植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter413

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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ヒコビアミニレター No. 413(2013年4月30日)

 2013年4月21日の第537回植物観察会は安芸高田市甲田町の大土山で行われ,41名が参加,予報に反し晴天となった.標高530 mの大土山憩いの森駐車場から登る.湿地のハンノキはようやく開芽,山腹のアカマツコナラの林には,ソヨゴが多く,ヒサカキコバノミツバツツジが開花,オオウラジロノキエゴノキミヤマガマズミリョウブなどが開芽.標高670 mから尾根沿いの土塁の上を歩く,ヒノキ植林内には植物が少なく,路傍のイヌツゲにはシカの食跡が目立つ,ウグイスカグラクロモジヤマザクラタチツボスミレが開花.729 mの三角点から800 mの山頂まではアカマツ・落葉樹林で展望は無い.タカハシテンナンショウと思われるものが各所に開花,キシツツジもあるが未開花.山頂の日陰には残雪があり,ミズナラカシワは開芽していないがヤマヤナギの花は終り頃.下りの平坦地はコアナミズゴケのある湿地,ヤマドリゼンマイの芽が緩む.周辺に岩の多い林道を下る.典型的なクロマツがあり,アカマツと並んでいたが,どちらも花はまだ見えない,クマシデウワミズザクラカナクギノキが開芽,イヌガヤはシカによる食害が顕著,標高700 m以下ではウリハダカエデ(雄,雌),ナガバモミジイチゴミツバアケビヤマザクラが開花中,ホオノキヤマボウシは開芽,ノグルミは未開芽だが果実で判別できる.標高560 mで町道に到着した.

(H. Taoda 記)

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