「フタスジナメクジ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
(ページの作成:「[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]…」)
 
 
(2人の利用者による、間の6版が非表示)
1行目: 1行目:
 
[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]] > [[広島大学の自然]] > [[東広島キャンパスの動物]] > [[フタスジナメクジ_広島大学東広島キャンパス|フタスジナメクジ]]
 
[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]] > [[広島大学の自然]] > [[東広島キャンパスの動物]] > [[フタスジナメクジ_広島大学東広島キャンパス|フタスジナメクジ]]
  
 
+
[[ファイル:20200314フタスジナメクジ_東広島市鏡山_岩﨑撮影_ DSC_0016s.JPG|250px|thumb|right|フタスジナメクジ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Mar. 14, 2020)]]
 +
[[ファイル: 20211111フタスジナメクジ交接_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_248406s.jpg|250px|thumb|right|交接するフタスジナメクジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 11, 2021)]]
 +
[[ファイル: 20201204ヤマナメクジ卵_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_0102s.jpg|250px|thumb|right|ナメクジの卵.ひとつひとつが楕円形で,湿った落葉の中に塊になって産みつけられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Dec. 4, 2020)]]
  
 
=フタスジナメクジ(広島大学東広島キャンパス)=
 
=フタスジナメクジ(広島大学東広島キャンパス)=
22行目: 24行目:
 
*国外外来種[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]と並び,最も普通に見られるナメクジである.
 
*国外外来種[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]と並び,最も普通に見られるナメクジである.
 
*体色には灰色から茶色など個体差があるが,背部に明瞭な3本の線が入り,[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]の甲羅のようなでっぱりはなくすべすべしている.
 
*体色には灰色から茶色など個体差があるが,背部に明瞭な3本の線が入り,[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]の甲羅のようなでっぱりはなくすべすべしている.
*雑食性だが,主にキノコや柔らかい植物などを食べる.
+
*雑食性だが,主にキノコや柔らかい植物などをよく食べる.
 
*不快害虫や農作物の害虫として嫌われる.
 
*不快害虫や農作物の害虫として嫌われる.
 
*東広島キャンパス内では普通に見られ,特に雨の日は多い.
 
*東広島キャンパス内では普通に見られ,特に雨の日は多い.
 +
*[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]がやや乾燥した環境でも見られるのに比べ,こちらはより湿潤な環境を好む.
 +
*[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]とは,背面に明瞭な黒い斑点がないことで識別できる.
  
 
==備考==
 
==備考==
 
*[[東広島キャンパスの動物]]
 
*[[東広島キャンパスの動物]]
 +
*[[チャコウラナメクジ_広島大学東広島キャンパス|チャコウラナメクジ]]
 +
*[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]
  
 
==参考文献==
 
==参考文献==

2024年3月15日 (金) 14:01時点における最新版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > フタスジナメクジ

フタスジナメクジ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Mar. 14, 2020)
交接するフタスジナメクジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 11, 2021)
ナメクジの卵.ひとつひとつが楕円形で,湿った落葉の中に塊になって産みつけられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Dec. 4, 2020)

フタスジナメクジ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • フタスジナメクジ
  • ナメクジ

学名

  • Meghimatium bilineatum

分類

  • ナメクジ科 Philomycidae

分布

  • 本州,四国,九州

解説

  • いわゆるナメクジ.
  • 体長が最大10㎝程になる中型のナメクジ.
  • 国外外来種チャコウラナメクジと並び,最も普通に見られるナメクジである.
  • 体色には灰色から茶色など個体差があるが,背部に明瞭な3本の線が入り,チャコウラナメクジの甲羅のようなでっぱりはなくすべすべしている.
  • 雑食性だが,主にキノコや柔らかい植物などをよく食べる.
  • 不快害虫や農作物の害虫として嫌われる.
  • 東広島キャンパス内では普通に見られ,特に雨の日は多い.
  • チャコウラナメクジがやや乾燥した環境でも見られるのに比べ,こちらはより湿潤な環境を好む.
  • ヤマナメクジとは,背面に明瞭な黒い斑点がないことで識別できる.

備考

参考文献

  • 武田晋一・西 浩孝. 2015. カタツムリ ハンドブック. 文一総合出版, 東京.

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > フタスジナメクジ