植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter447

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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ヒコビアミニレターNo. 447(2015年9月28日)

 2015年9月27日の観察会は,山口県岩国市錦町の寂地峡で行われた.天気は晴れ.参加者は51名.寂地峡案内所の駐車場に10時に集合.寂地峡を含む周辺の地域は昭和44年に西中国山地国定公園に指定されている.渓谷の入口付近はキャンプ場として整備されており,海抜430 m付近にミズナラがあったので驚く.寂地峡はツガを主体とする樹林であるが,渓谷の岩場にはイワタバコナメラダイモンジソウコウヤコケシノブなどが多数見られ,ヤマグルマゲンカイツツジも確認された.渓谷の上部には2つのトンネルがある.これは伐採した木材を搬出するために作られたもので,ケヤキスギツガなどが搬出されたとのことである.トンネルから上流部はクリトチノキサワグルミミズナラミズメなどが見られる.落葉二次林で,アケボノシュスランエイザンスミレオオマルバノテンニンソウなどを見る.このような環境に生育するジュウモンジシダリョウメンシダはなぜか少なかった.帰路はトンネルを通り宇佐八幡宮へ.途中でダイセンミツバツツジヒメコマツを確認する.宇佐八幡宮には境内にスギウラジロガシの巨樹が見られた.最も大きなスギは直径が225 cmあった.駐車場付近でアサガラオオバアサガラの果実を比べながら帰路についた.

(Y. Yoshino 記)

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