「オカダンゴムシ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分
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==分布== | ==分布== | ||
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==解説== | ==解説== | ||
*明治時代頃に定着したとされる,ヨーロッパ原産の帰化種. | *明治時代頃に定着したとされる,ヨーロッパ原産の帰化種. | ||
*オスの成体は背面が全体的に黒いが,メスでは黄斑が目立つ. | *オスの成体は背面が全体的に黒いが,メスでは黄斑が目立つ. | ||
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*低地から山地にかけての人家や公園,花壇,荒地,乾燥した林床などで普通に見られる. | *低地から山地にかけての人家や公園,花壇,荒地,乾燥した林床などで普通に見られる. | ||
*[[タマコシビロダンゴムシ属の一種_広島大学東広島キャンパス|コシビロダンゴムシ]]とは,腹尾節が三角形であること,頭部の色と胴体の色が変わらないこと,明らかに大型なことなどで識別可能. | *[[タマコシビロダンゴムシ属の一種_広島大学東広島キャンパス|コシビロダンゴムシ]]とは,腹尾節が三角形であること,頭部の色と胴体の色が変わらないこと,明らかに大型なことなどで識別可能. | ||
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ファイル: 20201121オカダンゴムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_168552s.jpg|200px|thumb|right|丸まったオカダンゴムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 21, 2020) | ファイル: 20201121オカダンゴムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_168552s.jpg|200px|thumb|right|丸まったオカダンゴムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 21, 2020) | ||
ファイル: 20201121オカダンゴムシ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_168552s.jpg|200px|thumb|right|オカダンゴムシ.相対的な頭部の大きさが小さく,腹尾節(赤で囲った部分)が三角形をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 21, 2020) | ファイル: 20201121オカダンゴムシ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_168552s.jpg|200px|thumb|right|オカダンゴムシ.相対的な頭部の大きさが小さく,腹尾節(赤で囲った部分)が三角形をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 21, 2020) | ||
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オカダンゴムシ(広島大学東広島キャンパス)
和名
- オカダンゴムシ
学名
- Armadillidium vulgare
分類
- オカダンゴムシ科 Armadilldiiidae
分布
- 北海道,本州,四国,九州,南西諸島,その他の島嶼部にも定着.
解説
- 明治時代頃に定着したとされる,ヨーロッパ原産の帰化種.
- オスの成体は背面が全体的に黒いが,メスでは黄斑が目立つ.
- 体長は10-14 mmほどでハナダカダンゴムシとほぼ同長,在来のコシビロダンゴムシに比べると大型.
- 低地から山地にかけての人家や公園,花壇,荒地,乾燥した林床などで普通に見られる.
- コシビロダンゴムシとは,腹尾節が三角形であること,頭部の色と胴体の色が変わらないこと,明らかに大型なことなどで識別可能.
- 東広島キャンパス内での個体数は多い.
ギャラリー
備考
参考文献
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