エヒメアヤメ
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エヒメアヤメ Iris rossii Baker
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > アヤメ科 Iridaceae > アヤメ属 Iris
解説
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 大陸系で中国大陸(東北)から朝鮮半島を経て,九州(福岡・佐賀・大分・宮崎),中国(山口・広島・岡山),四国(愛媛)に分布している.
- 広島県では島嶼部,沿岸部から吉備高原面のアカマツ林などの乾燥して日当たりのよい立地に分布している.
- 広島県は全国的に見ても,本種のもっとも多い地域であろう.しかし,開発や山草マニアの盗掘,アカマツ林の遷移の進行などで自生地は減少しつつある.上下町では保護増殖が行われている.
- 国天「エヒメアヤメの自生南限地帯」(三原市)
- 福山市天「宇山のエヒメアヤメ及びその自生地」
- 双三郡三和町天「中山のエヒメアヤメ自生地」
- 三良坂町天「エヒメアヤメ」(全域).
産地
天然記念物
標本
- 河内町(yy-7120),三良坂町(ts-914783),大和町(sf-2329),福山市(sf-5260),甲山町(ns-946)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- タレユエソウ
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
- 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧IB類(EN)
- 環境庁コード: 64470
- 環境庁RDB,県RDB
文献(出典)
- 堀川(1937b),(1950),井手元(1974),井波(1981),土井(1983),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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