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*国内では北海道,本州,四国,九州に分布.国外では朝鮮半島,中国東北部,中国北部から知られる. | *国内では北海道,本州,四国,九州に分布.国外では朝鮮半島,中国東北部,中国北部から知られる. | ||
*関東平野から九州にかけての暖地では年3回(4月下旬~5月上旬,7月上旬~中旬,8月上旬~9月中旬)の発生が状態. | *関東平野から九州にかけての暖地では年3回(4月下旬~5月上旬,7月上旬~中旬,8月上旬~9月中旬)の発生が状態. | ||
− | * | + | *季節的変異が顕著.春型では後翅裏面中央の縦条は銀白色で,夏型ではこの縦条は後翅裏面の地色に近い帯褐黄色となって目立たない. |
*食草はススキ,チガヤなどイネ科など. | *食草はススキ,チガヤなどイネ科など. | ||
− | *越冬態は通常は亜終齢・終齢幼虫. | + | *越冬態は通常は亜終齢・終齢幼虫. |
==天然記念物・RDB== | ==天然記念物・RDB== |
2021年8月13日 (金) 22:32時点における版
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ギンイチモンジセセリ Leptalina unicolor
分類
節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > チョウ目 Lepidoptera > セセリチョウ上科 Hesperioidea > セセリチョウ科 Hesperiidae > チョウセンキボシセセリ亜科 Heteropterinae > ギンイチモンジセセリ属 Leptalina > ギンイチモンジセセリ Leptalina unicolor
解説
- 国内では北海道,本州,四国,九州に分布.国外では朝鮮半島,中国東北部,中国北部から知られる.
- 関東平野から九州にかけての暖地では年3回(4月下旬~5月上旬,7月上旬~中旬,8月上旬~9月中旬)の発生が状態.
- 季節的変異が顕著.春型では後翅裏面中央の縦条は銀白色で,夏型ではこの縦条は後翅裏面の地色に近い帯褐黄色となって目立たない.
- 食草はススキ,チガヤなどイネ科など.
- 越冬態は通常は亜終齢・終齢幼虫.
天然記念物・RDB
- 環境省RDB:準絶滅危惧(NT)
- 広島県RDB(2011):準絶滅危惧(NT)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- 特になし.
英名
広島県方言
- 特になし.
備考
文献(引用)
- 白水 隆. 2006. 日本産蝶類標準図鑑. 336 pp. 学習研究社, 東京.
- 日本蝶類保全協会(編). 2019. フィールドガイド 日本のチョウ, 増補改訂版. 343 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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