植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter305

提供: 広島大学デジタル博物館
2011年10月11日 (火) 19:54時点におけるKubo (トーク | 投稿記録)による版 (→‎ヒコビアミニレター No. 305 (2005年5月6日))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動検索に移動
The printable version is no longer supported and may have rendering errors. Please update your browser bookmarks and please use the default browser print function instead.

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島 > 植物観察会 | 植物

ヒコビアミニレター No. 305 (2005年5月6日)

2005年4月17日の第430回植物観察会は山野峡で行われた.山野峡駐車場に10時集合.参加者67名.早春に開花する植物を観察するのが目的であったが,ユキワリイチゲの花はもう終わっていた.しかし,イチリンソウ,セントウソウ,タチツボスミレ,ツルカノコソウ,トリガタハンショウヅル,ナガバタチツボスミレ,ヒトリシズカ,フタバアオイ,フデリンドウ,マルバコンロンソウ,ヤマアイ,ヤマネコノメソウ,ヤマブキ,ヤマルリソウ,ユリワサビなどの花が豊富に見られた.また,キクガラクサ,レンプクソウ,シロバナネコノメ,ウスバヒョウタンボク,ナツアサドリなど希少種の花も見ることが出来た.竜頭滝に向かう川沿いの道筋はケヤキ林域であり特に春植物が豊富に見られる所である.また,川沿いにカヤの木に垂れ下がるキヨスミイトゴケが沢山見られたのが印象的であった.昼食後,竜頭滝より上流の集落を目指すと,植生は集落近くでケヤキ林やアラカシ林からコナラ二次林(里山)に変化する.道路の法面は外来種による緑化工事が全く為されていないのでヤマルリソウなどの野草が豊富にみられて感激する.

(G. Toyohara 記)

旧サイトは,1595件のアクセスがありました.

デジタル自然史博物館 / 広島大学 / 宮島自然植物実験所 / 植物観察会のトップ / 過去のヒコビアミニレター / 古いNews | 植物 にもどる