植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter425

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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ヒコビアミニレター No. 425(2014年3月2日)

 2014年2月16日の観察会は,尾道市生口島のシトラスパーク瀬戸田と光明坊で行われた.天気は晴れ.参加者は40名.シトラスパークの駐車場に10時00分に集合.この施設は尾道と今治を結ぶしまなみ海道の開通に合わせて県が作った施設で,現在は無料で入れる.施設内には世界の柑橘類が栽培され,系統的に見ることができる.また,瀬戸田の製塩業の写真などもあり,興味深い.園内では植栽されたヒマラヤザクラ(花),フサアカシア(花)やセイヨウタンポポ(花),ミチタネツケバナ(花),スズメノカタビラ(花)などを見る.午後は,光明坊に移動する.このお寺は由緒のある寺で,県天然記念物の「御寺のビャクシン」を見る.幹が地上を這う様は龍神を彷彿させるものがある.周囲はミカン畑が一面に広がっている.背後の山は貧弱な二次林で,ヤダケコバノミツバツツジアカマツアベマキコウヤボウキコナラネジキや,常緑樹のウバメガシアラカシヒサカキナナメノキヤブツバキモッコクヒイラギシャシャンボなどを見る.その後,付近の善立寺まで歩く.この寺の境内には,直立したビャクシンの大木がある.文化財の指定は受けていないが見ごたえのある個体である.すぐそばの鐘楼の屋根にツメレンゲが多数生育しているのが印象的であった.

(Y. Yoshino記)

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