堀川芳雄蘚苔類コレクション

提供: 広島大学デジタル博物館
2015年11月13日 (金) 11:53時点におけるChubo (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動検索に移動

堀川芳雄蘚苔類コレクション(堀川コレクション)

堀川芳雄博士 Dr. Y. Horikawa


Horikawaeanitida4l.jpg 堀川コレクション(タイプ標本).jpg

標本点数
約70,000点
管理部局
理学研究科
コレクションの特徴など
広島高等師範学校教授であった堀川芳雄が,広島文理科大学講師に就いて植物分類学講座を担当した1931年頃から,1966年に広島大学を退官するまでの35年間に収集したコレクションで,一部は原爆や疎開時の輸送中に消失・紛失した。研究・教育をとおして,自身が採集した標本ならびに共同研究者,指導学生,指導にあたった在野の研究者によって採集された蘚苔類標本約7万点からなる。この中で最も特色あるものは,堀川による一連の東亜の苔類の分類・地理学的研究の基礎となった基準標本を含む標本群で,これらの標本を基にして,多数の論文が生み出された。また,戦前に採集され,政治的,生育地消失等の理由により,現在では調査できない地域の標本を含むことなど,広島大学の蘚苔類標本の中で最も重要な標本群をなす。