「東広島キャンパスの生き物」の版間の差分

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*2018.07.09 大雨による土砂崩れや道路の陥没,倒木などがありますので,しばらくの間,[[生態実験園]]を閉鎖します.
 
*2018.07.09 大雨による土砂崩れや道路の陥没,倒木などがありますので,しばらくの間,[[生態実験園]]を閉鎖します.
 
*2018.07.02 キャンパス内で[[ヒグラシ_広島大学東広島キャンパス|ヒグラシ]]が鳴き始めました.
 
*2018.07.02 キャンパス内で[[ヒグラシ_広島大学東広島キャンパス|ヒグラシ]]が鳴き始めました.

2018年7月13日 (金) 20:57時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > 東広島キャンパスの生き物

キャンパスで現在見られる動物の情報です.写真や名前をクリックすると解説ページに移動します.解説ページの写真はクリックすると拡大します.

植物のページはこちら(東広島キャンパスの花ごよみ)

2018

7月

  • 2018.07.10-12 山中池周辺でアオスジアゲハアオメアブニイニイゼミが観察できました.アオスジアゲハは翅の青い模様が特徴で,花の周りをせわしなくとび飛び回ります.アオメアブはシオヤアブと同じムシヒキアブ科の昆虫で,光の強弱によって複眼の色が変化します.ニイニイゼミは少し小柄なセミで,翅の模様が保護色となって樹皮と見分けがつきにくいです.
ヤブガラシの花で吸蜜するアオスジアゲハ(成虫).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul.11, 2018)
イネ科植物の葉にとまるアオメアブ(成虫).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 12, 2018)
  • 2018.07.09 大雨による土砂崩れや道路の陥没,倒木などがありますので,しばらくの間,生態実験園を閉鎖します.
  • 2018.07.02 キャンパス内でヒグラシが鳴き始めました.

6月

コシアカツバメ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 22, 2018)
キマダラセセリ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 29, 2018)
  • 2018.06.24 生態実験園オオヒカゲシオヤアブオビガが観察できました.オオヒカゲはジャノメチョウ類の国内最大種です.シオヤアブは飛翔する昆虫などを襲って捕食するムシヒキアブ科の昆虫で,オスの腹部末端に生える白い毛が塩のように見えることが名前の由来です.オビガは日本固有種で,スイカズラ科のスイカズラハコネウツギなどが食草です.
オオヒカゲ成虫(メス).主に林縁などで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2018)
シオヤアブ成虫(オス).セマダラコガネを捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2018)
オビガ成虫(メス).交尾中である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2018)
  • 2018.06.15 キャンパス内で観察できた昆虫を紹介します.ショウジョウトンボの成熟オスと未成熟オスが見られました.成熟して真っ赤になる前はメスと体色が似ていて見分けが難しいです.
ショウジョウトンボ成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ショウジョウトンボの未成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ショウジョウトンボの未成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
    • ベニイトトンボは環境省RDBの準絶滅危惧(NT),広島県RDBの要注意種(AN)に指定されています.クロイトトンボは比較的よく目にすることができるイトトンボ科の仲間です.雌雄が連結中でした.モノサシトンボは,イトトンボ科ではなくモノサシトンボ科に分類され,腹部の模様がものさしの目盛りのように見えることからその名が付いています.
ベニイトトンボ成虫(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
連結中のクロイトトンボの雌雄(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
モノサシトンボ成虫(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
オオチャバネセセリ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
コミスジ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ツバメシジミ成虫.尾状突起が欠けている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ビロードハマキ成虫.下側が頭部.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
カノコガ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
コガネムシ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
カブトムシの成虫(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
カワラヒワ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
ホオジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
  • 2018.06.02 ふれあいビオトープで,モノサシトンボのメスとナミテントウ(紅型)が観察できました.モノサシトンボは普通のトンボ(シオカラトンボやアキアカネなど)に比べると体は小さく,細長いです.イトトンボ科のトンボに比べると体が大きく,目が離れています.ナミテントウには色々な変異があり,写真の個体は紅型と呼ばれています.生態実験園で,クズノチビタマムシが観察できました.クズの葉を食べる小さなタマムシの仲間です.
正面から見たモノサシトンボ成虫(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 2, 2018)
ナミテントウ成虫(紅型).キャンパス内では比較的よく見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 2, 2018)
クズの葉表にいたクズノチビタマムシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 2, 2018)
変態中のニホンアカガエル(広島大学東広島キャンパス 生態実験園; 撮影: 池田誠慈, Jun. 1, 2018)
シュレーゲルアオガエルの幼生(広島大学東広島キャンパス 生態実験園; 撮影: 池田誠慈, Jun. 1, 2018)
イソヒヨドリ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 1, 2018)
ハンミョウの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 1, 2018)
アサマイチモンジの表(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 1, 2018)

5月

モンキアゲハの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 11, 2018)
ヨツボシトンボの成虫(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 11, 2018)
ネズミモチを食べるイボタガの幼虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 11, 2018)
スズメ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 4, 2018)
カワラヒワ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 4, 2018)
ヤマガラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 4, 2018)
ミサゴ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 4, 2018)

4月

  • 2018.04.30 生態実験園ニホンイシガメの幼体とヒバカリの成蛇を観察することができました.ニホンイシガメの幼体は甲羅が銭(ぜに)のように円く,古くは本種の幼体を指して「銭亀(ぜにがめ)」と呼んでいました.ヒバカリは小型のヘビで,カエルやオタマジャクシを餌とします.首の後ろに黄色い模様があるのが特徴です.ヨツボシトンボが飛行している写真も撮影できました.
ニホンイシガメ幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 30, 2018)
ヒバカリ成蛇(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 30, 2018)
飛行中のヨツボシトンボ成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 30, 2018)


  • 2018.04.27 教育学部周辺でイソヒヨドリのオスがさえずっていました.海岸や島しょ部で見られることの多い鳥ですが,最近は都市部にも進出してきています.
イソヒヨドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 27, 2018)
イソヒヨドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 27, 2018)
イソヒヨドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 27, 2018)
シュレーゲルアオガエル成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 15, 2018)
抱接中のシュレーゲルアオガエル(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 15, 2018)
ニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ).背中に2つの斑点がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 30, 2018)

3月

ニホンアカガエルのふ化直後の幼生(オタマジャクシ)(広島県東広島市 東広島キャンパスふれあいビオトープ; 撮影: 池田誠慈, Mar. 11, 2018)
産まれてまもない卵塊(広島県東広島市 東広島キャンパスふれあいビオトープ; 撮影: 池田誠慈, Mar. 11, 2018)

2月

オオバン(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ヒドリガモの雌雄(左がメス,右がオス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ヨシガモのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
カイツブリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
アオサギ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)


ツグミ.群れを作っていた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
アトリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ビンズイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
アオジ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
  • 2018.02.02 発見の小径沿いでヒレンジャクが記録できました8羽以上の群れを作っていました.日本には冬鳥として渡来します.年によって渡来する個体数の変動が大きく,まったく渡来しない年もあります.類似種のキレンジャクと混群をなすことがあります.今回キレンジャクは観察できませんでした.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
ヒレンジャク(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ヒレンジャク(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)
ヒレンジャクの尾羽.先端が赤いのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 2, 2018)

1月

ニホンアカガエル成体オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Jan. 17, 2018)

2017

12月

ヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Dec. 1, 2017)
シロハラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Dec. 1, 2017)
ツグミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Dec. 1, 2017)

11月

ミヤマホオジロ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
アオジ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
ウグイス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
シジュウカラ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)


カルガモ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
ヒドリガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
ヨシガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
オオバン(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)
バン(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Nov. 17, 2017)

10月

  • 2017.10.27 かなり冷えるようになりましたが,まだツクツクボウシが鳴いています.

9月

今月見られたチョウ

  • 様々な花で吸蜜している様子が観察されました.
ミゾソバで吸蜜するアサマイチモンジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 29, 2017)
ツマグロヒョウモンのオス.ヒヨドリバナで吸蜜している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 15, 2017)
キセルアザミで吸蜜中のミドリヒョウモン.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 29, 2017)
イチモンジセセリ.ヒヨドリバナの仲間で吸蜜中.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 15, 2017)
ミンミンゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 9, 2017)
ツクツクボウシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep 9, 2017)

8月

アブラゼミの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug 4, 2017)
アブラゼミの抜け殻.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug 4, 2017)

7月

今月見られたトンボ

  • 東広島キャンパスでは,約56種類のトンボが確認されています.
タイワンウチワヤンマのオス.オスは開放的なため池で広い縄張りを持つ.腹部先端のうちわは黒一色となる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ウチワヤンマのオス.タイワンウチワヤンマと比較して大型であり,うちわに黄色が入ることで区別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
キイトトンボのオス.成熟したオスの胸部は黄緑色,腹部は鮮やかな黄色に染まる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
モノサシトンボのオス.腹部の節が目盛りに見えることからこの名前が付けられた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
シオカラトンボのメス.メスは成熟しても地味な色をしており,別名ムギワラトンボとも呼ばれる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
オオシオカラトンボのオス.シオカラトンボと比較して体長に差はないものの,腹の幅が広く大型に見える.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
チョウトンボのオス.金属光沢のある青紫色の翅を持ち,チョウのようにひらひらと飛翔する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ショウジョウトンボのオス.成熟したオスは全身真っ赤になる.成虫は10月頃まで見ることができる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
コシアキトンボのオス.全身黒色であるが,腰の部分だけ白色で抜けているように見えることから名付けられた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)

今月見られたチョウ

  • 東広島キャンパスでは,約65種類のチョウが確認されています.
ルリシジミの成虫オス.オスは路上で吸水することが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ベニシジミの成虫夏型.夏型は表の橙色部が少なくなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ツバメシジミの成虫メス.後翅に小さな橙斑と尾状突起が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ヒメウラナミジャノメの成虫.キャンパスで最も良く見られるチョウの一種.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
ホソバセセリの成虫.葉の上で体を横に倒して止まっていた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 21, 2017)
アオサギ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)
ニイニイゼミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)
アブラゼミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)
ヒグラシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)
クロアゲハの成虫.道路上で吸水する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 7, 2017)
コチャバネセセリの成虫.吸い戻し行動をする.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul 7, 2017)
オオシオカラトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 7, 2017)
成熟したショウジョウトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jul. 7, 2017)

6月

エノキの枝で採餌するコゲラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)
シジュウカラがエノキに集まっていました.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)
群れを作って採餌するエナガ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 23, 2017)
マリーゴールドの花で吸蜜するツマグロヒョウモンのオス.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)
ヒメジャノメ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)
コミスジ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)
クロイトトンボ成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun 23, 2017)

5月

シュレーゲルアオガエルの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)
シュレーゲルアオガエルの卵塊(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)
ニホンアカガエルの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, May. 19, 2017)

4月

トノサマガエル成体オス(広島県東広島市西条; 撮影: 神林千晶, Apr. 28, 2017)
アカハライモリ成体(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)
イソヒヨドリ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)
ハルジオンで吸蜜するベニシジミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 28, 2017)
ソメイヨシノの花の蜜を吸いに来たヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 7, 2017)
  • 2017.04.12 ギフチョウの成虫が活動を始めています.成虫は春の短い期間のみ出現し、春の訪れを告げるチョウとして知られています.
ギフチョウの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 佐藤祐輔, Apr. 12, 2017)
  • 2017.04.11 イボタガが羽化しています.成虫は3月下旬から短期間のみ見られ,春の代表的な蛾として知られています.
イボタガの成虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Apr. 11, 2017)
シュレーゲルアオガエルの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Apr. 8, 2017)
  • 2017.04.04 キャンパス内でニホントカゲニホンカナヘビが活動し始めました.広島県では現在16種の爬虫類の生息が確認されており,東広島キャンパスでは13種の爬虫類が確認されています.「広島県の爬虫類」というページでは広島県に生息する16種の爬虫類を解説しています.昆虫ではルリタテハが観察できました.ルリタテハは成虫で越冬し,早春にいち早く動き始めるチョウです.
ニホントカゲの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)
ニホンカナヘビの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)
ルリタテハの成虫(表)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)

3月

ハクセキレイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)
ヒバリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)
ふ化して間もないニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 17, 2017)
さえずるカワラヒワのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)
ジョウビタキのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)
ハシブトガラス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 10, 2017)
セグロセキレイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)
ビンズイ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)
ミヤマホオジロのメス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 3, 2017)

2月

ニホンアカガエル孵化直後幼生(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Feb. 28, 2017)
ナンキンハゼの種子を食べに来たヒヨドリ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
モズのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
ハシボソガラス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
キジバト(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
カワラバト(ドバト)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
ジョウビタキのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
ルリビタキのオス.背部のるり色と脇のオレンジの対比が美しい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
カワラヒワ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
ホオジロ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 22, 2017)
ツグミ(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)
ヒヨドリ(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)
ハシブトガラス(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)
ぶどう池(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)
オオバン(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)
カイツブリ(冬羽)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)
ヨシガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)
ヒドリガモ(オス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 10, 2017)


ミヤマホオジロのオス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)
ツグミ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)
シロハラ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Feb. 3, 2017)

1月

  • 2017.01.29-30 ニホンアカガエルの繁殖が観察できました.ニホンヒキガエルの産卵も始まっています.産卵は日が暮れて夜になってから始まります.多くの個体が繁殖に参加し争う様子は古来より「蛙合戦(かわずがっせん)」と呼ばれています.
ニホンアカガエル産卵(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Jan. 29, 2017)
ニホンヒキガエル抱接(広島県東広島市鏡山; 撮影: 神林千晶, Jan. 30, 2017)
  • 2017.01.11 東広島キャンパスのふれあいビオトープにて今シーズン最初のニホンアカガエルの産卵が確認できました.暖冬の影響か,昨年より10日ほど早い記録です.ニホンアカガエルは,水田の乾田化や水田放棄により産卵場所が減少傾向にあり,広島県および環境省のレッドデータブック(RDB)で準絶滅危惧(NT)に指定されています.
今シーズン初のニホンアカガエルの卵隗(広島県東広島市鏡山; 撮影: 塩路恒生, Jan. 13, 2017)

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