ヒバカリ

提供: 広島大学デジタル博物館
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ヒバカリの成蛇.首のあたりに黄色い模様がある.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Jun. 22, 2014)
ヒバカリの成蛇の頭部.首のあたりに黄色い模様がある.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Jun. 22, 2014)

ヒバカリ Hebius vibakari vibakari

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 爬虫綱 Reptilia > 有鱗目 Squamata > ヘビ亜目 Serpentes > ナミヘビ科 Colubridae > ヒバカリ属 Hebius > ヒバカリ(種) Hebius vibakari > ヒバカリ(亜種) Hebius vibakari vibakari

解説

  • 本州・四国・九州・壱岐・隠岐・五島列島に分布する日本固有亜種.
  • 広島県内に広く分布.珍しいヘビではないが広島県内での採集例は少ない.
  • 宮島島内にも生息.
  • 首のあたりにある黄色い模様と腹部に点線状の斑紋があるのが特徴.
  • 夕方から夜にかけて水田や水辺に現れ,カエルやオタマジャクシ,ミミズ,魚などを食べる.
  • 田や畑の石垣の隙間に棲んでいるようだ.
  • 市街地周辺の住宅地などでも見かけるので,分断された浅い山にも棲んでいるようだ.
  • 幼蛇は真っ黒な色をしている.
  • ヒバカリの名は「咬まれたらその『日ばかり』の命」ということからつけられた.実際は毒はなくて小さくて大変おとなしいヘビで,咬みつこうともしない.

天然記念物・RDB

  • なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

  • Japanese keelback

広島県方言

  • ひばかり

備考

文献(引用)

更新履歴

2015.12.10 写真追加.