「デンジソウ」の版間の差分

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2019年1月5日 (土) 04:05時点における最新版

デンジソウ Marsilea quadrifolia L.

デンジソウ科 Marsileaceae

解説

  • 水田や用水路,湖沼,湿地などの水面に群生する水生植物で,多年性の夏緑性シダ.
  • 北半球の温帯に広く分布し,日本では北海道・本州・九州に分布する.

根茎は細く泥中を這い,数枚の葉をつける.四つ葉のクローバー(シロツメクサ)のような状態で20 cm程度の葉柄の先に十字型に小葉を4枚つけ,小葉が夜になると閉じる就眠運動を行う. 春から梅雨のころまでは浮葉植物,梅雨をすぎると抽水植物の形態をとる.

以前は水田などで見られたが,開発や農地の減少にともなって激減.過去に記録がある広島市では近年確認されていない.

慣用名

  • カタバミモ
  • タノジモ

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
  • 環境庁コード: 8680
  • 環境庁RDB,県RDB

文献(出典)

  • 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.
  • 広島市の生物, −まもりたい生命の営み−.(広島版レッドデータブック)html版
  • 広島市の動植物.

文献(引用)


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