植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter428

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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ヒコビアミニレター No. 428(2014年5月31日)

 2014年5月18日の第553回植物観察会は,山県郡北広島町の城岩山で行われた.天気は晴れ.参加者は38名.城岩山の登山口に10時30分に集合.広島駅の幹線口は工事中のため,バスを停めることができず,バスによる参加者はJR五日市駅南口に集合した.現地集合場所に集合時間より早く集まったので,豊原先生にミズナラコナラの生態的な特徴(差異)について説明を受ける.コナラは地域によって発芽時期が異なり,広島で栽培してもその性質は変わらなかったとのことである.登山道は雄鹿原の歴史の散歩道として整備され,カシワイヌツゲレンゲツツジコバノミツバツツジダイセンミツバツツジアオハダオオカメノキなどを見ながら登る.途中からブナが出てくる.この山の東側斜面には樹高20 m弱の落葉二次林が見られる.ひこばえがないことから,かつては放牧あるいは採草地として利用されたものが放棄され遷移したものと考えられる.林道は城岩への登り口まであった.山頂付近では ツルミヤマシキミハイイヌガヤエゾユズリハミヤマウズラチゴユリなどを見たが,山頂部はブナ林ではなかった.遊歩道に従って下り露岩の多い斜面に出る.この付近はブナ林がよく発達している.測定したところ,ブナは胸高直径62 cm,アカシデは37 cmあった.帰路はもときた道をもどった.

(Y. Yoshino 記)

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