「マユタテアカネ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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[[ファイル:20160805マユタテアカネオス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_13102.JPG|200px|thumb|right|マユタテアカネの成虫(オス).顔に眉のような紋をもつ.オスは成熟すると腹部が赤化する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug. 5, 2016)]]
 
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[[ファイル:20170915マユタテアカネ成虫オス_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_22456.JPG|200px|thumb|right|マユタテアカネの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep. 15, 2017)]]
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[[ファイル: 20200927マユタテアカネ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_144115s.jpg|200px|thumb|right|連結飛翔するマユタテアカネ.産卵行動も見られた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 27, 2020)]]
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=マユタテアカネ=
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==和名==
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*[[マユタテアカネ]]
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==学名==
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*''Sympetrum eroticum eroticum''
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==分類==
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*トンボ科 アカネ属
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==分布==
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*日本全土.国外ではロシア,中国,台湾,朝鮮半島に分布する.
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==解説==
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*顔に眉のような紋をもつことから名付けられた.
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*オスは成熟すると腹部が濃い赤色となる.
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*[[ヒメアカネ_広島大学東広島キャンパス|ヒメアカネ]]や[[マイコアカネ_広島大学東広島キャンパス|マイコアカネ]]に似るが,前述の特徴のほか,オスは腹部の先端が顕著に反り,腹部に黒斑が生じない.
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*メスには翅の先端に茶褐色の斑紋が生じる個体がいる.
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*キャンパスでの個体数は多い.
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==備考==
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*[[東広島キャンパスの動物]]
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*[[マユタテアカネ|広島県のマユタテアカネの解説ページ]]
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== 参考文献 ==
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* 尾園 暁・川島逸郎・二橋 亮.  2012.  ネイチャーガイド 日本のトンボ.  531 pp.  文一総合出版, 東京.
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[[Category:昆虫]]
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[[Category:トンボ科]]

2020年10月1日 (木) 13:53時点における版

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マユタテアカネの成虫(成熟オス).ヒメアカネに似るが,眉斑があること,腹部の黒斑が目立たないこと,腹部の先端が反ることなどが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 4, 2018)
マユタテアカネの成虫(オス).顔に眉のような紋をもつ.オスは成熟すると腹部が赤化する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Aug. 5, 2016)
マユタテアカネ成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 鮫島裕貴, Sep. 28, 2018)
マユタテアカネの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Sep. 15, 2017)
連結飛翔するマユタテアカネ.産卵行動も見られた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 27, 2020)


マユタテアカネ

和名

学名

  • Sympetrum eroticum eroticum

分類

  • トンボ科 アカネ属

分布

  • 日本全土.国外ではロシア,中国,台湾,朝鮮半島に分布する.

解説

  • 顔に眉のような紋をもつことから名付けられた.
  • オスは成熟すると腹部が濃い赤色となる.
  • ヒメアカネマイコアカネに似るが,前述の特徴のほか,オスは腹部の先端が顕著に反り,腹部に黒斑が生じない.
  • メスには翅の先端に茶褐色の斑紋が生じる個体がいる.
  • キャンパスでの個体数は多い.

備考

参考文献

  • 尾園 暁・川島逸郎・二橋 亮. 2012. ネイチャーガイド 日本のトンボ. 531 pp. 文一総合出版, 東京.

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