「ヒメヤママユ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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=ヒメヤママユ(広島大学東広島キャンパス)=
 
=ヒメヤママユ(広島大学東広島キャンパス)=
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==解説==
 
==解説==
 
*日本産ヤママユガ科では比較的小型.
 
*日本産ヤママユガ科では比較的小型.
*成虫は秋に発生する.
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*成虫は晩秋に発生し,東広島キャンパスでは11月上~中旬に多い.
*翅の模様は特徴的で,識別は容易.
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*翅の模様は赤みが強く特徴的で,識別は容易.
*幼虫の食樹は[[アベマキ]]やサクラ,ウメ,[[ケヤキ]]など.
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*幼虫の食樹は[[アベマキ]]や[[コナラ]],[[ネジキ]],[[ケヤキ]]など様々な広葉樹.
*東広島キャンパスでの個体数は少ない.
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*東広島キャンパスでの個体数は多い.
  
 
==備考==
 
==備考==

2020年11月11日 (水) 10:26時点における版

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ヒメヤママユの成虫(オス).ヤママユ科では小型で,赤紫色の斑紋が目立つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 30, 2019)
ヒメヤママユの成虫(オス).翅の色には変異がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 8, 2019)
ヒメヤママユの成虫(オス).11月中旬に入ると翅が傷ついた個体が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 12, 2019)
ヒメヤママユの幼虫.若齢幼虫は背面に赤い紋があるのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 22, 2019)
ヒメヤママユの幼虫.クスサンの幼虫に比べ毛が短く,刈り込まれたような形をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2020)

ヒメヤママユ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Saturnia jonasii

分類

  • ヤママユガ科 Saturniidae

分布

  • 北海道,本州,四国,九州.

解説

  • 日本産ヤママユガ科では比較的小型.
  • 成虫は晩秋に発生し,東広島キャンパスでは11月上~中旬に多い.
  • 翅の模様は赤みが強く特徴的で,識別は容易.
  • 幼虫の食樹はアベマキコナラネジキケヤキなど様々な広葉樹.
  • 東広島キャンパスでの個体数は多い.

備考

参考文献

  • 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400. 320 pp. 文一総合出版, 東京.

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