カギカズラ
提供: 広島大学デジタル博物館
(Uncaria rhynchophyllaから転送)
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カギカズラ Uncaria rhynchophylla (Miq.) Miq.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > アカネ科 Rubiaceae > カギカズラ属 Uncaria
解説
- つる植物ではないが,幹が他の樹木などにもたれかかって樹冠に達する.
- 枝の葉の付け根にはかぎがあり,他の植物などに引っかかりやすくなっており,和名の由来になっている.
- 宮島では,高さ30 m,幹の直径5 cmに達するものもある.
花期
- 6月下旬-7月上旬
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,沿岸部から島嶼部の温暖な地域に分布.川岸や林縁,伐採跡地や倒木跡など森林が破壊された環境,とくに谷部に生育することが多い.
産地
天然記念物
標本
- 大竹市前飯谷(km-6020),阿多田島(mt-17170),宮島(yy-6575),広島市五日市(ts-960703),府中町憩の森(yw-4354),呉市二河峡(mt-11358),本郷町用倉(yy-6868)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- カギカヅラ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 46990
文献(出典)
- 関ほか(1975),井波(1985),土井(1983),広島市教育委員会(1988),鈴木・吉野(1990b),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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