと,ツチイナゴ,植物園周辺でエゾヨツメを観察することができました.イボタガとエゾヨツメはともに春に見られる代表的な大型蛾で,写真では分かりませんがエゾヨツメの翅表には鮮やかな青い目玉模様があります.
イボタガの成虫.翅の色や模様は樹皮にそっくりである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 6, 2019)
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ツチイナゴの成虫.本土では珍しい越冬するバッタである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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枝にとまるエゾヨツメの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 6, 2019)
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発見の小径ではイタドリハムシやツマキチョウ,ビロードツリアブ,ニホンカナヘビ,ホソミオツネントンボ,ミズカマキリ,メミズムシなどを観察することができました.
イタドリハムシの成虫.春になると草地を飛び回っていることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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ツマキチョウの成虫(オス).前翅の先が黄橙色になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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ホバリングするビロードツリアブの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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日光浴をするニホンカナヘビの成体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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ホソミオツネントンボの成虫(オス).越冬後は美しい水色に変化する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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ミズカマキリの成虫.4月になると越冬から目覚めて活動する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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メミズムシの成虫.極めて長い口吻をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 7, 2019)
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クロボシツツハムシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 9, 2019)
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3月
成虫越冬したテングチョウ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 15, 2019)
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ダイサギ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 15, 2019)
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さえずるホオジロのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 15, 2019)
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ウメで吸蜜するメジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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カワヅザクラで吸蜜するメジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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アセビで吸蜜するメジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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ニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)(広島県東広島市 東広島キャンパスふれあいビオトープ; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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ニホンヒキガエルの卵塊.ひも状の卵塊の中に多数の卵が見える.(広島県東広島市; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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アキサンショウウオの卵のう.幼生が中で泳ぎ始めている.(広島県東広島市; 撮影: 池田誠慈, Mar. 1, 2019)
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2月
- 2019.02.15-22 ニホンアカガエルのふ化が始まっています.カスミサンショウウオの卵も発生が進んで尾芽胚と呼ばれる段階になっています.また,山中池でオオバンが流木に登っており,普段見ることがない脚を観察できました.
ニホンアカガエルのふ化(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2019)
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カスミサンショウウオの卵(尾芽胚)(広島県東広島市; 撮影: 池田誠慈, Feb. 15, 2019)
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流木に登ったオオバン.普段見えない脚が観察できた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2019)
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ハシビロガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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ハシビロガモ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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ハシビロガモ(採餌)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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オシドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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ホシハジロ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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コガモ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 10, 2019)
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- 2019.02.08-09 毎週金曜日の野鳥調査でツグミなどを観察することができました.翌日にはキャンパス内のため池でトモエガモ,カイツブリなどを観察することができました.また,ニホンジカや各種昆虫,クモ類なども観察することができました.
ツグミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 8, 2019)
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トモエガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 9, 2019)
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カイツブリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 9, 2019)
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ニホンジカ(ホンシュウジカ)のオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 8, 2019)
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ムネアカアワフキの巣.石灰質で硬い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 8, 2019)
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マユミの開裂した実の中で越冬するウロコアシナガグモ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 8, 2019)
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ニホンアカガエルの成体(メス).(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 3, 2019)
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ニホンアカガエルの産卵.メスが産んだ卵にオスが放精している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 3, 2019)
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カスミサンショウウオの成体(メス).(広島県東広島市; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 3, 2019)
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ニホンアカガエル.奥は抱接中のペア,手前は成体(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 1, 2019)
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抱接中のニホンアカガエル.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 1, 2019)
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抱接中のニホンアカガエル.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Feb. 1, 2019)
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1月
- 2019.01.21-25 ふれあいビオトープにてニホンアカガエルの産卵が始まっています.多数の卵塊が確認でき,25日(金)の日没後にはメスを待つ多数のオスの姿を観察することができました.
ニホンアカガエルの卵塊.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 24, 2019)
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ニホンアカガエルの卵塊.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 24, 2019)
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ニホンアカガエルの卵塊.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 24, 2019)
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ニホンアカガエル成体(オス).メスを待機している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 25, 2019)
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ニホンアカガエル成体(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 25, 2019)
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ニホンアカガエル成体(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 25, 2019)
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ヨシガモのオス.冬羽へ移行している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 17, 2019)
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ホシハジロのメス.しばしば潜水をしていた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 17, 2019)
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トモエガモ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 17, 2019)
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ハイタカ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 18, 2019)
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シメ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 18, 2019)
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ルリビタキのメス.尾羽の一部が青い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 18, 2019)
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モズのメス.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 18, 2019)
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ホオジロ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 18, 2019)
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- ガの繭も複数見つけることができました.落葉によって秋まで木陰に隠れていたものが観察しやすくなっています.
イラガ(繭).殻は硬質.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 14, 2019)
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ヤママユ(繭).成虫が羽化してから長い時間が経っているためか色褪せている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jan. 18, 2019)
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- 2019.01.04 明けましておめでとうございます.今年初めの野鳥調査では,2005年10月以来久しぶりにトモエガモのメスが観察できました.また,先週同様メジロがヤマハゼの果実を採食していました.他にツグミやジョウビタキなどの冬鳥も見ることができました.東広島キャンパスの野鳥については,「東広島キャンパスの鳥類相」のページもご参照ください.
トモエガモ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 4, 2019)
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コガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 4, 2019)
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ヤマハゼの果実を採食するメジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 4, 2019)
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ツグミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 4, 2019)
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ジョウビタキ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jan. 4, 2019)
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